ログイン | 無料ユーザー登録


呂布特集
姜維特集


はじめての三国志

menu

執筆者:黒田廉

島津家久(しまづいえひさ)とはどんな人?最大の戦果を挙げ続けた島津四兄弟の闘将




桃園3兄弟

 

劉備三兄弟は張飛(ちょうひ)関羽(かんう)が武で活躍し、

劉備はそのカリスマ性によって人を引きつけておりました。

この兄弟によって役割を分担するのは三国志の正解だけではなく、

戦国時代にもありました。

有名なのは戦国時代の薩摩(さつま=今の鹿児島県)を領地としていた島津家です。

島津家は四人兄弟で長男義久(よしひさ)・次男義弘(よしひろ)・三男歳久(としひさ)・

四男家久(いえひさ)です。

長男と三男が内政や外交など国の内面を担当し、

戦術や戦略面では義弘と家久が受け持っておりました。

今回は島津の武を担当していた島津家久(しまづいえひさ)についてご紹介しましょう。

 

関連記事:楽しみながら戦国時代のエピソードを学べる歴史マンガ3選

はじめての三国志全記事一覧はこちら




島津家の四男として生まれる

三国志 ろうそく 写真

 

島津家久は島津貴久(たかひさ)の四男として誕生。

青年期の家久をみた爺ちゃんから「お前は将来有望な戦術家になるだろう。」と予言されます。

この言葉は後にぴったりとあたっていることになります。

その後家久は初陣を果たした際、

敵将の首を槍で突き殺し若干15歳にして手柄を立てることに成功します。




ヒューマンハンターのプロ・家久くんの釣果1:沖田畷の戦い

 

家久は島津家の悲願である三州統一戦では大いに活躍。

さらに大友軍との九州の覇権をかけた耳川(みみがわ)の戦いでも活躍し、

彼の名前は九州全土の轟きます。

しかし彼の名前が一躍有名になったのは肥前のくまさん・龍造寺隆信(りゅうぞうじたかのぶ)

との戦いでしょう。

家久は島津軍を引き連れて島原半島に割拠している有馬氏が、

龍造寺家の大軍に攻撃されていることを知り、急いで救援へ向かいます。

この時家久が率いていた軍勢は5000~6000人ほどと言われております。

対する龍造寺軍の兵力は50000人ほどと言われており、虚飾が施されていそうですが、

数万の軍勢を率いていたのは間違えないでしょう。

島津の武を担当している家久は耳川の戦いで使った釣り野伏せという必殺の戦法を使って

龍造寺軍を撃破。

この時釣り野伏せに食いついた武将は竜造寺当主である隆信と

龍造寺四天王と言われる大将らを討ち取る大戦果ならぬ大釣果を挙げ大量でした。

この龍造寺VS島津の戦いを沖田畷の戦い(おきたなわてのたたかい)といいます。

この戦いによって家久の名前が九州全土に知れ渡ることになります。

 

ヒューマンハンターのプロ・家久くんの釣果その2:戸次川の戦い

島津家は沖田畷の戦いで大勝利を収めた後、

九州全土を統一するべく戦いを繰り広げていきます。

義弘と家久が島津軍を率いて九州全土を暴れまわっている中、

天下の大軍を引き連れて豊臣秀吉が九州征伐を行うとの噂が入ってきます。

島津軍は豊臣軍の攻撃が始まる前に九州地方を統一するべく、

島津家に抵抗する各大名へ激しい攻撃を行っていきます。

そんな中、豊臣軍の一番隊とも言うべき軍隊が四国から九州の豊後(現在の大分県)へ

乗り込んできます。

島津家は四国軍を豊後の戸次川に陣を張って待ち構えます。

四国軍は島津軍を打ち破るべく戸次川を乗り越えて攻撃を開始。

家久は豊臣軍の猛攻を受けて退却を開始します。

しかしこの退却は家久が釣り場に案内するための偽の退却で、豊臣軍が釣り場に到着すると

家久は必殺の釣り野伏せの戦法を発動。

この攻撃によって豊臣軍は崩壊して四国軍は九州地方へ退却することになります。

この戦いの家久くんの釣果は長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)の嫡男である信親(のぶちか)、

四国の名家・十河家の当主である十河存保(そごうまさやす)を討ち取る大戦果もとい釣果でした。

こうして大活躍した家久ですが、豊臣の本軍攻撃によって島津軍は大敗北して、

豊臣家に降伏することになるのです。

 

戦国史ライター黒田廉のひとりごと

黒田廉

 

家久は釣りが好きだったかどうか知りませんが、大将首を狙い定めて釣ることに関しては

日本で一番の戦果(釣果)を挙げた武将ではないでしょうか。

これほどまでに活躍した家久を恐れた秀吉の次男である豊臣秀長(とよとみひでなが)は

家久をもてなした後に毒殺してしまったそうです。

しかしこの家久毒殺説は確たる証拠がないので本当かどうかはわかりませんが、

これほどまでに活躍した武将を豊臣家が恐れていたのは間違えないと思います。

なぜなら火がないところから煙は立ちませんから。

「今回の戦国時代のお話はこれでおしまいにゃ。

次回もはじめての三国志でお会いしましょう。

それじゃあまたにゃ~」

 

真田丸に関する記事一覧:真田丸全記事

関連記事:ドリフターズの主人公・島津豊久ってマイナーだけど何をした人なの?

関連記事:【九州三国志】『三國志』は中国だけじゃない!日本の三国志事情 Part.1

 




黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 甄氏(しんし) 思わずホロリ!曹丕の妻・甄氏(しんし)の人情に訴え掛ける名エピソ…
  2. 飛び出す三国志絵本「燕虎物語」が素敵!国際手づくり絵本コンクール…
  3. 三国時代の船 楼船 三国時代の船はどうなっていたの?三国志の海戦は目的別に船が用いら…
  4. 孫権の跡継ぎ9歳の孫亮 孫登(そんとう)とはどんな人?超絶優しい孫権の長男
  5. 【ネオ三国志】第6話:曹操美女にうつつを抜かして大敗北【蒼天航路…
  6. 朝まで三国志 劉備 【赤壁の戦いの裏側】劉備軍は周瑜に深く関わろうとしなかった!
  7. 三国志の計略と孔明 諸葛孔明は北伐時に兵士達にとある約束をしたけど、どんな約束をした…
  8. 三国志ライター黒田レン 誰が読んでも間違いなく面白い戦国時代小説!夏の読書感想文もこれで…

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント
    Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/ste3643kgr4/hajimete-sangokushi.com/public_html/wp-content/themes/core_tcd027/comments.php on line 41
    (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 亡くなる袁紹
  2. はじめての三国志からのお知らせ バナー
  3. 劉邦をなだめる陳平と張良
  4. 孔明君のジャングル探検
  5. 孫権に諫言する陸瑁
  6. 魏延と孔明
  7. 北条早雲
  8. おんな城主 直虎
  9. 歴代皇帝の墓を暴こうとする韓遂の兵士

おすすめ記事

  1. 許劭(きょしょう)とはどんな人?三国志時代のインフルエンサー
  2. 西園寺公望とはどんな人?最後の元老であり教育者としての評価は? 西園寺公望
  3. 【大三国志 攻略7】大注目!序列第1位のあの同盟が登場!天下乱舞はどうなっているのか!?
  4. ええっ?こんなに大変だったの!献帝の東遷を地図で徹底解説
  5. 始皇帝が求めた不老不死の妙薬…なぜ始皇帝は水銀に行き着いたのか?
  6. 史実の馬謖はどんな評価されていたの?南蛮戦は全て彼の功績だった? 馬謖に地理を伝える諸葛亮孔明

三國志雑学

  1. 長安(俯瞰で見た漢の時代の大都市)
  2. 王基に感謝する司馬昭
  3. 孫尚香
  4. 劉備と孫権


“はじめての三国志コメント機能" “はじめての三国志150万PV" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “広告募集" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム"

はじめての三国志 書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 董卓を倒す呂布
  2. 楊儀と魏延
  3. はじめての三国志からのお知らせ バナー
  4. 宋代の公務員試験である科挙
  5. 女真族は辮髪

おすすめ記事

ホウ煖(龐煖) 【キングダム】龐煖(ほうけん)が戦死する理由を史実をもとにネタバレ予想! 王騎 キングダム 【キングダム】王騎は史実では全く活躍しないダメ将軍? 兀突骨 兀突骨(ごつとつこつ)は実在したの?悲しみの巨人に迫る 曹操 耳で聞いて覚える三国志 「耳で聞いて覚える三国志」をはじめました 【韓信の恩返し】受けた恩はしっかりと恩で返す器の大きい韓信 尼子晴久 尼子晴久(あまごはるひさ)とはどんな人?毛利家最大の敵として立ちはだかった中国地方の戦国大名 【閲覧注意】寄生虫が原因の症状が怖すぎる!寄生虫で死んだ陳登(ちんとう)はじさん臨終図巻 【三国志の矛盾】二帝並尊をなぜ諸葛亮孔明は認めたの?

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム はじめての三国志コメント機能
“邪馬台国"

“三国志人物事典"

“はじめての三国志コメント機能"
PAGE TOP