大人気春秋戦国時代漫画キングダム。第830話では洛亜完の敗北を受けて大混乱に陥る新鄭の様子がクローズアップされました。戦場を知らない新鄭の王族は韓軍の退却にパニックとなり、醜い罵り合いや責任転嫁を始めました。これから韓はどうなっていくのか?それでは行ってみよう!キングダム830話がキターーー!
※この記事にはキングダム830話のネタバレが含まれます。
この記事の目次
キングダム830話ネタバレ「寧姫の衝撃」
さて、韓の勝利を願い新鄭に帰ろうとする寧姫の馬車に馬のひづめの音が近づきます。何事であろうと窓を開けさせる寧姫ですが、その正体は洛亜完の敗北と博王谷の討死を告げる韓の伝令の兵士でした。たった一日での退却に寧姫も衝撃を受けました。
恐怖と責任転嫁と罵り合い
さて、同じく伝令の報告が新鄭に入ると韓の貴族たちのパニックは寧姫の比ではありません。洛亜完は持ちこたえて東沙平原で陣を敷き直した事が伝えられても、新兵だらけの秦にどうして韓の精鋭が敗れるのか?と今さら言っても仕方ない事を繰り返したり、洛亜完を呼び戻して新鄭を守らせろと言ったり、果ては開戦を決断した張宰相に「責任を取れ」と迫る王族もいました。
力のない韓王
張宰相でも統率を取れず見苦しく荒れていく朝廷の議論。そんな中でモブ群臣の誰かが、韓王の意見を聞こうと言い出します。すると今度は一斉に王に対してどうするべきか対策を求める韓の王族たち。しかし、韓王は建設的な提案も出せず、事態を治める事も出来ず、「議論を続けよ」と言うのが精いっぱいでその指は恐怖で小刻みに震えていました。寧姫はそんな力ない父の姿を見て落胆します。
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