ログイン | 無料ユーザー登録


麒麟がきた
ぐっすり眠れるながら三国志


はじめての三国志

menu

戦国時代 (日本)

武田信玄の死と勝頼の武田家継承の謎


はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし

真田丸02(武田信玄)

 

武田信玄は大軍を率いて本拠地である甲斐(かい)を出陣して西上作戦を決行。

この時信玄の四男である武田勝頼(たけだかつより)も父に従って進軍を開始します。

彼は武田本隊の筆頭として位置づけられて戦うことを命じられます。

さて信玄最後の作戦となった西上作戦で勝頼はどのような活躍を見せるのでしょうか。

 

関連記事:暴走しているオヤジを追放して当主に就任した武田晴信(たけだはるのぶ)

関連記事:これぞジパングの国!武田信玄の金山採掘法と採掘された金の使いみちが気になる!


真田丸 武田信玄

 

信玄は甲斐を出発する前に北陸地方へ手紙を出します。

この手紙の宛名先は勝興寺です。

この手紙の中で勝頼と信玄が連盟でサインしており、

これは勝頼を武田の当主として内外に知らしめてるために行われたのではないかと思います。

でなければ二人でサインする必要性がある内容を

一向一揆衆のお寺に知らせなければならなかったのでしょうか。

廉はそんな重要な内容の手紙であれば信玄のサインだけあれば十分だと思いますが、

皆さんはどのように思いますか。


信玄本体に組み込まれる

竹 f

 

勝頼は信玄と共に出陣することになります。

この時の布陣としては先手衆には赤備えで有名な山県昌景(やまがたまさかげ)などが出陣し、

勝頼は二番目に位置するように命令を受けます。

ここで勝頼は親族衆の筆頭的な扱いを信玄から受けて、

いかに信玄が勝頼に期待をかけているのかがわかります。

またこの西上作戦で勝頼は再び信玄から「攻めての大将として攻略戦に参加するように」と

命令を受けております。

勝頼が先手の大将として戦うことになった戦は二俣城攻略戦(ふたまたじょう)で、

この戦いの時に勝頼が率いていた武将は親族衆である武田信豊(たけだのぶとよ)・

穴山信君(あなやまのぶきみ)などの諸将と共に先手の大将として軍勢を率いて戦い、

大いに活躍しております。


三方ヶ原の戦いでも活躍

炎 s

 

その後信玄と共に一言坂で徳川軍を追い払いさらに徳川家康が篭城している浜松城を

無視して西進していきます。

この西進は信玄の策略で徳川家康をおびき寄せるためにわざと浜松城を素通りしたのです。

この信玄の行動を知った家康は激怒して武田軍を追撃。

信玄は家康が追撃してくるであろうと考えて三方ヶ原で家康軍を待ち受けることにします。

家康は武田軍を追撃するつもりであった後、武田軍が待ち受けていることに驚きますが、

陣形を敷いて決戦を挑みます。

この戦いは徳川軍の大敗北で決着がつくのですが、勝頼はこの戦いで大いに活躍し、

徳川本隊を横から攻撃を仕掛けたことがきっかけで徳川軍が崩れていくことになります。


  

 

信玄死すそして

月 f

 

信玄は三方ヶ原の戦いに勝利を収めることになるのですが、その後長年の病が再発し、

幾度も喀血してしまいます。

このため信玄は刑部の地で全軍に停止を命じます。

その後重臣達が協議した結果信玄に黙って甲斐へ帰還することを決定。

彼らは軍勢を甲斐へ転進することにしますが、

信玄は信濃・駒場(こまば)の地で亡くなってしまいます。

この時信玄は勝頼や重臣たちに遺言を残しており、代表的なものをいくつか挙げておきます。

 

1死後三年間は信玄の死を秘匿するようにせよ

 

2勝頼は信勝が16歳になるまで陣代として武田家を引っ張っていくように。

 

3私の死骸は諏訪湖へ沈めよ

 

などが主な遺言となっております。

 

これらの中で2番のみは実行されることになりますが、

1番は信玄が死んでから数日後にバレてしまいます。

また諏訪湖へ遺体を埋葬するのも重臣達の協議の上で取りやめることになります。

このように意外と履行されなかった信玄の遺言ですが2番はすぐに実行に移されて、

勝頼は武田家の代理後継者として君臨することになります。

 

戦国史ライター黒田廉の独り言

黒田廉さん02a

 

信玄死後勝頼が武田家の棟梁として代理的に継ぐことになります。

しかし勝頼の心中はどうだったのでしょうか。

勝頼の嫡男である信勝が成人したら当主の座を明け渡せと言われてやる気になるのでしょうか。

息子のために武田家をもっと立派な家にするために意欲を燃やすのでしょうか。

この点が非常に気になりますが、未だ解明されない部分でもあります。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:楽しみながら戦国時代のエピソードを学べる歴史マンガ3選

関連記事:え?武田勝頼って武田家二代目代理なの!?

 


 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. セミナリオ(教会) 天下布武の安土城!織田信長はなぜ安土城を建てたのか?
  2. 黒田官兵衛 黒田官兵衛は本当に息子の活躍を苦々しく思っていたの?
  3. 織田信長 織田信長を支えた津島神社の門前町・津島とは?
  4. 燃える本能寺 明智光秀のイメージどうして三日天下に終わった?
  5. 豊臣秀吉 戦国時代2 【センゴク】信長の仇討ちで秀吉についたのは、神戸、丹羽、掘、蒲生…
  6. 真田丸 武田信玄 武田信玄の魅力とは?なぜ歴史ファンは武田信玄に魅了されるのか?
  7. 豊臣秀吉 戦国時代2 お笑いウルトラクイズか?大田城、水攻め爆発で落城!秀吉のリベンジ…
  8. 豊臣秀吉 戦国時代2 【センゴク】鳥取城の飢え殺しはどんな戦略だったの?兵士の死亡率を…

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 王允と呂布
  2. 郭嘉
  3. 日本の猛暑に疲弊している海外のマラソン選手 いだてん
  4. 鎌倉時代の侍
  5. 三国夢幻演義バナー 龍の少年
  6. 権力を使って女性とイチャイチャする夏侯楙
  7. 赤兎馬にまたがる呂布

おすすめ記事

  1. 三国志時代のペット事情が興味深い!陸遜の孫も犬を可愛がっていた! スキッパーキ犬
  2. 公家って何?何をした人たちなの?
  3. 赤壁の敗戦の原因は腸チフスだった?多くの魏将の生命を奪った伝染病とは? 疫病が流行った村
  4. 【呉の艦コレ】賀斉と呂範の軍艦デコレーションが凄い
  5. 黄蓋が三国志時代を作り出すきっかけを作った!? 孫呉(孫権・黄蓋・陸孫・周瑜・周泰) 
  6. 曹仁の最後と各国の名将達の最期がほとんど同時期な理由とは? 曹仁

三國志雑学

  1. 陳羣 九品官人法の書物
  2. 魔のトリオ攻撃が劉備を追いつめる!05 蔡夫人、張允、蔡瑁、劉備
  3. 司馬懿と曹操
  4. 周瑜と陸遜


“ながら三国志音声コンテンツ開始" “読者の声" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム" “はじめての三国志コメント機能"
“はじめての三国志読者の声"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 読者の声の女性アンケート
  2. 西郷隆盛像
  3. 丁奉(ていほう)
  4. 曹徳(そうとく)
  5. 孔明もコペルニクスに似ていた
  6. 関羽と趙雲を捨てて荊州に逃げる劉備
  7. 馬超の仲間入り
“ぐっすり眠ってならが三国志"

おすすめ記事

司馬懿 民話に出てくる司馬懿がまるで昔話のいじわる爺さんレベル! 楽しみながら戦国時代のエピソードを学べる歴史マンガ3選 陶謙はどうして劉備を後継者にしたの?三国志の素朴な疑問に答える 三国志時代のセキュリティはどうなっていたの?何でもかんでも機密保持じゃい! 山頂に陣を敷いた馬謖 馬謖の能力を数値化してみたらこうなりました 孟獲 孟獲(もうかく)はインテリ男子?南蛮征伐は孔明と孟獲のヤラセだった件 鎌倉時代 服装 男女 武家文化は力強く堅実だった はじめての三国志からのお知らせ バナー 【不具合のお知らせ】コメント欄・不具合のお知らせ

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “はじめての三国志企画特集" “つながるはじめての三国志" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
“歯痛の歴史"
“三国志読み放題サービス"
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論
ビジネス三国志
ながら三国志音声コンテンツ
春秋戦国時代
日常生活
架空戦記
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム はじめての三国志コメント機能
“邪馬台国"

“三国志人物事典"

“つながるはじめての三国志

“はじめての三国志Youtubeチャンネル"

“はじめての三国志コメント機能"
PAGE TOP