この記事の目次
キングダム841話ネタバレ「洛亜完GJ」
落ち着きを取り戻した新鄭では、騰が臨時の行政官となりますが南陽の時と同じく、玉座には座らず、王には冠を返し、行政官にはそれぞれの仕事を継続して担わせました。これは、秦から統治集団が派遣されるまでの措置ですが、洛亜完が反乱分子を未然に新鄭から引き離した事もあり、新鄭では小さなトラブルも起きていません。
大きな歪み
しかし、何事もなく平穏無事というわけではありませんでした。むしろ徹底抗戦していれば戦死したり、圧倒的な実力差を感じた事で諦める事が出来た反抗心が無血開城のせいでやり場のない感情になって一部の韓人を衝動的な行動に駆り立てていました。衝動的な行動とは自殺です。現在は秦の兵士が定期的に見回り、塀の上に立って危なそうな住民を見張っていますが、それでも監視の目をすり抜けて投身自殺する韓人は後を絶ちませんでした。
寧姫精神崩壊
そして、その重圧は王と2人で独断で降伏を決意した寧姫にものしかかっていました。韓の降伏以来、心身共に疲れ果てベットで寝起きする生活を送る寧姫の前で投身自殺が起きたのです。誰一人死なせたくない思いで降伏を決意した寧姫はパニックになります。侍女が善意で「どうしても韓の滅亡を受け入れられない一部の韓人がおこなっている事です」と言うと、寧姫はブロロロローと吐いてしまいます。メンタルが強いんだか弱いんだかわかりません。
【次のページに続きます】