第4話:袁術くん、時間の使い方を上手くなるため「タイムマネジメント」を学ぶ


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袁術

 

一日の時間の使い方が上手くいかず、

「やるべきことが中途半端になってしまう」ということが多い人はいませんか?

 

この記事を読み終わる頃には、

あなたは人生をポジティブに歩むことができる方法をひとつ手に入れています!

 

※このお話は、三国志(さんごくし)に登場する袁術(えんじゅつ)公路(こうろ))が、

21世紀のビジネスシーンで支持されている様々な「自己啓発」のやり方を学び、

実践していく物語になっています。

やや、21世紀風のセリフ回しになっている部分はご了承ください。

 

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袁術くん、時間の使い方について陶謙に相談する

陶謙に相談する

 

袁術くんは、四世に渡り三公を輩出したという超超名門である汝南袁氏に生まれました。

父の袁逢(えんほう)は三公の中の司空に就いたことがありましたが、

すでに病没し、この世を去っています。

 

今日は父親ほども歳の離れた陶謙(とうけん)さんの邸宅を訪れていました。

陶謙、字は恭祖、揚州丹陽郡の出身で、

学問だけでなく、軍事面でも高く評価されている人物です。

幽州の刺史の任にあたり、北方にいましたが、

最近では中央政府に招かれ、現在は義郎として多忙な日々を送っています。

 

「義郎としての職務もお忙しいのに、日々、こうして弓の鍛錬も怠らない。

さらに人が寝静まった頃には左氏春秋といった学問もされているそうで、

人づてに話を聞くたびに、自分の行動を省みて恥ずかしくなります」

 

「いやいや、たいしたことではない。

今はこうして平穏な職務を任されているが、また辺境の戦場に赴くことになりそうだからの」

 

「北の烏丸(うがん)との戦いに戻るのですか?」

 

「いやいや、おそらくは西じゃろう。

(きょう)の異民族と手を結んで反乱を起こしている者たちがいるからな。

中郎将の董卓(とうたく)殿が鎮圧にあたっているが、なかなか思うように成果が上がっていないらしい」

 

涼州(りょうしゅう)ですか。それで、こうして弓の鍛錬をされているのですね」

 

「いやいや、これは日々の日課じゃよ。ルーティンというやつだ。

これをしないとどうにも頭が回らない」

 

「僕はどうにもボンヤリと一日を過ごすことが多くて、

気が付くと大切な用事を済ませていなかったりするんです。

武芸の鍛錬も怠けてしまっています。

どうしたら、そんなにいろいろなことを両立させられるんですか?」

 

「うむ。それは、公路(袁術の字)が、

タイムマネジメントをできていないからじゃないのか?」

 

「それではぜひ、僕にタイムマネジメントのコツを教えてください」


タイムマネジメントが下手な人の特徴

タイムマネジメントが下手な袁術

 

「まず、タイムマネジメントが下手な人の特徴は、時間にルーズだということじゃ。

時間にルーズな人は、周囲に迷惑をかけるため、

おのずと評価は低くなる。大事は任せられんと判断されるじゃろ」

 

「はい。自覚しております」

 

「なぜ時間にルーズになるのか、

それはタスクの優先順位が判断できていないからじゃ。

そしてそれを実行に移すためのスケジューリングも甘い

そして何より、PDCAができていない」

 

「PDCA? 初めて聞きますが、何でしょうか?」

 

「Plan(計画)⇒ Do(行動)⇒ Check(振り返り)⇒ Action(改善後の行動)

のサイクルことじゃ。

計画も甘く、振り返りも甘いために、改善ができずに同じミスを繰り返すのじゃよ。

これだと何をしても成長はできん。

何事も失敗はつきものじゃが、大切なことは失敗から学ぶことじゃ。

計画が甘ければ、振り返りも甘くなり、

失敗したという失望感だけが残るだけで、前進はできぬ」

 

「ただ、何となくやらねばならないことを、

日々辛抱してやっているだけの自分がいました」

 

