キングダム578話最新ネタバレ予想vol2朱海平原の戦いはフェイクだった

2018年10月29日


 

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大人気春秋戦国時代漫画キングダム、577話では王賁の出生の秘密が語られたものの、まさかこれ以上、このネタで引っ張る事はないと思います。

その理由は、真相を知っているのは王翦のみで彼が口を閉ざしている以上は、確かな事は何も言えないという事です。

また、本当に王賁を疑っているなら、こんなに成長する前に新しく子供を造るか養子を取るか何らかの手だてを打っている事でしょう。

そこで今回は、朱海平原の戦いは王翦のフェイクではないかという観点から予想してみます。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム578話最新ネタバレ予想vol2 勝つ戦い故に工夫が必要

 

キングダムは史実に即しているので、歴史上勝つ戦いは必ず勝たせないといけません。

つまり、史実では王翦が(ぎょう)を落とすとされている以上は、いまがいかに苦戦していても必ず鄴は落ちるようにしないといけないわけです。

 

作者としては、「なんだかんだ言ってもどうせ勝つんだろ?」という読者の安心を破り勝つにしても、

「こんなドンデン返しの勝ち方をするんだ参ったか!」という展開をしないといけません。

しょぼい想定内の勝利の仕方では、「なーんだ」と思われて終わりになるからです。

 

なので、どうしても原泰久SUGEEEEE!と読者に思わせないといけません。

 

 

 

キングダム578話最新ネタバレ予想vol2 勝つ戦いでは味方下げが基本

 

勝つ事が分かっている戦いなら、いかに手の内をバラさないかが重要になります、そこを見抜かれてしまうと、話の面白さが半減します。

そうなると、まず味方を下げないといけなくなりますね、敵を下げてしまうと「楽勝じゃん」という事になってしまいますから

 

推理小説で言えば、味方にトンチンカンな行動をさせて読者の判断力を鈍らせ、混乱させて、ネタバレに辿り着かないように仕向けるわけです。

今回の鄴攻めでは、信と河了貂が味方下げの犠牲者になり、例えば、

 

「王翦は何を考えているんだろう?全く分からないよ」

 

「ああ!後2日で兵糧が尽きるよ、全滅するよ」と絶えずヤバさを強調し、

 

全然楽勝じゃないじゃないか、王翦は何してるんだよと読者をイライラさせます。

 

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キングダム578話最新ネタバレ予想vol2 蒙恬や李牧に注目

 

王翦の反応がない、応答もない、本営にいないかも知れない。

このような漫画の描写は、王翦が見えない所で動くかも知れないという期待を読者に与えると同時に、他の見えない変化への反応を遅らせます。

それは、右翼と違い情勢がまったく届かない蒙恬の左翼の事や、橑陽(りょうよう)戦の終結後、動向が分からなくった楊端和軍です。

 

左翼に関しては、趙軍の右翼と兵力が拮抗している上に、秦軍は司令官の麻紘が死んでいて迂闊に動けないと読者は刷り込まれています。

もう一つ、橑陽の楊端和と壁軍については、犬戎族と戦って終わったので、これ以上動きはないと目線を外しています。

 

だからこそノーマークで放置されている楊端和と壁と蒙恬が、王翦と合致していきなり動き出すと・・面白い事になると思いませんか?

蒙恬は分かりませんが、楊端和はすでに周囲に敵がなく、自由に動けるのですからね。

 

 

キングダム578話最新ネタバレ予想vol2 朱海平原の戦い自体がフェイク

 

王翦の大ドンデン返しとして最も効果的なのは、最初から朱海平原の戦い自体をフェイクだと考える事です。

朱海平原の戦いは、いかにも重要そうですが、実際には鄴を落とす事が目的でありここで総力戦をする事が目的ではありません。

 

本当に重要な戦いは閼与方面の戦いであり、ここを本国の秦の援軍と左右から猛攻撃してここを陥落させてしまえば、

黄河を通じて兵員も補給も、あっというまに鄴まで届けられてしまうからです。

しかし、作者としては、その事を趙軍に気づかれてしまっては困るので、あえて大軍を朱海平原に配置して、そこに読者の意識を集中させます。

この作者の視点は王翦と同じで、俺が閼与を陥落させて戻るまでは、精々時間稼ぎをしておいてくれよという事です。

 

王翦から見ると、鄴に張り付けている桓騎軍も、朱海平原の本隊も、自身がやろうとしている補給と兵員の取得という

本命の目的を果たす為の(おとり)だという事になるのです。

河了貂「恐ろしいよ、俺達はずっと王翦将軍の手の平で踊らされていたんだ」

最終的にテンちゃんにそう呟かせて、王翦最強神話は区切りになるでしょう。

   

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

 

最後のドンデン返しのアリバイ作りの為に、すでに李牧(りぼく)の姿も音信も不通になっています。

さすがに李牧でさえ王翦の計略に気が付かないという事は無理があるので、朱海平原の信や王賁や河了貂が気づかない間に、

あるいは、楊端和や壁将軍も加わる激しい戦いが閼与で繰り広げられているかも知れません。

そして、朱海平原の秦軍の兵糧が尽きるその日までに閼与の戦いは決着し、全てが明らかになるという大々円が待っていると考えられるのです。

 

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