【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第20話 「罪と罰」の見どころ紹介

2017年6月3日


 

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井伊家を守るために日夜奮闘している井伊直虎(いいなおとら)。

前回直虎は盗賊であった新キャラが木材をパクっていた事実が発覚し、

引っ捕えることに成功。

直虎は新キャラに恩があることから打ち首にしない方針を決めますが、

井伊家家老・小野政次は盗賊は打ち首にするべしと直虎の方針に反対。

両者は本音をぶつけ合う口論を起こしますが、

新キャラは処罰が決まる前に逃亡してしまいます。

さてこの処罰騒動が新キャラの逃亡によって決着がついた頃、

龍潭寺(りゅうたんじ)に一人の珍客がやってきます。

その珍客は先代の井伊家当主・井伊直親(いいなおちか)の娘を名乗っておりました。

さて今回も波乱に満ちたおんな城主・井伊直虎第20話「第三の女」

の見どころをご紹介していきましょう。

 

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第一話「井伊谷の少女」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第二話「崖っぷちの姫」の見どころ

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第三話「おとわ危機一髪」の見どころ

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第四話「女子にこそあれ次郎法師」の見どころ

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第五話「亀之丞帰る」の見どころ

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第六話「初恋の分かれ道」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第七話「検地がやってきた」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第八話「赤ちゃんはまだか」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第九話「桶狭間に死す」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十話「走れ竜宮小僧」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十一話「さらば愛しき人よ」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十二話「おんな城主直虎」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十三話「城主はつらいよ」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十四話「徳政令の行方」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十五話「おんな城主対おんな大名」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十六話「綿毛の案」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十七話「消された種子島」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十八話 「あるいは裏切りという名の鶴」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第19話 「罪と罰」の見どころ紹介

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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おんな城主 第20話の見どころその1:亀之丞の娘登場!!

 

龍潭寺(りゅうたんじ)の南渓和尚(なんけいおしょう)の元へ一人の珍客がやってきました。

彼女は先代井伊家・井伊直親の娘で高瀬(たかせ)といいます。

直虎は母・祐椿尼(ゆうちんに)と一緒に龍潭寺へ。

直虎は龍潭寺に到着すると南渓和尚の元に野良着姿の高瀬がちょこんと

座っておりました。

高瀬は直親が信濃(しなの)に逃亡した際に作った子であり、

母親が亡くなり間際に「父は井伊家の亀之丞(かめのじょう)様だよ」と

言い残した事を頼りにして井伊家にやってきたのです。

直虎は和尚と祐椿尼へ直親に娘がいたか聞いたことがあるか質問。

するとふたりは「聞いたことがないな」と述べます。

このやりとりを聞いていた高瀬は「分かりました。オラの聞き間違えかもしれねーし。

お暇させていただきます」とポツリと述べて龍潭寺を後にしようとします。

その時直虎は「暫し待て。もし本当に直親の娘であるならば、

ソナタを外にほっぽり出すわけには行かん。

身元がはっきりするまで井伊の屋敷に住むがいい」と提案。

すると高瀬は直虎の温情に感謝の意を述べて井伊の屋敷へ移動するのでした。

突然現れて井伊直親の娘と名乗る高瀬。

果たして本当に直親の娘なのでしょうか。

 

おんな城主 第20話の見どころその2:高瀬は直親の実の娘であった!?

 

突如やってきた直親の娘・高瀬。

果たして本当の娘なのか。

それを確かめるべく信濃で直親を預かっていた者に手紙を送ることにした直虎。

そんな中、政次は高瀬が信濃からやって来たということで直虎へ

「もしかしたら直親の娘である高瀬は、武田の間者かもしれません。

もしそうであるならば早々に井伊家から追い出したほうがいいのではないのでしょうか。」と

進言します。

だが直虎は政次の進言を採用することはありませんでした。

こうして数日が経過した頃、南渓和尚の元に信濃から手紙がやってきます。

直虎は龍潭寺へ向かうと和尚から手紙をもらうことになりますが

高瀬が直親の娘である確証は得られませんでした。

直虎は後日政次へ「高瀬をこちらで保護したほうがいいのではないか。

もし直親の娘であればメリットがたくさんある」と提案。

すると政次は「保護してメリットのある面もありますが、

もし高瀬が武田の間者であれば追い出した方がいい。

家内や今川にも武田の間者を追い払ったという格好は一応つくからな。」と述べます。

しかし事態は思わぬところで高瀬が直親の娘であることが判明します。

一体何があったのでしょうか。

ヒントは亀之丞がよく吹いていたあの楽器のメロティです。

 

おんな城主 第20話の見どころその3:高瀬のおかげで犬と虎の絆が深まる!?