「徹底してPDCAを繰り返していけば、おのずとタイムマネジメントは上達する。

計画も行動も研ぎ澄まされてくるからの。これからは波乱の時代じゃ。

上からの命令にただ従っているだけでは生き残ってはいけんじゃろ。

自分で考え、自分で主張し、自分で動く。

波乱の時代を乗り切っていくためには、自主性が重要じゃ。

それができる者こそが、チャンスを手にすることができる。

公路も汝南袁氏の家柄にあぐらをかいているようではいかんぞ」

 

「はい。厳しいご指摘ありがとうございます。

しかし、僕は計画の立て方もよくわかってはいないのです。

スケジューリングのコツは何でしょうか?」


タイムマネジメントを上達する方法

真面目な演述

 

「まずはタスクを大まかに細分化することじゃ。

市場の状況をお上に報告する業務があるとする。

細かく分ければいろいろな作業が必要じゃ。

どんな調査が必要か、どんな書類の作成が必要で、誰に報告しなければならないのか。

調査も現状を調べることもあれば、過去の記録を調べることもあるだろう。

上司への報告も、状況の報告もあれば、アイディアの相談もある。

それぞれにどのくらいの時間を要するのかをも検討しておかなければならない」

 

「では、実際にどのくらいの時間がかかるのか、

ある程度は測っておく習慣が必要なのですね」

 

「ポイントは、すべてを完璧にしようと考えないことじゃ。

それをしていると期限に間に合わなくなる。

そして優先順位の高いものからスケジューリングに組み込んでいく

公路のように物事を先送りしたがる癖がある場合は効果的じゃよ。

ここでのポイントは、タスクを詰め込み過ぎないことじゃ。

突発的な業務が入っても対応できる余裕は作っておく」

 

「確かにしっかりとスケジューリングをしたら、

先送りを防止することができそうですね」

 

「そしてここからがさらに重要になるが、

前日の晩には、必ず翌日のスケジュールを確認すること

何が一番のメインであり、修正する項目がないのかをしっかり確認しておくことで、

翌日は朝一から迷わずに行動することができる」

 

「寝る前に、明日の予定をイメージしておくのですね」

 

「そうじゃな。では、ここで質問じゃが、

一日で一番、脳が活発に動く時間はいつごろかわかるか、公路?」

 

「朝は眠いし、昼は昼食をとって眠いし、夕方は……、ああ、夕方でしょうか」

 

「いやいや、人はその時間が一番、脳が活性化しないのじゃ。

業務の効率が落ちる時間帯じゃな。一番良いのは、午前中じゃよ。

だからこそ、集中力を要するような大事なタスクは、午前中に組み込むのがポイントになる」


  

 

まとめ

袁術と陶謙

 

「わしは公路の父上様には大変お世話になったからの。

公路が立派に三公の役職に就き、天子様をお助けし、

この漢王朝の未来を切り拓いてもらうよう指導していく義務がわしにはあると思っておる。

しばらくは涼州で反乱鎮圧に時間を割くことになるだろうが、戻って来たら、話の続きをしよう」

 

「ありがとうございます。タイムマネジメントのポイントがよくわかりました。

早速、今日から実践していきます」

 

「うむ。他人のアドバイスを素直に聞き入れることができるのが、公路の長所じゃ。

その心がけがあれば、己の計画や行動を真摯に振り返り、改善していくこともできるじゃろ」

 

「PDCAですね。常に意識をしていきます」

 

「タイムマネジメントはただ時間を管理するものではない。

自分の改善点に気づき、さらに自分を成長させ、高めていくものだ。

涼州から戻ってきて、公路がどれだけ成長しているのか、会うのが今から楽しみじゃわ」

 

「少し、プレッシャーも感じますが…… ご教授を受けた内容は忘れずに実践していきます」

 

タイムマネジメントの結論

袁術

 

・なぜ時間を上手に使えないのか

1)優先順位に従ったスケジューリングができていない

2)PDCAができていない

 

・タイムマネジメントの上達のやり方

1)スケジューリングを行う際に、タスクを細分化し、重要なものは午前中に行う

2)前日の晩には翌日のスケジュールを必ず確認し、イメージを膨らませる

 

【未来を拓く問題解決策】楽しみながら自分を変える方法
袁術くんの成長日記


 

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