【涼州の錦vs魏の文官】果たして勝ったのはどっち?


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涼州の錦と呼ばれ、魏の諸将から漢の劉邦(りゅうほう)に従って武功を上げた

韓信(かんしん)黥布(げいふ)に匹敵するほどの

強さを持っている武将と呼ばれていた馬超(ばちょう)

彼は父・馬騰(ばとう)が亡くなった後、関中の諸豪族を取りまとめて曹操軍と対決しますが、

敗北して逃走することになります。

その後彼は異民族と協力して再度挙兵すると

隴上にある城のほとんどが馬超の味方についてしまいます。

そんな中、ある城だけは馬超の味方に付くことなく、

魏の援軍を待ち続けて戦いを行うことを表明。

その城に篭っていた魏の文官・楊阜も馬超軍迎撃のために籠城戦に参加。

さて涼州の錦・馬超vs魏の文官である楊阜(ようふ)。

一体どちらが勝利を手にしたのでしょうか。

 

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曹操へ帰還しないように説得するも・・・・

 

曹操は馬超率いる関中の諸豪族連合軍を撃破。

馬超は曹操軍の追撃を逃れて逃亡してしまいます。

曹操は軍勢を引き連れて馬超追撃を行いますが、

河北で反乱が勃発したため馬超の追撃を諦めて河北へ帰還することにします。

楊阜は曹操軍が河北に帰還することを聞いてすぐに曹操の下へおもむきます。

そして彼は曹操へ「馬超は劉邦の武将として活躍した韓信や鯨布に匹敵するほどの

強さを持っており、今曹操軍が河北へ帰還すれば必ず彼は反乱を起こすでしょう。」と

曹操軍の帰還を中止するように説得。

しかし曹操は楊阜の進言に納得しながらも

本拠地である河北の反乱を野放しにすることができないため、

軍勢を率いて河北へ帰還することに決めます。


楊阜の予見通り馬超反乱

 

馬超は曹操軍の追撃を逃れることに成功。

そして羌族(きょうぞく)らの異民族と協力して隴上の諸県を攻撃し始めます。

隴上近辺の諸県は馬超が再び大軍を率いて来ると馬超軍の味方になってしまいます。

その結果、馬超の反乱はかなり大規模は勢力となってしまうのでした。

さらに漢中の張魯(ちょうろ)も馬超へ援軍を送っていた為、

彼の勢力は強力な物になってしまいます。

 

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冀城へ馬超軍襲来

 

楊阜の生まれ故郷で彼が役人として働いていた冀城へ馬超軍が大軍を率いて襲来。

冀城は馬超の味方をすることを拒否して戦う決意を表明します。

楊阜は一族を率いて籠城戦に参加。

彼は従兄弟・楊岳(ようがく)と一緒に馬超軍と戦闘を行います。

こうして彼らは馬超軍襲来から8ヶ月もの間、孤立無援で籠城戦を展開することになります。


馬超に降伏することを拒否するも・・・・

冀城の城主は部下を派遣して曹操軍へ援軍要請を行いますが、

曹操軍は動くことはありませんでした。

さらに城内の兵糧も少なくなり、馬超軍の攻撃は激しいものになっていきます。

冀城の城主は援軍も来ない状況でこれ以上民衆に辛い思いをさせたくないと考え、

馬超へ降伏することを決めます。

楊阜は城主へ「私たちは一族を率いて馬超軍の攻撃を拒否している状況であり、

城内から内応する者は一切いません。

この状況は古の武将である田単(でんたん)の籠城戦をはるかに超えると言えるでしょう。

馬超へ降伏することはここまで魏のために忠義を尽くして頑張ってきたことが、

全て水泡に帰することになってしまいますぞ」と涙を流して降伏しないように説得します。

しかし冀州の太守は馬超へ降伏することを決めてしまいます。


  

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

楊阜は冀城の主が馬超へ降伏すると彼も一緒に降伏します。

しかし彼は心から馬超へ降伏したわけではなく、馬超へ復讐チャンスを伺っておりました。

その後彼は親族の葬儀を理由に冀城を抜け出すとある人物の下へ向かって、

馬超に復讐したい旨を伝えます。

果たして楊阜の復讐は成功するのでしょうか。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三國志魏書4 今鷹真・井波律子著など

 

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