架空戦記
項羽vs呂布

はじめての三国志

menu

執筆者:黒田廉

晴信の仲介によって停戦と最強の三者同盟成立と運命の戦い

この記事の所要時間: 218




 

武田晴信は武田の当主として君臨すると領土拡大を図っていきます。

彼が目をつけたのは甲斐(かい)の隣国である信濃です。

彼は重臣達を率いて信濃攻略へ向けて出陣します。

信濃攻略戦の当初は順調に行っていましたが、

村上氏の反撃によって信濃攻略に陰りが生じてしまいます。

しかし晴信は村上氏に敗北してもめげずに信濃攻略を継続して行きます。

そんな信濃攻略を進めている中、晴信の今後の信濃攻略において分岐点となる出来事と

生涯において最大のライバルと激突することになるのです。

 

関連記事:暴走しているオヤジを追放して当主に就任した武田晴信(たけだはるのぶ)

関連記事:山本勘助(やまもとかんすけ)は実在したの?今まで架空の人物だとされていた勘助の謎




今川氏の救援要請

 

晴信は信濃攻略に勤しんでおりましたが、同盟していた今川家から救援要請が来ます。

彼は今川家の救援要請を快く引き受け、自ら軍勢を率いて今川家の領土である駿河(するが)

へ向けて出陣します。

こうして今川・武田連合軍VS北条軍との対決が始まります。

本格的な決戦には移行することはありませんでしたが、幾度も小競り合いは行われます。




晴信の仲介によって停戦と三国同盟の成立

 

晴信は今川と北条の戦いにいつまでも関わっていては信濃攻略が進まないことに苛立ちを見せ始めます。

そのため彼は両者を和解させるべく奔走します。

晴信の奔走は功を奏し、ついに今川と北条の停戦が成立することになります。

この停戦には甲斐の武田家も入っており、三者間の停戦が成立することになります。

その後今川家の太原雪斎の外交交渉により、三者間の間で婚姻が行われることになります。

武田家は今川義元の姫を貰い受けて晴信の嫡男である義信(よしのぶ)と婚姻。

そして晴信の娘を北条家の当主氏康(うじやす)の嫡男である氏政(うじまさ)へ

嫁がせることになります。

こうして三者間の停戦から三者間の同盟へと発展することになります。

この武田・今川・北条の三者同盟が成立することになると三者間で戦は一切起きなくなり、

武田家は信濃攻略へ向けて全神経を注ぐことが可能になります。

 

北信濃攻略と最大のライバル出現

 

晴信は三者同盟が成立すると信濃攻略へ本格的に始動することになります。

彼は村上氏の本拠地である葛尾城(かずらおじょう)を攻略するべく出陣。

晴信は葛尾城攻防戦で村上義清(むらかみよしきよ)を葛尾城から追い出すことに成功します。

村上義清を追放することに成功した晴信は敵対する村上派の北信濃勢(きたしなのぜい)が

篭城している各城塞へ向けて攻撃を開始します。

晴信の侵攻を知った北信濃の村上派と言われた豪族達は晴信に降伏する旨を伝えて、

降伏することになります。

こうして念願であった信濃攻略は完結することになるのですが、

村上義清は葛尾城から逃れて使者を越後(えちご)のある群雄へ救援要請を行います。

その群雄こそ晴信最大のライバルで、生涯彼の前に立ちはだかる人物になるのです。

その人物は「越後の龍(えちごのりゅう)」として恐れられていた

義の戦士・長尾景虎(ながおかげとら)後の上杉謙信(うえすぎけんしん)です。

景虎は義清の救援依頼を快諾して自ら大軍を率いて北信濃へ向けて出陣することを決めます。

 

戦国史ライター黒田レンのひとりごと

 

三国同盟はその後数十年間維持されることになるのですが、今川義元が織田信長に桶狭間で

戦死したことがきっかけで解消させることになります。

また晴信と景虎の戦いは村上氏の救援要請を皮切りに約20年間も続くことになります。

その内最大の決戦だったのが第四次川中島の戦いです。

この戦いは非常に激戦で戦国時代の大戦の中でも非常に死傷率の高い戦でした。

この戦いももちろんご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに。

「今回の戦国時代のお話はこれでおしまいにゃ。

次回もまたはじめての三国志でお会いしましょう。

それじゃあまたにゃ~」

参考文献 岩波新書 武田信玄と勝頼文章に見る戦国大名の実像 鴨河達夫著など

 

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:楽しみながら戦国時代のエピソードを学べる歴史マンガ3選

関連記事:え?武田勝頼って武田家二代目代理なの!?

 




黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 【匈奴にも名言は存在していた】冒頓単于の名言「地は国の本なり」
  2. 【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第二話「崖っぷちの姫」の見ど…
  3. 秦が天下統一できたのは斉が他国へ何にもしなかったのが要因か!?
  4. 【センゴク】明智光秀へ「ありがとう」と感謝しなくてはならない大名…
  5. 漫画「センゴク」から見る小牧・長久手の戦い前哨戦
  6. 【砕けた友情】刎頸の交わりで結ばれた二人の絆にヒビが・・・・
  7. 乱世の女は強かった!女城主直虎以外の女傑を紹介
  8. 孔明だけじゃなかった!?呉にも天下三分の計を唱えた人物がいたって…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. あっちもこっちも将軍、将軍、将軍だらけ!三国志の将軍の位がわかると上下関係がわかる!
  2. 【ネオ三国志】第5話:兗州騒乱の終結と天子の擁立【蒼天航路】
  3. ところで水滸伝って何?美味いの?中国の明の時代に完成した四大奇書
  4. 【意外な事実】天才将軍・韓信は数学にも強かった事が判明!
  5. 【シミルボン】1800年前の三国志時代はご馳走が現代居酒屋風だった
  6. 三国志の時代、一番本を持っていた武将は誰だったの?

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志の書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

【はじめての孫子】第2回:どうして『孫子』はビジネスマン必携の書と言われるの? 三国志:前半戦のまとめその1(董卓登場まで) 後継者争いは出来レース?曹丕が皇帝に就くことは生まれる前から決まっていた もし張飛が殺されなかったら「夷陵の戦い」はどうなった? 呂蒙(りょもう)ってどんな人?男子三日会わざれば刮目して見よ 【呉vs魏】あんまり知られていない芍陂の役ってどんな戦いだったの? 凌統(りょうとう)ってどんな人?本当は甘寧と仲直りしてないよ 諸葛亮の死因は過労死らしいけど、一体どんな仕事してたの?

おすすめ記事

  1. 【真田丸】三谷幸喜ならやりかねない?実は生きていた真田信繁!!頴娃にある伝・真田墓に訪れてみた
  2. 126話:孔明第二次北伐の開始、陳倉攻略戦
  3. 【はじめての孫子】第10回:九変の利に通ずる者は、兵を用うることを知る
  4. 張翼(ちょうよく)ってどんな人?歴代丞相と共に北伐へ参加した蜀の重臣
  5. 顧夫人とはどんな人?小覇王・孫策の娘の謎に満ちた生涯
  6. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース37記事【4/17〜4/23】
  7. 三国志好きならニヤリとできる!諱、字、一番多い姓、珍しい姓を紹介しちゃいます♪
  8. 三国一のヨイショ男、曹操の部下の褒め方が半端ない

はじさん企画

帝政ローマ
広告募集
特別企画


袁術祭り

異民族
諸子百家
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP