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三国志時代には馬に乗りながら一騎打ちができなかった!?その理由とは?

一騎打ちをする太史慈と孫策


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呂布VS劉備三兄弟

 

コーエーのシュミレーション三国志の醍醐味といえば一騎打ちです。

お気に入りの武将を育てて関羽張飛呂布などの強い武将達と一騎打ちをさせるのが

いちばんの醍醐味と言えるでしょう。

また三国志系の漫画でも必ずと言っていいほど馬に乗りながら一騎打ちのシーンが出てきますね。

しかしこの馬に乗りながら一騎打ちを行っている姿は全てフィクションだったと知っていましたか。

 

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馬に乗り始めたのはいつからなのか

騎馬兵にあこがれる歩兵

 

三国志の時代には色んな武将が騎馬に乗って颯爽と駆けている姿がアニメやドラマなどで

描かれていますが、そもそも馬に乗る文化が出来上がったのはいつごろなのでしょうか。


春秋戦国時代の趙の武霊王によって馬に乗る文化が形成された

赤兎馬と武霊王

 

馬に乗って戦場を駆け巡る騎馬隊と言われる物が出来上がったのは、

三国志よりも前の時代の春秋戦国時代からです。

春秋戦国時代の趙(ちょう)王である武霊王(ぶれいおう)は、

異民族の騎馬隊と服装に目をつけて自国の臣下達や兵士達に、

異民族が着ている服を着せて、騎射を行うように命令して騎馬隊を作り上げます。

この制度を「胡服騎射(こふくきしゃ)」といいます。

この制度をきっかけにして中国の人々が徐々に馬に乗る文化が出来上がります。

しかし戦いにおいては歩兵や戦車の技術が向上していたので、

他国はあまり騎馬隊というものを作りたがりませんでした。

また武霊王が騎馬隊を作り上げた時の中国の諸国は、

この馬に乗る文化は異民族の文化で文明を持っている中華の人間は、

胡服を来て馬に乗るものではないとの理由や馬を育成するのに多大な費用がかかることから、

騎馬隊はあまり他国で作られることなく従来通り戦車や歩兵、弓兵を中心とした戦いが、

繰り広げられて行くことになります。

 

関連記事:無敵の騎馬軍団を初めて軍に取り入れた趙の武霊王

関連記事:赤兎馬(せきとば)が活躍できたのは武霊王のおかげ


武帝の時代から本格的に騎馬隊が作られる

騎馬兵 三国志

 

前漢の武帝の時代にはなると騎馬隊が本格的に作られるようになります。

その理由は匈奴(きょうど)がいたからです。

武帝の時代中華の河北全域を匈奴が領土としておりました。

武帝はなんとかして中華の領土から匈奴を追い出して漢民族による統治を目指したいと考えて、

あれこれ思案します。

武帝が匈奴を中華の領土から追い出そうと考えていた時一人の将軍が出現。

将軍の名前は衛青(えいせい)といいます。

彼は匈奴の強さは騎馬隊の機動力にあると考え武帝に

「漢軍にも機動力を持った騎馬隊を作って対抗しなければ匈奴に勝つ事ができない」と

進言します。

武帝はこの進言を採用して騎馬隊を作って匈奴軍に対抗することを決断。

その結果匈奴から国土を防衛するために歩兵を中心としていた漢軍でしたが、

この騎馬隊を取り入れたことにより、漢軍の中にも騎馬隊が作られていきます。

そして衛青や霍去病(かくきょへい)らの優秀な将軍が騎馬隊を活用して行ったことがきっかけで、

匈奴軍は長城以北へ逃げていくことになります。

この時の騎馬隊は鐙が発明されていなかったので、裸馬に乗って攻撃しておりました。


武霊王時代の騎馬隊の攻撃方法

騎馬兵 騎馬軍団

 

古代中国史のアニメや漫画に騎馬隊で鋭く敵陣へ突撃を行い、

馬上で矛や刀などを振り回して戦っている姿が描かれております。

しかし実際はどうだったのでしょうか。

まず武霊王の時代では胡の服を来て馬に乗って、騎射を行っておりました。

その為騎馬隊の主な攻撃方法は馬に乗って馬上で弓矢を敵に向かって射る攻撃方法が

一般的でした。

この攻撃方法を行うにも血の滲むような訓練をしないとできなかったと思われます。

また剣や矛を裸馬に乗って振り回すのは、

馬上で踏ん張りが聞かないためほぼ不可能な攻撃方法でした。

もしかしたら超人的な古代中国人の幾人かは馬上で矛を振り回して戦っていた可能性が、

あると思いますがほとんどの兵士や将軍は馬に乗って弓で攻撃を行う方法が取られておりました。

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