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キングダム838話ネタバレ「夏侯龍」
東龍門が開いた事は王宮にも伝えられました。それを聞いて真っ先に切れたのは、やはり夏侯龍で何の落ち度もない伝令を斬り殺して「誤報だ!裏切り者」と喚きました。一方で張印は騰に頼まれた通り城内を回って韓が降伏した事実を告げて武装解除を呼び掛けます。新鄭の兵士は半信半疑でしたが、秦軍がすでに城内に入っているのを目の当たりにして徐々に武装を解除します。一方で、中々降伏を認めない兵士もいますが、騰は無理強いをせずに、降伏の事実を全体に伝える事を優先します。
西門の洛亜完
一方で東門の正反対の西門は洛亜完と彼の部隊が守備していました。降伏の話が西門に伝わると激しい拒絶反応が起きます。無理もないでしょう。ここの部隊は英呈と東砂で秦と激闘を繰り広げた遺恨深い部隊です。いまさら降伏するなら、死んだ仲間達はどうなるのかとやり場のない怒りが充満し、徹底抗戦の風潮が強くなります。しかし、洛亜完は明確な判断を下さずに沈黙していました。
北門と南門も開城
一方で、張印と騰による武装解除は進み、遂に北門の録嗚未や南門の隆国も城に入ります。秦軍のモブ兵は奇跡だと口々に言いますが現実主義の録嗚未は「まだ一山あるぞ、そのつもりでいろ」と警戒心を解いていません。新鄭は南陽とは規模が違い、王都でもあるので、そう簡単にはいくまいという考えでした。これで抵抗を続けているのは飛信隊が相対する西門の洛亜完の部隊だけになりました。
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