「真田丸」の明智光秀と「麒麟がくる」の明智光秀の違いとは?

2019年3月8日


 

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真田丸

 

大河ドラマ「真田丸(さなだまる)」は2016年に放映され、戦国時代を生き抜いた真田家を主人公にした物語です。この真田丸では明智光秀(あけちみつひで)も脇役として少しだけ登場しましたが、ついに2020年の大河ドラマで主役になって登場。

 

今回は真田丸のストーリーを紹介しつつ、真田丸時代の明智光秀がどのようなキャラクターだったのか。そして○○の大胆予想もしてみたいと思っています。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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真田丸のストーリーや小ネタをざっくり紹介

真田丸 真田幸村

 

真田丸は一体どのようなストーリーだったのでしょうか。真田丸は四部作のストーリー構成となっており、信繁青春編、大阪編、三成・九度山編、大阪夏の陣編となっています。

 

真田丸の主人公は「日本一の強者」と徳川家康(とくがわいえやす)から評価された真田信繁(さなだ のぶしげ)こと真田幸村(さなだゆきむら)です。真田幸村を演じたのは半沢直樹(はんざわなおき
)
で有名になった堺直人(さかい まさと
)

 

真田幸村の父は草刈正雄(くさかり まさお
)
さん、幸村の兄・真田信之(さなだ のぶゆき
)
を演じたのは大泉洋(おおいずみよう)さんでした。また「真田丸」は三谷幸喜(みたに こうき
)
さんが脚本を作り、当時大々的な話題になったのを覚えています。

 

ちょっと話がずれましたが、チョーざっくりとですが真田丸のストーリーや小ネタを紹介しました。

 

 

 

明智光秀は真田丸で登場したの!?

 

明智光秀は真田丸の4話で登場します。明智光秀は甲州征伐を終えた織田信長(おだのぶなが)へ余計なことを言ってしまったせいで、欄干に頭を打ち付けられ、ボコボコにされているシーンで初登場。

 

燃える本能寺

 

その後本能寺の変で明智光秀が再び登場し、織田信長を殺害します。そして真田丸5話でも明智光秀は登場。明智光秀は本能寺の変で織田信長を殺害した後、信長の息子・織田信忠を二条城で殺害するシーンで再び登場します。

 

しかし真田丸6話では明智光秀は羽柴秀吉に討伐され、山崎の戦いや明智光秀が討ち取られるシーンが放映されることなく、光秀の登場が終了します。このように明智光秀は真田丸ではあまり登場する回数が少ない脇役で終始していました。

 

明智光秀は戦国時代でも屈指の大事件・本能寺の変を起こした張本人なのに出番が少ないのはちょっと可愛そうだなと当時の私は思っていたのが懐かしいです。

 

if三国志

 

 

2020年の大河「麒麟がくる」で主人公に抜擢!!

明智光秀 麒麟がくる

 

明智光秀は真田丸では残念ながらちょっとしか登場しない脇役でしたが、2020年の大河ドラマでは主人公として登場。明智光秀が主人公として登場する大河ドラマのタイトルは「麒麟がくる」です。

   

 

「麒麟がくる」に登場する明智光秀を勝手に予想してみた

馬にまたがって戦う明智光秀

 

ここで黒田レンが「麒麟がくる」の主人公・明智光秀を勝手に予想してみたいと思います。「麒麟がくる」の明智光秀は仁徳のある武将として描かれると思います。

その理由としては「麒麟がくる」のタイトルにあります。

 

「麒麟がくる」の「麒麟」は古代中国の書物「礼記(らいき)」に登場する聖獣ですが、ある一定の条件の時にしか登場しないらしいのです。麒麟が登場する一定の条件とは「礼記」によると王が仁のある政治を行った時に降臨する聖なる獣が麒麟だそうです。

 

黒田レンは上記の「礼記」に登場する聖獣「麒麟」を2020年の大河ドラマのタイトルに入れていることから、明智光秀が仁徳のある人物として描かれるのではないかなと予想してみました。

 

戦国史ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レン

 

2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」は明智光秀の謎に包まれた前半生から物語が始まるそうです。そのため明智光秀の謎の前半生がどのようなストーリーで構成されるかが、「麒麟がくる」の最初の難関であり、視聴率を得るキーポイントの一つとなるのではと思っています。

 

そして明智光秀と言えば本能寺の変ですが、ここもどのように表現するのか今から楽しみでなりません。真田丸はかなりの高視聴率だったので「麒麟がくる」も負けないくらい高視聴率を出して、人気のある大河ドラマとして注目されてほしいなと思います。

 

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麒麟がくる

 

 

 

 

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