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劉曄(りゅうよう)の進言に従っていれば魏の曹丕が天下統一をしていた?

この記事の所要時間: 227




 

魏の曹操(そうそう)に仕えて信頼を得ていた劉曄(りゅうよう)。

曹操が漢中を平定した際には「劉備がいる益州を攻略するのは今しかありません」と進言するも

彼の進言は採用されませんでした。

そんな彼は魏の皇帝に就任した曹丕(そうひ)にも信頼され色々な進言を行っていくことになります。

劉曄が進言を行ってきた数々の中には曹丕の時代に三国志が終焉していた可能性があったのです。

一体どのような進言だったのでしょうか。

 

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劉備が孫呉を攻撃する予想を立てる

 

曹丕が皇帝の位に就任すると劉備が孫呉へ攻撃を仕掛けるのか否かを配下たちへ質問。

ほとんどの配下達は曹丕へ「劉備の武将の中で名将と言える人物は関羽ただ一人です。

その関羽を失ってしまった劉備軍が孫呉へ攻撃を仕掛けることができるとは思えません。」と

発言します。

しかし劉曄は「劉備は必ず軍勢を率いて孫呉に取られた荊州奪還を行うはずです。

また関羽は劉備とは義兄弟であり、

関羽を殺された恨みを晴らすために必ず孫呉へ出陣することは確実です。」と進言。

この劉曄の進言通り劉備は孫呉に奪われた荊州奪還と関羽の恨みを晴らすため、

大軍を率いて孫呉へ攻撃を仕掛けることになるのです。




孫呉が降伏してくる

 

劉備は劉曄の予想通り、

孫呉によって関羽が殺害された恨みを晴らすため、大軍を率いて蜀の地を出陣。

孫呉は劉備軍を撃退するために軍勢を率いて、

荊州(けいしゅう)防衛に務めることになりますが、

孫権は魏から攻撃を受けてしまっては滅亡する可能性があると考え、

魏へ降伏したい旨の書状を送ります。

 

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孫呉の降伏を受けるべきではなく、攻撃するべし

 

孫呉の降伏の使者が魏の都である鄴(ぎょう)へ到着すると群臣達はみな喜んで、

曹丕へお祝いの言葉を述べます。

しかし劉曄だけは「陛下。今孫権の降伏を受け入れるべきではありません。

奴は劉備軍が攻めれば荊州防衛に全力を注がなくてはならないため、

その間に魏の攻撃を受けないようにするために降伏したいと言ってきただけです。

奴は本当に降伏をしたいと考えているわけではありません。

今ここで孫呉の使者を斬って、

孫呉へ宣戦布告すれば江東は簡単に手に入ります。」と進言します。

しかし曹丕は「孫呉の降伏を受け入れなければ、

今後朕(ちん)へ降伏してくる者がいなくなってしまうだろう」と

劉曄の発言を採用しませんでした。

 

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劉曄の発言通りに展開する

 

孫呉は曹丕に降伏すると陸遜(りくそん)に大軍を与え劉備軍と夷陵(いりょう)で決戦。

陸遜の火計が大成功したことがきっかけで劉備軍の軍勢をコテンパンに打ち破り、

大勝利を飾ることになります。

劉備軍に大勝利をした孫呉は曹丕の要求を少しづつ拒んでいき、

最終的には曹丕の言うことを聞くのを止めて敵対することになるのです。

曹丕は孫呉と再度、敵対することになった時劉曄へ

「君の発言通りになってしまった。

今後は君の発言を採用して行くから蜀と呉を滅亡させる策を考えてくれ」と

曹丕は劉曄へお願いすることになるのです。

 

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関連記事:もし曹丕が夷陵の戦いの後に蜀に攻め込んでいたら蜀はどうなった?

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

曹丕がもしこの時に劉曄の発言を受け入れて孫呉の降伏を拒否していれば、

孫呉は滅亡するかもしくは立ち直ることができないほどのダメージを負い、

魏へ降伏してきたかもしれません。

孫呉を平定すれば荊州を奪った蜀など大した時間をかけることなく滅亡させることができ、

天下統一が行われていたのではないのでしょうか。

そう考えると曹魏が天下統一することの出来た最後のチャンスを曹丕が棒にふってしまったと

考えることが出来るのではないのでしょうか。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志魏書3 今鷹真・井波律子著など

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

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横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

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今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

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