アニメ化に続き、ついに山崎賢人を主役の信に抜擢して実現したキングダムの実写化、ずっとキングダムを追ってきた、はじさんとしては、公開まで待ちきれません。そこで、気になる実写版はどんな出来か?どんな内容かについて、今から、大予想してみました。
前回記事:【祝】 山崎賢人主演で漫画「キングダム」実写化!キャスティングを大胆予想
この記事の目次
実写動画から斬る キングダムはつかまされないか?
いかにキングダムとは言え、私達ファンは、これまでも多くのアニメ実写で、その原作の冒涜とも言うべき悲劇に遭遇しています。それは、例えば、ハリウッド版、ドラゴン○ールであり、北○の拳であり邦画のキャシ○ーンであり、ガッチャ○ンだったりします。実写動画を見るだけで悲鳴に包まれた、あの惨劇がキングダムでも繰り返されるのか?実際に10周年記念、実写動画を見てみました。
キングダムを理解している良質な実写動画
動画は2分52秒という、駄作ならボロを出すのに十分な尺があります。さて、最初に登場するのは、力尽きて地面に倒れている信です。血まみれで、今にも息絶えそうな信は、落ちている剣に手を伸ばします。そこで、幼き日の漂(ひょう)と信(しん)の映像が流れます。叶う筈もない度外れた夢、天下の大将軍になると誓いあった兄弟のような間柄の二人です。
しかし、次の動画では、血だらけの漂を抱えて、悲しみに震える信が登場します。秦王政(せい)の身代わりとして漂は致命傷を負い死んでゆくのです。
漂の最後の遺言、俺を天下に連れて行ってくれ・・が倒れた信に力を与えます。
「こんな所で終わるわけにはいかない!!」
信は再び、剣を片手に立ちあがります。力強い印象的なシーンです、監督はキングダムを理解していると直観しました。そうキングダムとは不可能とも思える大将軍への巨大な壁を、信が仲間達と共に、多くの犠牲を出しながら、登り詰める物語なのです。
脇を固める 羌瘣(きょうかい)、そして龐煖(ほうけん)のキャストが凄い
いくら、VFX技術が進歩しても、映像処理技術が進んでも、下手くその演技は分かってしまうのが、映画の面白い所、特にキングダムでは、直情馬鹿の信の副官として、武術の達人、羌瘣が登場します。もし、ただのアイドルが、その役を演じてしまうと、ワイヤーに吊られた感満載の駄作が出来てしまうでしょう。しかし、羌瘣役の山本千尋は、現役の太極拳の選手であり、長拳、槍術、剣術でも優勝している実力者で、
動画でも、舞うような美しい羌瘣の動きを再現していました。
関連記事:キングダムの羌瘣(きょうかい)は実在したの?飛信隊の美女にはモデルが存在した!
関連記事:秦国の六虎将軍・李信の妻となるのは誰かを大胆予想!羌瘣?それとも河了貂か?
武神で化け物のような強さを誇る龐煖の配役は!?
また、映画の最後の敵役になる龐煖には、身長185センチのハーフタレント、五城健児が抜擢されています。龐煖は武神で化け物のような強さという性質上、かなりの特殊メイクで五城さんの顔は確認でできないですが、体を鍛えて、仮面ライダーに出演するのが夢という辺り、動きは期待できるかも知れません。
【次のページに続きます】