2022年12月18日放送の鎌倉殿の13人最終回OPで衝撃のお披露目?を果たした松潤演じる徳川家康。大河のバトンタッチとして理想的な繋ぎとなりましたが、そんな松本潤さん演じるNHK大河ドラマ「どうする家康」が来年1月8日から放送されます。撮影を体験して松本さんは、どんな感想を持ったのでしょうか?
これが大河か…
松本さんが最初に感じたのは、NHK大河ドラマの知名度と重みだったそうです。それこそ家康役が決まってから、街を歩くと「家康公やるんだって?」と複数の人に声をかけられ、馬術や鷹狩りのような戦国時代ならではの素養も身に着けて撮影に臨む。この圧倒的な知名度と主役の重みに「これが大河か…」としみじみ感じたとか
演じてみた家康は?
家康を演じてみてどうでした?という質問に松本さんは「やっぱり厳しい時代を生きている人ですよね。自分が望まなくても、そういうことをしないといけないとか、望まなくても人にそうされてしまう。特に今撮影しているのは若い頃なんで、思い通りにいかない事が多くて、悲しんだり悔しがったりしているのがしばらく続くでしょうからね」とコメントしました。
確かに史実の家康は、同盟相手の織田信長の命令で正室と嫡男を殺す羽目になったり、自分を頼ってきた伯父を殺したり、望んでもいない事をしないといけない場面が多く出てきます。
三河武士との団結で哀しみを乗り越える
しかし、打ちひしがれる家康は決して一人ではありません。徳川の家臣団や周囲の人々が寄り添って家康を支えます。松本さんは「その中で救いを見つけたり、自分達の解決策を見つけていくというのが前半の見せ場になってくるので、そこを現場の皆と丁寧につくっていけたらいいな」とコメントしていました。
弱虫家康が仲間と困難を克服する物語
徳川家康は、天才肌の織田信長やバイタリティに溢れる豊臣秀吉に比較して、平凡な人物というイメージが昔からあります。ドラマは平凡を通り越して弱虫家康から開始されますが家康は決して一人ではありません。家康に限らず、人は皆弱いものですが、だからこそ仲間を求め、思いやり、時には激しくケンカしながら絆を深めていき、時として大きな事業を成功させるのです。今回のどうする家康は「どうする」の連続になると思いますが、それを家康1人ではなく、仲間との協力で乗り越え、答えを見つけていくお話になるかも知れませんね。
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