架空戦記
北伐

はじめての三国志

menu

執筆者:kawauso

【キングダム】李牧が言った「桓騎の弱点」って何なの?

この記事の所要時間: 340




 

今回のキングダムは合併号でお休みです。

ですので、今回は、kawausoが普段疑問に思っている事を書こうと思います。

それは、黒羊丘から引っ張っている桓騎(かんき)の弱点についてです。

具体的に桓騎の弱点とは、何なのでしょうか?

 

キングダムファン向け:キングダムに関する全記事一覧

関連記事:楊端和率いる山の民連合軍が列尾攻めで大活躍!山の民の生態とは?




慶舎と李牧が掴んだ桓騎の弱点とは何か?

 

桓騎は、史実では李牧(りぼく)に敗北する事が運命づけられている将軍です。

それだけに、現在、ほぼパーフェクトに見える桓騎の弱点が興味深い所ですね。

 

さて、過去の黒羊丘で趙側の総司令官だった慶舎(けいしゃ)は、

蜘蛛のように広いテリトリーを待つ本能型タイプの名将でした。

 

しかし、桓騎が徹底して動かない事により、焦れて自らテリトリーを出てしまい、

結果、信に斬られる羽目になりました。

ですが、信に斬られる前に、慶舎は「桓騎の弱点を掴んだ」と断言しています。

やがて、李牧にも共有された桓騎の弱点、、それは一体、何なのでしょうか?




弱点1 桓騎は部下に命を賭けさせられない

 

慶舎を嵌める事に成功した桓騎ですが、何としても慶舎を逃がそうとする

趙軍の奮戦で、ついに仕留める事が出来ないで終わっています。

よくよく考えてみると、桓騎が投入したのは、超危ない暴力の塊であるゼノウ一家です。

それでも、趙軍の奮戦で慶舎を捕え損ねるという事は、桓騎の軍勢の忠誠心の欠如を

如実に表していると言えるでしょう。

 

桓騎軍は、敵が死に物狂いで抵抗すると、戦死を恐れ、それを撃破できないのです。

つまり桓騎軍には、桓騎の為なら命も要らないという部下は、まず、いません。

それは、絶対絶命の窮地に陥った時に、それをこじ開ける事が出来ず、

バラバラに逃げるという選択肢しか残されないという事に繋がります。

 

象徴的なシーンとして、桓騎軍に入った尾平(びへい)は結局、飛信隊に戻りましたし、

飛信隊を監視する役で送り込まれた那貴(なき)は、飛信隊で食う飯は美味い

という理由で桓騎軍に戻りませんでした。

 

これは、信が、かつて掠奪した飯を食った時にクソみてーな味がしたと呟いたのと

対応している言葉でしょう。

雷土(らいど)は凄みましたが桓騎は止めませんでした、桓騎自身、

自分に味方に生命を賭けさせる程の魅力がない事を知っているのでしょう。

 

攻めている間は有利ですが、守りに転じた場合、桓騎軍は意外なもろさを

露呈するでしょうね。

 

弱点2 軍のブレーンは桓騎一人しかいない・・

 

桓騎軍の戦いを見ていると気がつくのは、この軍のブレーンは桓騎一人という事です。

黒桜(こくおう)や、摩論(まろん)のようなタイプは、桓騎の考える作戦の一端を

垣間見るだけで桓騎にアドバイスするという事がありません。

 

飛信隊なら、信(しん)がダメなら、羌瘣(きょうかい)が、それもダメなら

河了貂(かりょうてん)が、というように複数の人物が知恵を出し合って

窮地を乗り越えますが、桓騎軍では、そんな事は不可能です。

全て「お頭頼み」の縦型組織なのです。

 

桓騎は、常にスタンドプレーで作戦を変更させていき、部下を混乱させますが、

最期には「大丈夫、すべて上手く行く」で押し通しています。

確かに、これまでは上手く行ってきましたが、今後もそうである保障はありません。

 

例えば、何らかの理由で桓騎が自軍を二手に分けてしまった場合、

桓騎がいない部隊は、明らかに命令系統の支障が出てきます。

また、もし、桓騎の部隊と別動隊の間で、連絡が取れない事態が発生したら

別動隊の勝手な行動には、歯止めが掛らない事になるでしょう。

 

そして、桓騎軍全体に言う事を聞かせられるのも、また桓騎しかいません。

仮に黒桜や摩論、雷土あたりが気がついて勝手を修正しようとしても、

元々、山賊の寄り集まりの桓騎軍の統制は取れません。

 

下手をすれば、内乱になり同士討ちさえ発生すると思います。

kwausoが李牧なら、桓騎が軍を分けないといけなくなる状況を造り出し

それぞれの連携を遮断して周辺から潰していくでしょう。

 

弱点3 桓騎にはどうしても守るべきモノがない・・

 

最期は抽象的ですが、桓騎には何を犠牲にしても守るべき何かがありません。

自分を慕ってついてくるオギコのような存在は、それなりに気を配っていますが、

窮地に陥ってまで、助けようとする程ではありません。

 

元より、山賊の集まりなので、常に新メンバーが入り旧メンバーが死んだり、

抜けたりする社会では、個々人の友情など邪魔なだけです。

例えば、信には、天下の大将軍になるという強い戦う動機があり、

秦王政には、中華の統一という最終目標があり、李牧には秦の圧迫から、

趙の人々を守るという切実な願いがあります。

 

ですが、桓騎にあるのは虚無だけ、むしろ秦王政の中華統一を大悪党の

言い分と嫌悪感を隠しませんでした。

 

でも、損得抜きに、人が人について行く時には、その人の志に共鳴するのです。

それがない桓騎は、限りなく大将軍に近くなっても人心を得られず、

ひたすら利害で繋がる部下では、困難を打開できず、最期には、

自身が抱える心の闇に滑り落ちていくでしょう。

 

関連記事:桓騎軍のDQN集団がヤバ過ぎる・・・何であんなのが配下に集まるの?その驚くべき理由とは?

