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「三国志怪奇」白い犬を自分だけみたら死んでしまった応璩

2022年5月27日


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魏の占い師・周宣(しゅうせん)

 

三国志には人相見が登場します。朱建平もそうで曹丕に招かれて様々な人の人相を見て寿命を言い当てるのですが、その中に気になる文言があるのです。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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予言をされたのは応璩という人物

 

その予言をされたのは応璩という人物で朱建平が言うには「あなたは、六十二歳で侍中の位に就かれますが、その時に災難がありましょう。それよりも1年前にあなただけが一匹の白い犬を見て、他の者は見ないという事がありましょう」

 

宮中で宿直していた時にふと白い犬を見かけた応璩

応璩 三国時代の魏の文人

応璩は朱建平の予言より1年早く六十一歳で侍中になるが、宮中で宿直していた時にふと白い犬を見かけたので、後で人々に聞いてみますが誰も見た者はいなかった。

 

応璩は何かを悟り、しばしば客を集めた

 

以後、応璩は何かを悟り、しばしば客を集め、たて続けに地方を旅行し山河を見て回り酒を飲んで楽しみに耽り予言を一年過ぎて六十三歳で死んだ。たったこれだけなんですが、白い犬を自分だけ見て、他の人が見なかったらそれが死のサインみたいな感じがして怖くないですか?

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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