ウクライナのゼレンスキー大統領は10月4日、海外メディアの取材に答え、反転攻勢の遅れについて、地面に地雷が多く埋没し、侵攻の足を止めている点や武器や弾薬が不足している点、特に防空が大きく足りないことを問題視しました。また、ゼレンスキー大統領は、反転攻勢ばかりではなく、ロシア軍の無差別ミサイル攻撃の犠牲になるウクライナ住民を守る為にも防空兵器が必要不可欠だと答えています。
冬を迎え、ロシア軍の遠隔攻撃が強化される恐れ
ウクライナに寒さと雨が続く冬が近づくなか、すべての民間人と兵士が新たな困難に直面する可能性があります。ロシア軍は直接攻撃を控える一方で、ミサイルのような遠隔攻撃を激化させる可能性があり、それらの威嚇攻撃からウクライナを守る為に、支援国に武器の支援、特に防空兵器の支援を求めていると考えられます。
嘘つきプーチンと対話は無駄
海外メディアにロシア政府との交渉の可能性について質問されたゼレンスキー大統領は、プーチン大統領は誰とも交渉する能力を持たない嘘つきだと指摘、プーチン大統領が、国連のグテーレス事務総長やトルコのエルドアン大統領と約束した後で、黒海からの穀物輸出に関する協定から平気で離脱した事を槍玉に挙げました。
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