はじめての三国志TVをご覧の皆様、今週も1週間お疲れさまでした。今回のお疲れキャラは諸葛亮です。
戦争下手とされる諸葛亮ですが、部分部分を見るとなかなか冷静な対応をしている所があります。
例えば劉備の死後、南中で雍闓の反乱が起きますが孔明は、今は劉備の葬儀が終わった後だからと言い、急いで討伐軍を派遣しようとはせずに鄧芝を呉に派遣して関係改善を図りました。
なんてことはない対応に見えますが、これは諸葛亮が南中の雍闓が孫権を当てにして反乱を起こしている事を見抜いたためと考えられます。あわてふためいたりせずに反乱はひとまず置いておき呉との国交を回復させ雍闓を孤立化させてその後に徐に討伐するわけです。
並の指導者なら劉備から引き継いだ権力が動揺するかと恐れて真っ先に南中に討伐軍を派遣して返って孫権に足元を見られたでしょう。やはり諸葛亮は並の人物ではなかったのです。