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明智光秀の魅力がビンビン伝わる!麒麟がくるの主人公の魅力を紹介

2019年3月21日


 

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馬にまたがって戦う明智光秀

 

2020年に明智光秀(あけちみつひで)は大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の主役として登場します。明智光秀の大河が放映されても彼の魅力を知らなければ、「麒麟がくる」を見てもあまり面白くないかもしれません。

 

そこで今回は「麒麟がくる」放映前の予習として、明智光秀の魅力を紹介していきたいと思います。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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明智光秀の魅力その1:教養に磨きをかけた努力家

明智光秀 麒麟がくる

 

明智光秀の魅力をここではたっぷりと紹介していきます。

 

早速ですが明智光秀の魅力その1としては教養に磨きをかけた努力家と言える所です。戦国武将たちは各々茶の湯や連歌を学んでそれなりに教養を持った人物がたくさんいました。明智光秀も教養を持った人物ですが、より磨きをかけるためいろいろ人を師匠として学んでいきます。

 

明智光秀は連歌を嗜んでいましたが、連歌を上手くなるため里村紹巴(さとむら じょうは)に学びます。その後光秀は親友・細川藤孝(ほそかわ ゆうさい)から連歌に磨きをかけ、文化人としての素養を身につけていきます。

 

また明智光秀は茶の湯を今井宗久(いまい そうきゅう)津田宗及(つだ そうぎゅう
)
に学び、茶人としても卓越した才能を見せます。この努力の結果、明智光秀は戦国時代の超一流と言える文化人へと変貌を遂げる点が魅力と言えるでしょう。

 

 

 

明智光秀の魅力その2:鉄砲戦術の達人

明智光秀は鉄砲の名人 麒麟がくる

 

明智光秀はの魅力その2は鉄砲戦術の達人と言えるでしょう。

 

明智光秀といえば色白で、織田信長(おだのぶなが)にいじめられる苦労人のイメージが強いと思います。しかし史実の明智光秀は鉄砲運用術に秀でた人物でした。

彼の鉄砲運用術が優れていた一例として金ヶ崎の退却戦があります。

 

この退却戦は織田信長が朝倉家を滅ぼすため、越前へ攻め込んでいた所、同盟者・浅井長政(あざい ながまさ
)
が裏切った為に起きた退却戦です。織田信長は浅井長政が裏切った事で、正面に朝倉家の軍勢と後方に浅井家の挟撃を受ける危険がありました。

 

通説ではこの時、織田信長が羽柴秀吉(はしばひでよし)を殿に残して、他の諸将と一緒に一目散に京へ向けて退却。朝倉家と浅井家の連合軍が攻めて来る中、羽柴秀吉が力戦奮闘して、退却する織田軍を逃がすことに成功した退却戦として描かれています。

 

実はこの金ヶ崎の退却戦ですが、羽柴秀吉の力戦奮闘によって織田軍の退却が成功したのではなく、明智光秀の鉄砲運用術がなければ退却できなかった戦いでした。明智光秀は織田信長に命じられ、羽柴秀吉と池田勝正(いけだ かつまさ)の参院で行った退却戦です。

 

明智光秀は織田信長から織田軍の優秀な鉄砲隊を指揮下に預けられ、500人ほどの特別部隊が編成されたと「当代記」などの書物に記載されています。明智光秀はこの特別部隊を率いて襲いかかってくる朝倉家と朝倉家の連合軍を鉄砲で撃退しながら少しづつ退却。

 

こうして明智光秀達の退却部隊は丹羽長秀が駐屯する若狭まで退却することに成功し、見事難しい金ヶ崎の退却戦を切り抜けることになります。明智光秀はその後京都へ向かい、織田信長に退却戦の報告を行います。

 

このように明智光秀は鉄砲運用術に優れた人物ですが、上記の戦いだけでなく、本圀寺の戦いでも「大筒」を使って、大軍で押し寄せる三好三人衆から本国寺を守りきることに成功しています。

 

上記のように明智光秀の優れた鉄砲運用術は魅力ある点と言え、「麒麟がくる」でも明智光秀の鉄砲運用術が大迫力で放映されるはず。

 

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戦国史ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レン

 

明智光秀は上記で紹介した魅力のほかにも優れた政治を行い、民衆から慕われていた点も魅力です。明智光秀は丹波攻略後、治水事業や免税、徳政令など民衆に優しい政治を心がけて実施。

 

その結果、明智光秀は民衆から喜ばれ慕われることになります。

 

「麒麟がくる」ではここで紹介した明智光秀の魅力に注意しながら見るとより面白くなると思います。

 

■参考文献 明智光秀 残虐と謀略 祥伝社新書など

 

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麒麟がくる

 

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

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