この記事の目次
夏侯龍の手下
最短距離を走っている寧姫の前に夏侯龍の手下の治安部隊の騎兵が出現します。ここは王族以外は入れない決まりですが、すでに混乱の中で夏侯龍の職権乱用が進んでいるようです。間一髪で騎兵から隠れる事に成功した寧姫と侍女は、遠回りの道を選ぶしかありませんでした。
井蘭車を前へ
新鄭を包囲する秦軍でも次第に集中力が切れてきました。いつまでも戦闘開始命令を出さない騰に対し不信感が強まり、やむなく騰は井蘭車を前に出すように命令します。そして、すぐに降ろせるように右手を高く掲げました。
キングダム837話ネタバレ「あの鐘を鳴らすのは?」
ようやく寧姫は東龍の鐘の前に出てきます。それは思っていたよりは小さな鐘でした。鐘突き棒に手を掛ける寧姫ですが、ここで韓の180年の歴史を終わらせていいのか?という強い後悔の念に囚われてしまいます。自分が鐘を鳴らす事で韓を守って死んだ大勢の兵士の死は無に帰すのではないかと考えた寧姫は鐘を前にして座り込んでしまうのです。
韓王安が登場
そこにやってきたのが韓王安でした。ゲロ吐いたり、助けにきたりと忙しい王ですが、寧姫に全てを押し付けた事を後悔し、これは本来、王の仕事だと鐘突き棒を持って立ちます。しかし、ヘタレ王はやはりヘタレで、いざ、鐘を鳴らそうとすると、これまでの韓の歴史を終わらせる勇気もなく「フオオオオオー」と号泣して立ちすくみます。
【次のページに続きます】