 

井伊直親の嫁で事あるごとに直虎に噛み付き狂犬の名を欲しいままにしていたシノ。

シノは直親の娘がやって来たとき直虎を慰めて元気づけておりました。

この状況を見ていた直虎と祐椿尼はびっくりしてしまいます。

そして高瀬が直親の娘であることが判明し、

祐椿尼から高瀬のお披露目会をすると伝えられたシノ。

シノはこのことを聞いた後、

直親がよく行っていた竜宮小僧の井戸へ向かうと直虎が先におりました。

そこでシノは直虎へ「直親様はきっと寂しかったんだと思います。

直虎様の事を忘れたことなんてないと思います。」と再び慰めの言葉をかけます。

直虎は「大丈夫じゃ。我は気にしてないから」とシノへ伝えます。

だがシノは「いや。直虎様と直親様の絆に嫉妬していた私がそのように思わなければ、

浮かばれないではないですか。」と再び語るのでした。

そしてふたりは直親の悪口を次々と言って盛り上がり、

しまいにはふたりの溝が吹っ飛んでおりました。

かなり微笑ましい姿の二人を見ることができる回です。

ぜひ気になる方はこのふたりが仲直りした第20話をご覧下さいませ。

 

おんな城主 第20話の見どころその4:今川と武田の同盟破棄に関係していたのは風雲児だった!?

 

直虎は龍潭寺で高瀬が勉学に学んでいる姿を拝見しておりました。

その時直虎がずっと会いたがっていた常慶(じょうけい)がやってきます。

常慶は徳川・今川・武田に詳しい人物で、

直虎は常慶へ「武田が上杉家と争っているにも関わらず、

どうして今川と同盟を破棄することができるのか」と聞いてみます。

すると常慶は驚くべき言葉を口にするのでした。

常慶は直虎へ「武田が上杉と争っているにも関わらず、

今川家と同盟を破棄することができるのか。

その理由は武田が今川との同盟関係を破棄しようと画策している人物がおるのです。

その人物の名を織田信長(おだのぶなが)といいまする。」とさらりと述べます。

一体どうして織田信長がここで登場するのでしょうか。

それを知りたい方はぜひご覧下さい。

そして常慶は徳川が今川と同盟を結ぶこと可能性はほとんど無いことも

直虎に知らせてくれるのでした。

このような状況になった今川・徳川・武田の大国に挟まれていた井伊家。

今後の行動をミスれば大国に挟まれている井伊家は簡単に滅亡する可能性があります。

そのため直虎は井伊谷の井伊家の事ばかりでなく各国の情勢をしっかりと気にしながら、

緻密な計画を立て繊細な行動を強いられることになるのです。

 

大河ウォッチャー黒田レンの独り言

 

おんな城主井伊直虎も中盤に差し掛かってまいりました。

今川家・武田家・徳川家、そして尾張(おわり)の織田信長の四つの国の政略や謀略に

巻き込まれることになった遠江(とおとうみ)の小国井伊家。

今までは井伊家の内輪での問題に終始しておりましたが、

今川家が弱ってきたことによって周辺諸国がざわつき始めることになります。

今川家が武田との同盟が破棄されれば駿河(するが)をめぐって戦が起こることになり、

今川が武田と戦を行っている隙をついて徳川も遠江を奪うべく行動を開始するでしょう。

徳川がもし遠江へ侵攻してくるとなれば、井伊家は一体どうするのでしょうか。

間違えて行動してしまえば虎松に井伊家を渡すことができなくなってしまいます。

レンは直虎には三つの選択が残されているのではないかと考えます。

1 今川との従属関係を重んじて徳川と争う事になるのか。

2 それとも今川家との従属関係を破棄して、

新興勢力で勢いのある徳川に味方することで井伊家を保存することになるのか。

3 はたまた今川を倒して勢いに乗った武田家に臣従して本領安堵をしてもらうのか。

一体どの勢力と井伊直虎が結ぶことになるのかわかりませんが、

一つ言えることはおんな城主井伊直虎の見せ場が近づいていることだけは、

間違えないと思います。

今後の直虎の采配が気になる方はぜひご覧になってください。

それでは次回もおんな城主井伊直虎の見どころをお楽しみに・・・・。

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

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