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【九州三国志】『三國志』は中国だけじゃない!日本の三国志事情 Part.1




三国志 麻雀

 

三国志といえば皆さんは魏・蜀・呉の三国が中華の覇権を争った時代の事を言います。

しかし中華にだけ三国志があったわけではありません。

日本にもこの三国志に似たような状況があった事をご存知でしょうか。

日本の戦国時代の九州地方にも三国が並びたち、

九州の覇権をかけて戦っていた時代がありました。




日本の三国志っていったい何

孫権日本

 

日本の戦国時代、九州地方は豪族が並びたちます。

その中でも勢力を拡大した三国が拮抗し、九州の覇権を争います。

三国が争っていることから「九州三国志」と

しばしば言われている事があるのをご存知でしたか。




九州三国志とは

鹿児島

 

九州三国志とは肥前(ひぜん)・肥後(ひご)に加え、

筑前(ちくぜん)・筑後(ちくご)の半国

(現在の長崎県・佐賀県・熊本半国・福岡半国)などを

勢力下におさめた肥前の熊と言われた竜造寺(りゅうぞうじ)家。

豊前(ぶぜん)・豊後(ぶんご)を勢力下におさめ、

筑前(ちくぜん)・筑後(ちくご)の半国を加えたキリシタン大名である

大友(おおとも)家。

最後に薩摩(さつま)・日向(ひゅうが)・大隅(おおすみ)(現在の鹿児島県全域)

の国を治め、日本一の強さを誇った薩摩隼人(さつまはやと)を率いる島津家。

この三国が九州統一の覇権をかけて戦いを繰り広げたことから、

九州三国志と言われています。

 

肥前の熊・竜造寺隆信ってどんな人

竜造寺隆信 wiki

(画像引用元:wikipedia 龍造寺隆信)

九州の三国を紹介しました。

次に九州の覇権を争った大名の紹介をしていきます。

まずは肥前の熊と言われた竜造寺隆信(りゅうぞうじ)をザクッと紹介していきます。

竜造寺隆信を一言で表すと冷酷非道な人物です。

隆信は爺様の跡を継ぐことになりますが、

幼少期に一度、竜造寺家を滅ぼされている事から周りの家臣や豪族達を信じませんでした。

そのため、少しでも疑いのある家臣をすぐに処断しておりました。

彼の冷酷非道さを伝えるエピソードがあります。

竜造寺家を助けてくれたある豪族が敵である島津家に内通していた事実が判明。

隆信は激怒し、その豪族を宴会に誘い出して殺害します。

その後処断した豪族の一族全てを殺害し、反乱を起こす可能性を断ちます。

恩がある豪族でも容赦なく殺害する隆信の冷酷さがうかがえます。

しかし竜造寺家が再興された時、

豪族と同じくらいの勢力しか持っていなかった小大名でしたが、

隆信が竜造寺家当主となると冷酷非道な君主であったが、

勢力を一気に拡大した事は事実であるため、彼の評価には賛否両論があります。

竜造寺家は三国志の立ち位置でいうと呉に近いと思います。

 

キリシタン大名で一時は九州最大の勢力を誇っていた大友宗麟

大友宗麟 wikipedia

(画像引用元:wikipedia 大友義鎮

 

九州最大の勢力を築き九州三国志の中でも最強であった大友家当主である

大友宗麟(おおともそうりん)。

彼は戦国時代では数少ないキリシタン大名として有名な人物ですが、

彼が大友家を継ぐ際、家督争いが勃発。

弟と母を殺害して大友家の当主となります。

当主となってからは家臣の裏切りなどが起き、厳しい状況に幾度も立たされますが、

その苦境を乗り越え、大友家の地盤を固めます。

宗麟は大友家の地盤を固めた後、筑前・筑後に勢力を拡大し、

九州地方における覇者として君臨することになります。

読者の皆さんが知っている中国の三国志でいうと魏の立ち位置です。

 

九州最強の兵を抱える南九州の雄・島津義久

島津義久 wiki

(画像引用元:wikipedia 島津義久)

 

薩摩(現在の鹿児島県)を本拠地として、薩摩隼人と言われる精強な兵を持つ

島津家当主・島津義久(しまづよしひさ)。

彼は幼少期おとなしく控えめな人でした。

しかし祖父から「薩摩・大隅・日向を治めることのできる人材はこの子だ」と

幼少期からすでにその才能があり期待をかけられておりました。

父貴久(たかひさ)が亡くなると、島津家の当主として君臨。

彼には四人の兄弟がおり、

次男義弘(よしひろ)は勇猛果敢で、戦略に優れ、

戦の総大将にふさわしい能力を持っておりました。

三男歳久(としひさ)は智謀に優秀で、

四男家久は戦術に優れておりました。

兄弟4人は協力して島津家の勢力拡大に励んでいきます。

三国志でいうと蜀の立ち位置に近いかもしれませんね。

【次のページに続きます】




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