総理になって1年3ケ月が経過し、いよいよ結果を出す局面がやってきている岸田総理。昨年はコロナ対策の後手後手や、安倍元総理の性急な国葬に対する世論の反発。さらに安倍総理暗殺事件に関連して浮上した世界統一平和連合(旧統一協会)と自民党代議士の蜜月関係が続々と明らかになり、不支持率が65%と支持率にダブルスコアをつけています。そんな岸田総理が過去に尊敬していた人物として徳川家康を挙げている事が分かりました。
ニッポン放送にて徳川家康を尊敬と発言
岸田総理はニッポン放送の番組で尊敬する歴史上の人物を訪ねられ、5~6年前に山岡荘八の小説「徳川家康(全28巻)」を通読し、織田信長や豊臣秀吉にいじめられつつも耐えて天下を取った家康に自分を重ね合わせて共感するところがあったとコメント。しかし、同じ家康でも関ケ原の戦いの後は、説教好きで権謀術数に明け暮れる存在になってからは好きではないとして、同じ人物でも時期によって評価が変わる人間は多面的だなと感じたと付け加えました。
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鎌倉殿の13人もほとんど見た
また、岸田総理は最近のドラマでは鎌倉殿の13人がお気に入りで、「ほとんど見た」との事、そして凄惨な展開が多かったドラマを見て「私も暗殺されないように注意しないといけない」と自虐したり、主役の北条義時を演じた小栗旬に対して若い時と年を取ってからでは雰囲気が随分変わった、人間って複雑なんだなと思ったと答えていました。
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