キングダム
潼関の戦い特集




はじめての三国志

menu

三国志の雑学

【劉琦から学ぶ】諸葛亮へした一生のお願いとは?

蜀の劉琦
この記事の所要時間: 248




曹操にお願い

 

突然ですが!!

皆さんは「一緒のお願い」って言葉使ったことありますか。

レンは一生のお願いを何度も何度も使いまくって、一生のお願いの言葉の定義が分からないほど使っています。

 

しかし今回紹介する人はレンとは違って自分の命がかかっていたため一緒のお願いを使ったそうです。

さて今回紹介するのは劉琦(りゅうき)です。

 

劉琦は一生のお願いを諸葛亮(しょかつりょう)にしますが、彼の一生のお願いこそ本当の使い処と言えるので、劉琦の一生のお願いの使い処をこれを見て学んでみてはいかがでしょうか。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:諸葛孔明が10万本の矢を調達・生産したことに魯粛は驚いたのか?

関連記事:司馬懿と諸葛孔明の文通は心理戦の一端だったの?

 

 

どうして一生のお願いを使うことに??

蜀の劉琦

 

そもそも劉琦はどうして一生のお願いを使う羽目になったのでしょうか。

それは自分の命に危険を感じていたからです。

なぜ自分の命に危険を感じていたのか。

 

それは劉琦が劉表(りゅうひょう)の後継者の位から引きずり降ろされ、父から疎まれてしまったからです。

そして劉琦の代わりに劉表の後継者に挙げられたのは、自分の弟である劉琮(りゅうそう)です。

どうして劉表は劉琦を疎み、劉琮を後継者にしようと考えたのでしょうか。

 

劉琦の父・劉表ははじめ劉琦を後継者にしようと考えていましたが、側室の蔡氏から「劉琮を後継者にしてくれないかしら」と何度も言われていた事がきっかけで、劉琮を可愛がり、彼を後継者にしようと考えることになったのです。

更に劉表の重臣・蔡瑁(さいぼう)達も劉琮を後継者にしようと劉表へ働き掛け、劉琦の立場はどんどん悪くなっていきます。

 

そして劉琦は蔡瑁らが劉琮を後継者にするために自分を殺害しようとするかもしれないと考え、日夜不安でしょうがない日々を過ごしていました。

そんな劉琦に希望の光が差し込んできました。

 

 

劉琦の希望の光・諸葛亮

劉琦の希望の光・諸葛亮

 

劉琦は劉備(りゅうび)の軍師として仕え始めた諸葛亮(しょかつりょう)が知識も豊富で知恵のある人物であることを知ります。

そして劉琦はもしかしたらこの劉備の軍師・諸葛亮からアドバイスを聞けば、自分の不安も晴れるかもしれないと考えます。

 

劉琦は諸葛亮からアドバイスを聞くため何度もお願いしますが、諸葛亮から拒否られてしまいます。

しかし劉琦は自分の命がかかっているため、めげずに何度もお願いしますが、結果は変わりませんでした。

 

【はじめての三国志平話】
三国志平話

 

劉琦の一世一代の奇策とは!?

諸葛亮孔明

 

劉琦は諸葛亮にアドバイスをもらおうと何度もしつこくお願いしますが、諸葛亮から拒否られてしまいます。

そこで劉琦はある秘策を諸葛亮へ用いることにします。

劉琦は諸葛亮と自宅の裏庭にある高いやぐらへ誘い始めます。

諸葛亮は劉琦の誘いを不審に思いますが、おとなしく従ってやぐらを登っていきます。

 

劉琦は諸葛亮と一緒にやぐらを登りきるとそこで「孔明先生。今日は日ごろ迷惑ばかりかけているのでここで一緒に飲みましょう」と言って酒とつまみを持ってこさせるのでした。

諸葛亮は劉琦の誘いに乗ってつまみと一緒に酒をたしなみ始めます。

劉琦は諸葛亮が酒を飲みながら話に花を咲かせながら盛り上がっている所を見計らって、やぐらの梯子を取り外してしまいます。

 

一生のお願いです

諸葛亮孔明

 

劉琦はやぐらの梯子が取り外されたことを確認すると諸葛亮へ「孔明先生。一生のお願いです。私は弟から命を狙われそうなんですけど、どうすればこの危機を回避することができますか」と頭を下げてお願いします。

諸葛亮はため息を軽くついた後「弟君から命を狙われるのは弟君の近くにいるからでしょう。

だったら近くにいなければいいんじゃないですか。

 

