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三国志の雑学

【コワいモノ比較】アメリカ人は悪魔、フランス人は狼、中国人は○○!




 

 

皆さんにとって怖いモノは何でしょう。

子供だったら親、生徒だったら先生、会社員ならば上司、社長、取引先の人

等々人によって様々であると思います。人によって違いはありますよね。

さらに枠を広げると、世界各国様々な人々がいますが、彼らが怖いと思う対象も様々です。

彼らには様々な文化的背景、価値観がありますので、一概に○○は怖い、と断定できません。

では、そんな彼らはそれぞれ何に恐怖を覚えるのでしょうか。

今回は各国の人々がそれぞれ何を恐れているか、筆者FMが独自に考察を行いました。

アメリカ人、フランス人、中国人がそれぞれ怖いモノをご紹介します。

 

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ことわざは世界共通!?

 

人が何を恐れるか?、このテーマに如何にして答えを導き出すか・・・という問題があります。

根拠のないことは言えませんので、今回は各国で言い伝えられている”ことわざ”をヒントにします。

ことわざ、というものは世界各国にそれぞれ、その国固有のものが存在します。

 

また、国家間で言い回しは違っても、意味は共通であるというものもあります。

例えば、日本では「一度起きてしまったことは二度と元に戻らない」という意味のことわざに

「覆水盆に返らず」という言葉があります。英語ではこれを以下の様に表現します。

 It is no use crying over spilt milk.

意味が同じですが、表現は違っています。

 

「覆水盆に返らず」は、実は元々は中国のある夫婦の出来事が起源です。

夫婦が離婚し、その後妻が復縁を頼んだ際に夫がお盆の水を床にぶちまけて言います。

「これを元通りにできたら、復縁してあげるよ。」

勿論そんなことできませんよね。そういうことから派生したことわざです。

 

一方の英語では、こぼしてしまったミルクを嘆いても無駄、

という日常の1ページの様な内容ですね。

水にミルク、と表現は違えど、不思議と意味は同じなのです。




 

ことわざで発見!中国人は曹操が怖い?

 

中国のことわざに、三国志の魏の曹操(そうそう)が起源となって出来たことわざがあります。

曹操曹操就到了

曹操(そうそう)の話をすると曹操(そうそう)が来る

 

日本語では、「噂をすれば、影がさす」です。

このことわざは、曹操(そうそう)が疑い深く

常に自身に対する叛乱の芽を探し続けていたところから来ています。

三国時代に曹操(そうそう)は帝の後ろ盾となり、

悪く言えば帝を操り人形にして権力を握ろうとしていましたので、

様々な人物が打倒曹操(そうそう)を目論みましたが、

疑い深い曹操(そうそう)はその企みを尽く発見し、処断していきました。

 

民衆にとっては、曹操(そうそう)の話をしただけで、

謀反を行う前に曹操(そうそう)が鎮圧している、というように見えたことでしょう。

曹操(そうそう)の所業は、ことわざとなるまでの域だったのです。

 

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ことわざの比較文化

 

さて、前述のように国が違っても同じ意味のことわざが存在します。

先ほどの「説曹操、曹操就到了」は日本語では、

「噂をすれば影がさす」ですが、他国ではどうでしょうか。

英語では以下のように表します。

Talk of the devil, and he is sure to appear.

-悪魔の話をすると悪魔が現れる。

 

また、フランスでは、以下のようなことわざが同じ意味のことわざとして挙げられます。

Quand on parle du loup, on en voit la queue.

-狼の話をすれば尻尾が見える。

 

スペインでは以下の様に表されます。

Hablando del rey de Roma, por la puerta asoma.
-ローマ王のことを話していれば、ドアのところに現れる

このように、国は違えどやはりどの国でも似たようなことわざがあります。

 

比較から見えてくる民から見た曹操の像

 

先ほどの比較から、少し面白い者が見えてきます。

英語では、それを「悪魔」というように分かりやすく、

”最も恐ろしいモノ”の代名詞を取り入れて表しています。

 

フランス語でも「狼」という童話でも恐ろしいモノの象徴となるもので表しています。

スペインでは、「ローマ王」という権力者を表していますが、

これも”最も恐ろしいモノ”としてみなしてのことでしょう。

では、中国では・・・というと、それが”曹操(そうそう)”となるのです。

 

さて、ことわざとは大衆の間で言い伝えられるものですが、

その大衆の目に曹操(そうそう)がどのように映っていたか、

というとこのことわざの話からも分かるように、

”最も恐ろしいモノ”としてみなされていたようです。

 

以上から、人々が恐れるモノはそれぞれ、アメリカ人は悪魔!、

フランス人は狼!、スペイン人はローマ王!、

そして中国人は曹操(そうそう)!ということです。

 

三国志ライターFMの独り言

 

今回比較を行ってきましたが、英語圏で使われる悪魔という言葉は、

そもそも怖いモノの代名詞ですが、フランスの狼やスペインのローマ王、

中国の曹操(そうそう)等は具体的な対象を示していて面白いですね。

正史などの書物を見ると、曹操(そうそう)はおしゃべりだし、

会食もするし、その上大笑いもする、とあり明るい人物であるという記録があります。

さらには、笑った拍子に料理のさらに頭を突っ込むほどのオーバーアクションな人物です。

そんな面白そうな人でも、当時の人からは恐れられていたのですね。

考えてみたら、曹操(そうそう)は疑いすぎるあまり、

無罪の人でも処刑したこともあるそうです。

大衆からしたら、おっかなくて近づきたくないですね。

 

 

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■古代中国の暮らしぶりがよくわかる■

 




 

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三国志は、大昔の出来事ですが、物語をいろいろな視点や切り口で見ていくと、新しくて面白い発見があるのが好きです。

人物像や対人関係、出来事、時代背景、逸話等々、古い話とはいえ、学ぶべきところはたくさんあります。

埃をかぶせておくにはもったいない、賢人たちの誇りがあります。

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