はじめての三国志TVをご覧の皆様今週も1週間お疲れ様でした。今回のお疲れキャラは呂布です。
呂布はわりと大雑把な人物で、ちょっとした事で怒るわりに、また、ちょっとした事で機嫌が直る人でした。西暦195年陳宮の指図を受けて、郝萌が呂布に叛いて真夜中に下邳に攻め込んだ時の事です。
呂布は愛人とウヒョ!の途中だったのか科頭担衣(無帽で上着を肩に担ぐ)で婦人の手を引いてトイレの壁を下りて脱出そのまま都督の高順の軍営に入ります。ここで高順が叛いたのは郝萌と推理し軍を率いて郝萌軍を撃退しました。
その後、郝萌の部下の曹性はにわかに郝萌を裏切り襲い掛かって肘を斬り自分も負傷します。これもあって高順は、剣を使えなくなった郝萌を討ち取る事に成功しました。
曹性は呂布に「郝萌が呂布将軍を討とうと何度も言うので僕は呂布将軍は神懸かっているから討つ事など出来ないと言ったんですゥ~でも、郝萌が凶行に及んだのでもう、ボクは信じられないというか呆れると言うか~」とおべんちゃらを並べますが呂布は、褒められていい気分になり「曹性は勇者である」と言うや手厚く傷の手当てを受けさせ傷が癒えると郝萌の軍勢を率いさせました。
最大限好意的に解釈すると呂布は楚漢戦争の項羽と同様で勇気のある者が大好きでそういうヤツを見ると許すという癖があったのかも知れません。