【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十七話「消された種子島」の見どころ紹介

2017年5月12日


 

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第16話では疲弊した井伊谷(いいのや)の井伊家の経済状況を立て直そうとしている直虎(なおとら)へ

家臣の瀬戸の方久(せとのほうきゅう)から木綿の綿を栽培して、

他国へ販売すればいいのではないか。と提案されます。

直虎は早速井伊谷で木綿の綿を栽培することを開始

井伊谷の民衆は井伊直虎の政策に従って木綿の綿の栽培を始めることにします。

そんな中、井伊直虎の元へ豪華な箱に入った一丁の大きな黒い筒がやってきます。

この筒の名を「種子島(たねがしま)」といい、

今回の大河ドラマ井伊直虎はこの種子島に翻弄されることになるのです。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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「消えた種子島」の見どころその1:井伊谷にもついに新兵器登場

日本の戦国時代の合戦模様を大きく変化させたのは鉄砲が伝来されたからです。

鉄砲伝来までの戦いは弓矢で敵陣に攻撃を仕掛けた後、

敵軍へ槍もしくは騎馬隊で敵陣へ突っ込んでいくやり方でした。

だが弓矢を狙ったところに打ち放って敵を打ち殺したり、

槍・騎馬隊での突撃はそれなりの技量が必要とされ、

槍・騎馬隊での突撃は敵に至近距離にまで近づかないと殺傷能力がありませんでした。

しかしこの鉄砲が伝来されたことによって引き金を引くだけで、

敵を弓矢よりも遠くから敵兵を殺害することが可能となり、

鉄砲を大量に保有することによって敵に大きな損害を与えることができ、

全国の戦国大名はこの鉄砲を取り寄せることに躍起になっておりました。

そんな新兵器・鉄砲が井伊直虎の元へやってくることに。

中野直之(なかのなおゆき)は直虎へ種子島(鉄砲)の説明を行った後、

「直虎様には実際に射っている所をお見せしたほうが早いですな」と言って、

直虎・直之・方久の三人は龍潭寺(りゅうたんじ)に赴くことに。

そこでは次世代の井伊家を背負うことになる虎松(とらまつ)の姿がありました。

虎松は人見知りで一緒についてきた侍女の後ろに隠れてしまう

気弱で人見知りの子供でした。

そんな姿を見ていた井伊直虎は少し不安げでしたが直之に連れられて裏山へ。

直之は直虎へ種子島の使い方を教えながら鉄砲を的へ向かって放ちます。

轟音とともに的には大きな穴が一つ空いており直虎はびっくりして唖然としておりました。

さて今回はここから物語がスタートすることになりますが

この鉄砲が井伊家にとんでもない災厄を持ってくることになるのです。

 

「消えた種子島」の見どころその2:種子島が高すぎる

 

中野直之は井伊直虎と一緒に館に帰ると「鉄砲を買って軍備を整えましょう。」と説得。

直虎は直之へ「一体いくらするのじゃ」と尋ねます。

すると中野直之は井伊直虎へ

「一丁10貫(=現在の貨幣価値で大体20万円ほど)です。」と遠慮がちに述べます。

すると直虎はびっくりして「ちょっと待て。

井伊谷は借金だらけでそんな高い買い物はできん。」と当然の事を述べます。

直之は直虎へ反対意見を述べます。

直之は直虎へ

「今の井伊谷の軍勢では民衆や虎松様を守ることのできる力はありません。

しかしこの種子島を配備すれば、農民でも簡単に射撃することができ、

敵軍を打ち払うことができます。絶対に買っておくべきです。」と説得。

だが種子島の話をしている中野直之も井伊直虎も種子島が、

一丁20万円もする高額なものであるため気後れしてしまうのでした。

ここで瀬田の方久が二人に「欲しいというのであれば、銭は私が立て替えておきますが、

種子島の数を揃えるにも高額な銭が必要ですが、

種子島に使用する弾薬も超高額であり、

井伊家にはちょっと厳しいのではないのでしょうか。」と現実問題を突きつけるのでした。

ここで井伊直虎はと突拍子もない考えを閃くのでした。

さて直虎が閃いた考えとは一体何なのでしょうか。

 

