この記事の目次
キングダム827話ネタバレ「個の武の限界」
洛亜完は余裕をもって戦況を見ています。彼の眼には騰の個人の武力もそろそろ限界に見えていました。そんな時、飛信隊と博王谷が激突している遠くの戦場から大歓声があがります。洛亜完は博王谷が李信を討ち取ったのだと楽観的な見通しを示しますが、同時に逆の可能性も考慮。最悪の事態に備えて、特殊騎兵「月光」を出陣させて騰の首を狙います。
余計な事
特殊騎兵月光の活躍で騰の本隊はいよいよ危うくなります。それを知った隆国の配下の将軍は、自分が捨て石になるので騰様を助けて下さいと隆国に進言します。しかし隆国は「余計な事はするな」と申し出を断ります。隆国は騰が苦戦しているのは、そう見せる事で洛亜完の注意を引き付けているのだと直感しているようです。
遺産の存在
騰もまた、独立して部隊を率いて以来、経験した事がないピンチだと感じつつも、それでも、王騎が残した遺産は盤石だと確信します。王騎の遺産、それは、李信、隆国、録嗚未、干央のような無数の修羅場をくぐって戦場の勘を磨いた者達でした。洛亜完は天才ですが、20年も大きな戦から離れ、その勘を培う事が出来なかった。その為に中華を揺るがす英傑にはなり得なかったと騰は断言しました。
【次のページに続きます】