いやー2週間ぶりに登場のキングダムの続きです。
ずーっと、麻紘(まこう)将軍が討たれた所で止まっていたので2週間は長かった。
さて、崩壊寸前の麻紘軍を、蒙恬(もうてん)と信(しん)は左翼の秦軍を
どのように立て直すのでしょうか?
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前回記事:【キングダム533話】キングダム休載の理由を考える
この記事の目次
キングダム本バレ 533話 飛信隊と楽華隊により一時麻紘軍は持ち直す
趙の右翼軍は、一気に麻紘軍の本陣を壊滅させようと総攻撃を仕掛けます。
しかし、間一髪、蒙恬を先頭に、楽華隊と飛信隊を合わせた秦軍、
総勢、5800が濁流のように押し寄せる趙軍の右翼軍に突撃を開始
かろうじて麻紘軍の本陣を崩壊から救いました。
キングダム本バレ 533話 麻紘軍の本陣は機能不全に陥っていた
蒙恬と信は本陣に入ります、そこには、丁陽(ていよう)と
高順(こうじゅん)という指揮官がいました
「何か対策は打ったのか?」と聞く蒙恬ですが、二人は首を横に振ります。
どうやら、李牧は麻紘だけでなく、作戦参謀も皆殺しにしてしまったようで
麻紘軍は、頭部を失って機能不全に陥っていたのです。
丁陽と高順は、手を尽くそうとしますが、どうにもならず、
軍の崩壊点はとっくに過ぎたと嘆くばかりでした。
キングダム本バレ 533話 蒙恬激白 麻紘兵の個の力を復活させる
本陣はお通夜のようですが、蒙恬はあくまで強気です。
「麻紘軍の崩壊点は過ぎていないと思う、それは、麻紘軍が
練兵に練兵を重ねて、個の力を鍛え上げた軍団だからだ」
蒙恬は、今は、その力を束ねる核がないから停滞しているだけであり、
それさえ復活できれば、まだ首の皮一枚の望みはあると力説します。
キングダム本バレ 533話 蒙恬の策略1 麻紘将軍は生きているという虚報を流す
蒙恬は本陣から伝令を出すように命令します、それは・・
「麻紘様は存命である!繰り返す!麻紘様は存命である」という虚報でした。
さっきまで、趙軍の紀彗(きすい)が流していた「麻紘は死んだ」という伝令の逆です。
まだ、ほとんどの秦兵は、麻紘の死を確認したわけではありません、
それまでうつむいていた、秦兵が顔を上げ、同時にイケイケだった趙兵が、
立ち止まってしまいます。
しかし、これだけでは、到底、反撃はおぼつかないです。
麻紘軍の復活には、希望が必要なのです、蒙恬は戦場を俯瞰して、
その希望を探し求めます。
キングダム本バレ 533話 蒙恬の策略2 拠点に麻紘の旗を立て死守する
圧倒的に不利な麻紘軍でも、何とか反撃に転じている部隊がありました。
麻鉱軍の珉(みん)隊と、黒里(こくり)隊の二つです。
蒙恬は、この二つの拠点を反攻の足がかりにしようとします。
そこで、蒙恬は、信と楽華隊の陸仙(りくせん)を二部隊に急行させ、
趙に攻撃を仕掛け、同時に、楽華隊でも飛信隊でもなく麻紘の旗を掲げさせます。
突如、死んだと思われていた麻紘の旗が立った事で、麻紘兵は、
半信半疑ながら、反撃に転じ始めました。
キングダム本バレ 533話 蒙恬の策略3 麻紘兵しか分からない麻紘の言葉
次第に、趙軍を押し返し始めた麻紘軍に、蒙恬の最後の策略が炸裂します。
それは、伝令により全ての麻紘兵に伝えられます。
「麻紘様より、全兵士への言葉だ 立って 戦え!!」
この言葉は苦しい錬兵の途中に、麻紘が何度も何度も兵士に語った言葉です。
麻紘将軍が生きているッ! 絶望の底にあった麻紘兵は、
その一言で完全に息を吹き返しました。
さあ、李牧(りぼく)に挫かれた闘志を、再び、趙軍に叩き返す時です。
キングダムウォッチャー kawausoの独り言
Kawausoは、当初、ネタバレ予想で、蒙恬は、秦軍の兵士のデフォルトである
伍から麻紘軍の編成を組み直すかと思っていました。
しかし、鍛えられた麻紘兵は、そこまで壊乱してはおらず、
麻紘存命の虚報と麻紘の旗と、立って戦えという麻紘の口癖で、
兵士は「麻紘が生きていると確信」して、戦意を取り戻したようです。
ですが、反転攻勢に転じるにしても、信と陸仙の二人では、さすがに、
無理があるように思えますし、もうひとつ決定打が欲しい所ですね。
これはやはり、王翦(おうせん)将軍の登場があるのでしょうか?
次回がどうなるか、楽しみですね。
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