広告

ウクライナ軍捕虜のロシア軍少佐が語る[ロシア兵の現実]

2023年8月23日


テレビを視聴するkawauso編集長

 

 

インターネット上で、ウクライナ軍に拘束されているとされるロシア軍少佐の動画が公開されました。この発言が真実か、またはウクライナ側のプロパガンダなのかは不明ですが、その中で語られる内容は、ロシア兵の実態についての一端を示しています。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



捕虜の身分と背景

紅茶一揆(イギリスの紅茶文化と戦車)

 

この動画に登場する捕虜は、自らをロシア軍1822大隊司令官、ユーリ・トモフ少佐と名乗っています。トモフ少佐は、ロシア軍支配下にあるウクライナ南部ドニプロ川東岸地域での攻撃作戦中に行方不明になったと報じられていた人物です。したがって、彼が実在の人物である可能性は高いでしょう。

 

 

士気の低さと部下の損失

徴兵から逃れをようと国外に逃亡を試みる日本人兵

 

トモフ少佐は、14分にわたる動画で、自身の指揮下の部隊が過去1年間で30%近くの兵士を失ったこと、また、ロシア兵は短期間で鬱状態に陥り、任務を果たすことが難しくなる状況にあったと語っています。これは以前から報告されている兵士たちの士気の低さと一致しており、その現実を物語っています。

 

 

変わる視点と真実の模索

世界史04b ウクライナの国旗b

 

 

トモフ少佐は、ウクライナ軍の捕虜になる前まで、ウクライナ軍をナチスやファシストと考えていたと述べています。彼はロシア政府のプロパガンダに惑わされていたが、実際にウクライナの人々と触れ合う中で、その誤解が解けたと語っています。この変化は、実際に敵と向き合い、異なる視点から現実を見つめ直す経験の一例と言えるでしょう。

 

 

真実かどうかの検証は難しいが、一定の示唆を与える

世界史01 ゼレンスキー風大統領

 

 

このような戦時中の情報は確証を得るのが難しい部分もあります。トモフ少佐の発言がどれだけ本当のことか、またウクライナとの取引による情報の歪曲が含まれている可能性も考えられます。しかしながら、彼が語る内容は、他の情報と整合性がある部分も多く、ロシア軍の実際の状態を一定程度示唆していると言えるでしょう。真実は明確ではありませんが、少佐の証言が、ロシアの侵略の実態に関する洞察を提供している可能性があります。

 

▼こちらもどうぞ

ウクライナ軍がウロジャイネ集落を取り戻す![その重要性とは?]

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-外部配信