「消えた種子島」の見どころその3:もてはやされている虎松君

 

井伊直虎は龍潭寺の南渓和尚(なんけいおしょう)に相談するため、

寺を訪れておりますが不在でした。

そんな時、虎松が家臣の息子達と一緒に碁を打っておりました。

中野直之の弟である中野直久(なかのなおひさ)が、

虎松君が間違った場所に碁石を置かないように口を挟んでおり、

ちゃんとした場所に置いた時にはみんなで虎松君をベタ褒めして持ち上げておりました。

虎松君も自分で考えて石を置いたことで満足げに頷いておりました。

この様子を見ていた井伊直虎は「これ。お前達が虎松に碁石の置く場所を指定しては、

ダメではないか。

そのままでは虎松はなんにも考えることのできない子どもに育ってしまうではないか。

これからは一切手加減無用でやってほしい」と注意するのでした。

この注意が後にとんでもないことになってしまうとは井伊直虎は気づきませんでした。

 

「消えた種子島」の見どころその4:ニートになっちゃった虎松と井伊直虎

 

虎松は寺に行かなくなってしまいます。

その原因は井伊直虎にありました。

直虎が虎松に一切手加減する必要はないと皆に行ったせいで、

誰も虎松を持ち上げることをしないで、全力で虎松を倒しに来てしまいます。

虎松は力比べで友人に敗北し、鬼ごっこでも捕まえることができないため鬼ばかりに。

さらに囲碁でも全力で戦うことになってしまったため、

友人に勝つことができなくなってしまいました。

この結果、虎松は寺に行くのが嫌になってしまいニートになってしまいます。

このことを聞いた井伊直虎はすぐに虎松の家に向かい、

虎松を引っ張り出して説教を行います。

虎松は直虎が激怒していることを気づいたのか、

彼女がやってくると大声で泣き喚いてしまいます。

そして狂犬・シノは直虎に対して「うちの虎松を井伊家の跡取りにしなくて結構です。」と

言い放ち虎松を連れて直虎の元を去っていくのでした。

さて虎松君と直虎は一体どうなるのでしょうか。

 

「消えた種子島」の見どころその5:新キャラ再び

 

さて井伊直虎は虎松との経緯を話すと母親に怒られてしまいます。

そのため直虎はいつもの頭を冷やすために使っている竜宮小僧の井戸に向かいます。

するとそこには以前出てきた新キャラが顔を洗っておりました。

直虎はこの新キャラに虎松が抱えている悩みを打ち明けます。

すると新キャラは「一度勝たせてやればいいんじゃないですかね。

そうすれば、かつ楽しさを知ることができ、やる気も起きるのではないのでしょうか。」と提案。

直虎はこの提案を聞いて「そうじゃな。その通りだ。また助けてもらったな」と

言って走り去ってしまうのでした。

一体直虎は何を思いついたのでしょうか。

 

大河ウォッチャー黒田レンの独り言

 

さて今回は大河ドラマメインテーマとなっている鉄砲・種子島はほとんど出てくることはなく、

虎松君がメインとなってお話が進行していくことになります。

井伊谷のほのぼのとした雰囲気を感じることのできる回であったのではないのでしょうか。

ではいったタイトルの消えた種子島というのは一体何だったのでしょうか。

それは終盤に事件が勃発するのです。

なんと種子島が忽然と姿を消してしまい、

小野正次(おのまさつぐ)の手の中にあったのです。

そして正次は井伊直虎へ「なぜこのような物を持っているのです。

今川家(いまがわけ)から目付として任命されている身分である身としては、

見過ごすことができないですな。

もしや直虎様。再び今川家に楯突くおつもりじゃありませんか。」と述べるのです。

そして正次は直虎へ再びあの役職を要求するのでした。

さて一触即発の事態に最後の最後で発展してしまった井伊直虎。

彼女はこの事態をどのように解決するのか。

乞うご期待にございまする。

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

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