関連記事:キングダムのラスボスは昌平君でも李牧でもなくあの人だ!

 

キングダムウォッチャーkawausoの独り言

 

さて、桓騎の弱点について、語ってみましたが、いかがでしょうか?

個人的には、最期の最期に李牧が金八先生ばりに熱い説教をブチかまし

桓騎を論破するだろうと予想しています。

来週のキングダムが楽しみですね。

 

キングダムファン向け:キングダムに関する全記事一覧

関連記事:鬼畜なのは桓騎だけではない!残虐性を兼ね備えた歴史上の人物3選

関連記事:【キングダム】桓騎の死に方を史実を元に3つネタバレ予想

 

 

—熱き『キングダム』の原点がココに—

春秋戦国時代バナー




よく読まれている記事

キングダム 40巻

よく読まれている記事:【キングダム好き必見】漫画をより面白く読める!始皇帝と秦帝国の秘密をまとめてみました

 

兵馬俑 kawauso

 

 

よく読まれている記事:知らないと損する!始皇帝と大兵馬俑を100倍楽しむための外せないポイント

 

キングダム 政

 

 

よく読まれてる記事:【衝撃】秦の始皇帝陵は実は完成していなかった!壮大な地下宮殿と兵馬俑の謎

 

兵馬俑 kawauso

 

 

よく読まれてる記事:戦術マニア必見!兵馬俑の戦車で2200年前の戦略がわかる!

 

始皇帝

 

 

よく読まれてる記事:中華統一後の始皇帝は大手企業の社長並みの仕事ぶりだった!?彼が行った統一事業を紹介

kawauso

kawauso

投稿者の記事一覧

三度の飯の次位に歴史が大好き

10歳の頃に横山光輝「三国志」を読んで衝撃を受け
まずは中国歴史オタクになる。
以来、日本史、世界史、中東、欧州など
世界中の歴史に興味を持ち、
時代の幅も紀元前から20世紀までと広い。
最近は故郷沖縄の歴史に中毒中、、

好きな歴史人物:

西郷隆盛、勝海舟、劉邦、韓信、、etc

何か一言:

歴史は現在進行形、常に最新のジャンルです。

関連記事

  1. キングダム最新刊43巻発売決定!43巻の見どころとネタバレ予想!…
  2. 【5分で分かる】田中角栄とは何者なの?戦後最大の庶民宰相をザック…
  3. くまモンだけじゃない!三国志の時代にもあった着ぐるみ
  4. 96話:孔明の計略炸裂!馬超は劉備の軍門に下る
  5. これは不公平!趙雲が五虎将軍でドンケツの理由とは?格差の現実を徹…
  6. 張郃(ちょうこう)ってどんな人?3度も死にそうになるが、何度も甦…
  7. 【秦の次世代を期待された二人】蒙恬と扶蘇の無念な最期
  8. キングダム 516話 ネタバレ予想:城を追い出された難民はどこへ…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 袁紹本初(えんしょう・ほんしょ)とはどんな人?曹操の最大のライバル
  2. 蜀ファンに衝撃!実は関羽は劉備の部下ではなく群雄(同盟主)だった!?
  3. 【シミルボン】皆、戦争は嫌だった!三国志の時代の徴兵逃れ
  4. 桓範(かんはん)とはどんな人?同郷の後輩曹爽の危機を救う為、逆転の策を献じた謀臣
  5. 【曹操が慕った偉大な王様】天下の三分の二を所有するも王へ登らなかった周の文王ってどんな人?
  6. 趙の名将・李牧の孫が国士無双で知られるあの人と関係があった!

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志の書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

65話:絶望する劉備に孔明が授けた天下三分の計 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース34記事【2/27〜3/5】 【砕けた友情】刎頸の交わりで結ばれた二人の絆にヒビが・・・・ 【5分で分かるビジネス三国志】三言で田嬰(でんえい)を動かした男 誰かに話したくなる!三国志にまつわる都市伝説『後漢・魏・呉・晋の●●●』 【三国志ライター黒田廉が行く】始皇帝と大兵馬俑から始皇帝がおこなった政策を覗いてみたよ 命乞いでここまで堕ちるか?関羽に命乞いし全てを失った男・于禁 【古代中国の伝説の聖剣】欧冶子が作った宝剣がとんでもない高価なモノだった!?

おすすめ記事

  1. 【衝撃の事実】死せる孔明、生ける仲達を走らせるは司馬懿の芝居だった!?英雄の波瀾万丈な人生に迫る!
  2. 【諸葛亮孔明の心に残る名言】「好尚同じからずと雖も公義をもって相取る」
  3. 【蜀の滅亡へのカウントダウン】こうして蜀の国は滅びへ至った
  4. 75話:周瑜の計略で曹操の水軍が弱体化
  5. 【ネオ三国志】第2話:蒼天航路の曹操と魏武の強
  6. もし郭嘉が魏の建国まで長生きしていたら魏の内閣総理大臣になっていた?
  7. 後漢末の貨幣経済を破綻させた、董卓の五銖銭(ごしゅせん)
  8. 稀代の豪傑 魯粛(ろしゅく)|演義と正史では大違い?

はじさん企画

李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP