武田信玄の死と勝頼の武田家継承の謎


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真田丸02(武田信玄)

 

武田信玄は大軍を率いて本拠地である甲斐(かい)を出陣して西上作戦を決行。この時信玄の四男である武田勝頼(たけだかつより)も父に従って進軍を開始します。彼は武田本隊の筆頭として位置づけられて戦うことを命じられます。さて信玄最後の作戦となった西上作戦で勝頼はどのような活躍を見せるのでしょうか。

 

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真田丸 武田信玄

 

信玄は甲斐を出発する前に北陸地方へ手紙を出します。この手紙の宛名先は勝興寺です。この手紙の中で勝頼と信玄が連盟でサインしており、これは勝頼を武田の当主として内外に知らしめてるために行われたのではないかと思います。でなければ二人でサインする必要性がある内容を一向一揆衆のお寺に知らせなければならなかったのでしょうか。廉はそんな重要な内容の手紙であれば信玄のサインだけあれば十分だと思いますが、皆さんはどのように思いますか。


信玄本体に組み込まれる

武田勝頼

 

勝頼は信玄と共に出陣することになります。この時の布陣としては先手衆には赤備えで有名な山県昌景(やまがたまさかげ)などが出陣し、勝頼は二番目に位置するように命令を受けます。ここで勝頼は親族衆の筆頭的な扱いを信玄から受けて、いかに信玄が勝頼に期待をかけているのかがわかります。またこの西上作戦で勝頼は再び信玄から「攻めての大将として攻略戦に参加するように」と命令を受けております。

戦国時代の合戦シーン(兵士モブ用)

 

勝頼が先手の大将として戦うことになった戦は二俣城攻略戦(ふたまたじょう)で、この戦いの時に勝頼が率いていた武将は親族衆である武田信豊(たけだのぶとよ)・穴山信君(あなやまのぶきみ)などの諸将と共に先手の大将として軍勢を率いて戦い、大いに活躍しております。


三方ヶ原の戦いでも活躍

大軍を率いて攻める武田勝頼

 

その後信玄と共に一言坂で徳川軍を追い払いさらに徳川家康が篭城している浜松城を無視して西進していきます。この西進は信玄の策略で徳川家康をおびき寄せるためにわざと浜松城を素通りしたのです。

 

武田信玄に挑む若き徳川家康

 

この信玄の行動を知った家康は激怒して武田軍を追撃。信玄は家康が追撃してくるであろうと考えて三方ヶ原で家康軍を待ち受けることにします。家康は武田軍を追撃するつもりであった後、武田軍が待ち受けていることに驚きますが、陣形を敷いて決戦を挑みます。

こっぴどく敗退する徳川家康

 

この戦いは徳川軍の大敗北で決着がつくのですが、勝頼はこの戦いで大いに活躍し、徳川本隊を横から攻撃を仕掛けたことがきっかけで徳川軍が崩れていくことになります。


  

信玄死すそして

武田信玄死去

 

信玄は三方ヶ原の戦いに勝利を収めることになるのですが、その後長年の病が再発し、幾度も喀血してしまいます。このため信玄は刑部の地で全軍に停止を命じます。その後重臣達が協議した結果信玄に黙って甲斐へ帰還することを決定。彼らは軍勢を甲斐へ転進することにしますが、信玄は信濃・駒場(こまば)の地で亡くなってしまいます。この時信玄は勝頼や重臣たちに遺言を残しており、代表的なものをいくつか挙げておきます。1死後三年間は信玄の死を秘匿するようにせよ2勝頼は信勝が16歳になるまで陣代として武田家を引っ張っていくように。3私の死骸は諏訪湖へ沈めよなどが主な遺言となっております。これらの中で2番のみは実行されることになりますが、1番は信玄が死んでから数日後にバレてしまいます。また諏訪湖へ遺体を埋葬するのも重臣達の協議の上で取りやめることになります。このように意外と履行されなかった信玄の遺言ですが2番はすぐに実行に移されて、勝頼は武田家の代理後継者として君臨することになります。

 

戦国史ライター黒田廉の独り言

三国志ライター黒田レン

 

信玄死後勝頼が武田家の棟梁として代理的に継ぐことになります。しかし勝頼の心中はどうだったのでしょうか。勝頼の嫡男である信勝が成人したら当主の座を明け渡せと言われてやる気になるのでしょうか。息子のために武田家をもっと立派な家にするために意欲を燃やすのでしょうか。この点が非常に気になりますが、未だ解明されない部分でもあります。

 

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