募集期間:2021年2月(1週間)
皆さんご存知、三国志の英雄の一人、蜀の皇帝・劉玄徳。その劉備も生まれながらにして皇帝だった訳ではありません。
数々の度の果てに、その道に至った劉備……その劉備のどの時代が好き?
皆さんのコメント共にご紹介していきましょう!
傭兵時代の劉備
「傭兵時代だなあ。新しい時代の幕開けって感じがしてわくわくする」
「武人劉備が好きだから傭兵時代」
「『傭兵時代』ただの農民が悪から国を救うために戦う」
引用元:はじめての三国志TV
傭兵時代と言えばまだまだ駆け出しも駆け出し、天下なんてまだまだ夢のまた夢。ですが確かに夢を抱き、未来を夢見て、明日へ駆けて行ったあの始まりの日々。この男が何れ三国を率いるなど一体誰がこの時に思ったか?
物語の始まりのワクワクドキドキ期間ですね。
徐州牧時代の劉備
「呂布と曹操と劉備の徐州争奪戦めっちゃ好き!!」
「徐州時代かなぁ。「夢に向かって必死に努力してる姿」に人間味を感じる」
引用元:はじめての三国志TV
流浪の果てにあちらこちら、そんな中でやっと手に入れたと思ったのが劉備の徐州。
この後、呂布に取られたり仲直りしたりやっぱ決裂して曹操を頼り、曹操&劉備で後漢末期の最強武将といってもいい呂布を破ります。波乱万丈ではありますが、この必死な戦いの連鎖を乗り切っていく劉備の時代、やはりたまらないものがあります。
漢中王時代の劉備
「最初で最後の直接対決となった漢中の戦いの勝利から、王位に就いた頃までが劉備のピークだと思います。劉備と法正もまたひとつの水魚の交わりだったのかなーと」
「劉備玄徳にとって人生最良最強の頃の漢中王の時代。蜀地・荊州・漢中に、5将軍無双・漢帝国開祖の劉邦が宣言した名称の宣言に、最強の軍師の孔明の指揮」
引用元:はじめての三国志TV
曹操と劉備、天下に英雄はただこの二人、そう言われた二人の真っ向からの直接対決!
しかもこの時の勝者は劉備、漢中を手に入れて劉邦に倣って漢中王を名乗る熱き時代、法正へのコメントも熱さを感じます。
ただ、漢中王時代は関羽を失い、そこから……ということを考えるとどうしても「悲しい」と思うコメントも見受けられました。華々しさと、そして不安と悲しさ、両方を感じさせる時代なのかもしれません。
皇帝時代の劉備
さて皇帝時代、やはりあまりこの時代の劉備は……という意見も多くありました。「大後悔時代」と例えている人もいましたね。しかし、こんなコメントも発見することができました。
「死ぬ直前の劉備かな。白帝城でのたぶんやりきれてない気持ちと残された者達に自分を非難しつつ、我のようになるなと諭した劉備は最後が最も人として完成していたのかもしれません」
引用元:はじめての三国志TV
三国志演義では特に悲痛なこの場面。全てを悔やみ、哀しみ、寂しくも……それでも劉備の最期は、英雄の最期だったと思います。個人的には桃園の誓いを思い出し、そして涙する、思い出深いシーンでもあります。
学生時代の劉備
「劉備は人畜無害な学生時代が一番」
引用元:はじめての三国志TV
学生時代、コメントして下さった方がいたようにお洒落さんで周囲にいつも人がいた劉備。肝心な勉強は結構疎かで楽しく日々を過ごしていたようですが、もしかしたらこの時に多くの人に囲まれていたからこそ、劉備は後にあの人物眼を得たのかもしれませんね。
そう思うとこの時の劉備こそが……寝っ転がった龍、だったのかも?
三国志ライター センのつぶやき
今回のアンケートでは「どの時代」ということで、いくつかの時代が提示されていました。提示された内容だけでなく、天下三分、劉表から劉璋時代など、色々な細分化時代をコメントして下さった方々もいました。中には「令和の劉備」が見たいという人もいて……とても楽しく見させて頂きました。やはり劉備もまた英雄、その瞬間瞬間が多くの人々の眼の奥に焼き付いているのだと、確信した筆者でしたとさ。
どぼーん!
参考引用:はじめての三国志TV