あなた様が弟君の近くに居なければ、弟君もあなたの命を狙う理由が無くなると思いますよ」とアドバイス。

劉琦は諸葛亮のアドバイスを聞いて手をたたいて喜び、梯子をすぐに持ってこさせ、二人の宴会は終わりを告げるのでした。

さて劉琦は諸葛亮のアドバイスを聞いて喜んだ後、どうしたのでしょうか。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レンの独り言

 

劉琦はすぐに諸葛亮のアドバイス通り、父や弟の元から離れる事を決意。

劉琦は父・劉表へ「最近、江夏太守の黄祖が亡くなり、江夏太守の座が空いているので、私が江夏太守になりたいんですけどいいでしょうか」と進言。

劉表は劉琦の願いを聞き入れて江夏太守に任命します。

こうして劉琦は諸葛亮のアドバイス通り、父と弟の元から離れることに成功します。

 

そして劉琦が江夏太守になった事で自分の命を守りぬく事に成功するのでした。

レンみたく困ったらすぐに一生のお願いを使うのではなく、劉琦のように自分の命の危機が迫ってきた時にみなさんも「一生のお願い」を使ってくださいね。

 

参考文献 正史三国志蜀書など

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:天下の奇才!?諸葛孔明とはどのような人物だったのか

関連記事:【危篤の孔明そっちのけ!】始まっていた五丈原の権力争い

 

【三顧の礼は孔明の脳内イメージだった?】
三顧の礼特集バナー

 




黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 曹操は最初から荀彧を遠ざけていた!?原因は強烈なニオイ
  2. 【三顧の礼】諸葛亮が自ら盛った作り話か!?あったか疑わしい三顧の…
  3. 曹操の徐州大虐殺 ―きっかけは曹操の父親だった。その父親とは?-…
  4. 劉備と孫権 残念ながら本当です!三国志赤壁の手柄は99%呉のモノ
  5. 劉禅に忠誠を尽くした武人・張嶷の最後に心が震える
  6. もし張飛が殺されなかったら「夷陵の戦い」はどうなった?
  7. 「後漢の州人口」から読み解く群雄の力!曹操が袁紹の本拠地を欲しが…
  8. 秦の始皇帝ってどんな人だったの?幼少期編

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 五虎大将軍の馬超

おすすめ記事

  1. 孫権はなぜ孫策の子息を冷遇したの?それは孫権が袁術を愛していたから?
  2. 【アニメで分かる三国志】劇場版「魔法少女まどか☆マギカ」を見れば「仁」と「義」の言葉の意味が良く分かるってホント??
  3. 真田昌幸の智謀がキラリと光る!徳川軍を打ち破った伝説の戦い上田城攻防戦
  4. 【衝撃の事実】三国志演義はゴーストライターによって書かれた小説だった!?羅貫中じゃないの?
  5. 司馬徽(しばき)はどんな人?なんでも善きかな、生涯誰にも仕えなかった偉人
  6. 三国時代のブラックジャック?華佗とはどんな人物?

三國志雑学

“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 真田丸 真田幸村

おすすめ記事

キングダムに乗り遅れた人必見!!戦国時代をざっくりと紹介しちゃいます! 孔明の愛弟子であった姜維はなぜ孔明の後継者に選ばれなかったの? 三国志時代の楽しい農村!当時の農業とはどんなのがあったの? 【マイナー武将ここがすごい】建安七子・王粲の才能がヤバイってほんと!? はじめての三国志編集長 kawauso 【告知】8月のはじ三のスペシャル記事をピックアップ紹介 【授業に出るかも】正史三国志と三国志演義の違いは何? 「虎穴に入らずんば虎子を得ず」のことわざを作り出した班超って一体何者? 諸葛孔明のお兄ちゃん「諸葛瑾」は政治家ではなく軍の仕事をメインとしていた!

おすすめ記事

  1. 「英傑ランキング」上位100名の中に選ばれた8人で争われる「公式頂上リーグ選抜決定戦 ~小暑の陣~」開催
  2. 三國クロスサーガ~蒼天の絆~とはどんなアプリゲーム?
  3. 傅嘏(ふか)とはどんな人?時代を謳歌していた三人とは付き合いたくありません!
  4. 月刊はじめての三国志2018年3月号 (桃園出版 三国舎)を出版しました
  5. 三国志|前半戦のまとめその3(長坂の戦いまで)
  6. 【数奇な人生】三国志演義には登場しない臧洪(ぞうこう)と袁術の奇妙なニアミス!
  7. キングダム 533話 ネタバレ予想:爆誕!飛信軍
  8. 【劉邦暗殺計画】劉邦の態度のでかさに激怒した家臣達

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“水滸伝"

“三国志人物事典"

PAGE TOP