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kawauso編集長のぼやきVol.5「kawausoのアイデア」

2018年5月9日


 

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kawausoとおとぼけ

 

あー、、Gwも関係なく働いているkawausoです。

今回は、kawausoが常々考えているアイデアについて書きます。

 

こう見えてもkawausoは歴史オタクで一番関心があるのは幕末

調べていて面白いのは、昭和初期の日本です。

昔、探偵小説もどきの作品も書いていたので、昭和戦前期を

随分調べていて、戦後とその風景が酷似している点と

大きく違う点がクッキリ出ているのが楽しいものでした。

 

例えば、自動車の停め方一つにしても

今は道路に横付けだけど、戦前期の写真を見ると、

道路に縦に付けていたりする。

ちょっと見ると日本じゃあない雰囲気なのね。

日本に似た異世界みたいで書いていて楽しいわけ

 

※編集長のぼやきは毎週水曜日の更新です。

前回記事: kawauso編集長のぼやきVol.4「三国志はオモチャだ!」

関連記事:kawauso編集長のぼやきVol.3「諦めるとは」

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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昭和戦前の小説を書いて苦戦した事・・

kawauso

 

でも、昭和戦前期の小説を書くのは大変なのよ。

アイデアがどうこうではなくて、時代考証(じだいこうしょう)が大変。

当時は、どんなモノを食べていたのか?

どんな衣服を着ていたのか?

学校の制度は、今とどこが同じでどこが違うのか?

道路事情はどうなっていたのか?

当時施行されていた法律は?

賃金の単位は、出回っている紙幣や硬貨は?

ほとんど他国を調べるレベルにその辺りを調べるのが大変

それだけで、何か月も掛かったのよ。

まあ、書くには書いたんだけど、

 

それで分かった、どうして昭和戦前期を舞台にした

小説が少ないのかという事が、、

調べるのがメンドくさいんだよ、

メンドくさいから数が少なく

それゆえに大当たりする小説がなく需要もない。

 

戦国と幕末は小説を書くのにベスト

織田信長

 

逆に戦国時代や幕末は小説を書くのにはベストな環境だ。

沢山の作品が出たし、ヒット作も山のようにある。

ヒットが出ると便乗して関連書籍が多く出現するから、

資料集めも非常に容易になる。

 

そうなると、二匹目のどじょうを求めて、

同じジャンルの二番煎じが山のように出てきて、

良くも悪くもジャンルとして普遍化(ふへんか)するわけ

だから戦国時代を舞台にした小説は

飛鳥時代(あすかじだい)や鎌倉時代を舞台にした小説よりも、

何倍も書きやすい。

面白い面白くないは別としてね

 

■古代中国の暮らしぶりがよくわかる■

古代中国の暮らし図鑑

 

三国志小説スタートアップキットを造りたい

kawausoと曹操

 

でも、三国志ってメジャーな割には資料集めが楽じゃない。

すべて調べたわけじゃないから、

どこかに「三国志小説を書こう」という書籍があるかも知れないけど

編集長はお目にかかった事がない。

曹操号

 

実は、編集長は三国志の輜重に興味があって、

名もなき輜重隊を主人公にした小説を書きたいと常々思うけど

その資料を集めるのがとても大変だ。

その筋の大家の本を買えば書けるかも知れないけど

あーいう本は一冊でウン万円もするからね。

アマチュアで「三国志小説を書いてみよう」という人には、

敷居(しきい)が高すぎると思う・・

もし、「この1冊で三国志を舞台にした小説が書ける」という本を

出版できたら、それこそバカ売れするんじゃないかな・・

kawausoが、古代中国の暮らし図鑑とかの記事を書いているのも

ゆくゆくは、それを集めて

「三国志小説スタートアップキット」を作成して、

1000円位で売り出して、大儲けしたいんだよ。

 

三国志世界に残された知識の不平等を解消したい

スーパー郭嘉

 

日本各地の大学なんかでは、研究結果を、

リポジトリという形でPDF化してインターネットで無料で公開してたりする。

歴史なんかもかなりの数あって絶対に市販されなさそうな

マニアックな研究もあり、編集長も重宝しているけど

知識は惜しんだらダメで、どんどん開放していくことで、

その知識に触れる事ができる人口をどんどん増やすといいんだよ。

 

そしたら、吉川英治(よしかわえいじ)なんか(かす)む位のものすごい三国志小説の書き手が

誕生するかも知れないし、そうなれば、三国志業界も活性化する。

一人で三国志知識を独り占めして悦に浸るよりは、

遥かにプラスが多くなると思うんだな・・

kawauso

 

ま、kawausoが書かなくても、誰かが出してくれるなら

大歓迎なんだけどねーーー

んじゃあ、また来週~!

 

※kawauso編集長のぼやき、次回は5月16日の更新です

 

関連記事:kawauso編集長のぼやきVol.1「情報受け身社会」

関連記事:kawauso編集長のぼやきVol.2「サービス精神」

 

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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