あー、、Gwも関係なく働いているkawausoです。
今回は、kawausoが常々考えているアイデアについて書きます。
こう見えてもkawausoは歴史オタクで一番関心があるのは幕末
調べていて面白いのは、昭和初期の日本です。
昔、探偵小説もどきの作品も書いていたので、昭和戦前期を
随分調べていて、戦後とその風景が酷似している点と
大きく違う点がクッキリ出ているのが楽しいものでした。
例えば、自動車の停め方一つにしても
今は道路に横付けだけど、戦前期の写真を見ると、
道路に縦に付けていたりする。
ちょっと見ると日本じゃあない雰囲気なのね。
日本に似た異世界みたいで書いていて楽しいわけ
※編集長のぼやきは毎週水曜日の更新です。
前回記事: kawauso編集長のぼやきVol.4「三国志はオモチャだ!」
関連記事:kawauso編集長のぼやきVol.3「諦めるとは」
昭和戦前の小説を書いて苦戦した事・・
でも、昭和戦前期の小説を書くのは大変なのよ。
アイデアがどうこうではなくて、時代考証が大変。
当時は、どんなモノを食べていたのか?
どんな衣服を着ていたのか?
学校の制度は、今とどこが同じでどこが違うのか?
道路事情はどうなっていたのか?
当時施行されていた法律は?
賃金の単位は、出回っている紙幣や硬貨は?
ほとんど他国を調べるレベルにその辺りを調べるのが大変
それだけで、何か月も掛かったのよ。
まあ、書くには書いたんだけど、
それで分かった、どうして昭和戦前期を舞台にした
小説が少ないのかという事が、、
調べるのがメンドくさいんだよ、
メンドくさいから数が少なく
それゆえに大当たりする小説がなく需要もない。
戦国と幕末は小説を書くのにベスト
逆に戦国時代や幕末は小説を書くのにはベストな環境だ。
沢山の作品が出たし、ヒット作も山のようにある。
ヒットが出ると便乗して関連書籍が多く出現するから、
資料集めも非常に容易になる。
そうなると、二匹目のどじょうを求めて、
同じジャンルの二番煎じが山のように出てきて、
良くも悪くもジャンルとして普遍化するわけ
だから戦国時代を舞台にした小説は
飛鳥時代や鎌倉時代を舞台にした小説よりも、
何倍も書きやすい。
面白い面白くないは別としてね
三国志小説スタートアップキットを造りたい
でも、三国志ってメジャーな割には資料集めが楽じゃない。
すべて調べたわけじゃないから、
どこかに「三国志小説を書こう」という書籍があるかも知れないけど
編集長はお目にかかった事がない。
実は、編集長は三国志の輜重に興味があって、
名もなき輜重隊を主人公にした小説を書きたいと常々思うけど
その資料を集めるのがとても大変だ。
その筋の大家の本を買えば書けるかも知れないけど
あーいう本は一冊でウン万円もするからね。
アマチュアで「三国志小説を書いてみよう」という人には、
敷居が高すぎると思う・・
もし、「この1冊で三国志を舞台にした小説が書ける」という本を
出版できたら、それこそバカ売れするんじゃないかな・・
kawausoが、古代中国の暮らし図鑑とかの記事を書いているのも
ゆくゆくは、それを集めて
「三国志小説スタートアップキット」を作成して、
1000円位で売り出して、大儲けしたいんだよ。
三国志世界に残された知識の不平等を解消したい
日本各地の大学なんかでは、研究結果を、
リポジトリという形でPDF化してインターネットで無料で公開してたりする。
歴史なんかもかなりの数あって絶対に市販されなさそうな
マニアックな研究もあり、編集長も重宝しているけど
知識は惜しんだらダメで、どんどん開放していくことで、
その知識に触れる事ができる人口をどんどん増やすといいんだよ。
そしたら、吉川英治なんか霞む位のものすごい三国志小説の書き手が
誕生するかも知れないし、そうなれば、三国志業界も活性化する。
一人で三国志知識を独り占めして悦に浸るよりは、
遥かにプラスが多くなると思うんだな・・
ま、kawausoが書かなくても、誰かが出してくれるなら
大歓迎なんだけどねーーー
んじゃあ、また来週~!
※kawauso編集長のぼやき、次回は5月16日の更新です
関連記事:kawauso編集長のぼやきVol.1「情報受け身社会」
関連記事:kawauso編集長のぼやきVol.2「サービス精神」