テレビをつけるとニュースは毎日コロナの事や増税、汚職、不景気の話ばかり、2023年になっても良いニュースは1つもなく、ますます日本が貧しく暗くなるばかりとお嘆きのあなた!こんな酷い状況でも、日本が世界一のものは、まだまだあるのです。今回は暗い世相を明るく照らす、日本が世界一のものを6個紹介しましょう。
世界一売れている自動車はトヨタカローラ
世界で一番売れている自動車はトヨタのカローラです。1966年のリリース以来、カローラはモデルチェンジを繰り返しながら売れ続け2021年で5000万台に到達しました。驚くべきは2020年に売れた自動車のランキングで、1位がトヨタカローラ、2位がトヨタRAV4、3位がFシリーズフォード、4位が「CR-V」ホンダ、5位が「シビック」ホンダとベスト5の中で4車種が日本車でした。
世界一金の含有量が多い菱刈鉱山
黄金の国ジパングの伝説はまだまだ生きていました。1980年代に鹿児島県菱刈で発見された金鉱脈、菱刈鉱山は年間6トンの金を産出しています。そして、菱刈鉱山の世界一は、1トンあたりの金の含有量で、通常の鉱山で岩石1トンあたり平均5gの所、菱刈鉱山は8倍の40gの金が採れるのだそうで、金含有量は世界一です。また、有名な佐渡金山と比較しても菱刈鉱山の金の埋蔵量は圧倒的に多く今後20年は、安定して金を供給できるほど鉱脈が残っているのだそうです。
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世界一長い木造橋、蓬莱橋
蓬莱橋は「越すに越されぬ」と謳われた大井川に架かる橋です。橋の全長は897.4mでや・く・な・しの語呂合わせから長生きの橋とも呼ばれています。平成9年12月30日づけで「木造歩道橋として世界一の長さ」とギネス認定され、富士山と茶畑の光景が、日本的なので時代劇のロケにも多く使用され、なんとなく見た記憶がある人も多いでしょう。
しかし、意外な事に蓬莱橋の架橋は明治12年で江戸時代には存在していませんでした。また、時代劇で映る茶畑も明治維新後に職を失った幕臣が仕事として土地を開いて築いたもので、こちらも江戸時代には存在しないのです。現在の蓬莱橋は、昭和40年に架け替えされたもので、橋脚こそコンクリートパイルになっていますが、梁の上に3本の台持木を置いて桁木、均し木を乗せて板を繋いでボルトで留めるという構造は昔のままです。
じつは日本が世界一のものベスト6、後半に続きます。
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