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キングダム606話ネタバレ予想vol2「悲惨!倉央と田里弥が道化に」

2019年7月1日


 

 

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大人気春秋戦国時代漫画キングダム、ところで読者の皆さんは、漫画において天才や美少女を際立たせるにはどうすればいいかご存知ですか?

答えは天才に対比しておバカを、美少女に対比してブスを出せばいいのです。

この両極端の存在のギャップが大きければ大きい程、天才は増々天才らしく見え美少女は増々、美少女らしく見えるのです。

そして、それは同時に引き合いに出されたおバカはよりバカに見え、ブスは増々ブスに見えるという事でもあります。

キングダムに話を戻すと、これから王翦(おうせん)が活躍する段にあたり、漫画ではおバカやブサイク役、つまり道化(どうけ)が必要です。

どうやら今回の道化は王翦の腹心、倉央(そうおう)田里弥(でんりみ)になりそうなのです。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム606話ネタバレ予想vol2「仮面の王翦には強烈な道化が必要」

王翦

 

王翦は仮面の将軍であり全く寡黙(かもく)、おまけに武将ではなく知将です。

さらに、その計略とは綿密な根回しが必要なものばかりです。

このようなタイプのキャラを引き立てるには、王翦の意図を読めずにミスリードしたり、王翦をポンコツと断言するキャラが必要です。

 

これにより、読者はミスリードやポンコツ発言に惑わされて漫画家が意図するポイントから視点を逸らしてしまいます。

そこで、あっと驚く計略を仕掛ける事で「そ、そうだったのか!」と読者が驚き王翦の株が上るのです。

 

昔からのキングダム読者なら、ハタと思いついたのではないですか?

そうです、(ぎょう)攻めの初期から中期にミスリードを勤めたのは河了貂(かりょうてん)(しん)です。

特に河了貂の王翦への罵詈雑言は結構ヒドイものでした。

 

もちろん、作者としてはそうして河了貂に王翦を批判させる事で王翦は本当にポンコツなのではないかと読者に思わせて

ネタバレを回避するようにしていたのです。

王翦が戦場に登場するようになると、河了貂と信はミスリード要員から外れ行動とセリフも普通に戻りました。

 

 

 

キングダム606話ネタバレ予想vol2「倉央と田里弥が次の道化に」

 

朱海平原の戦いは、十五日目にしていよいよ王翦と李牧が直接対決に出ます。

つまり、王翦スゴイと思わせないといけない場面がまた出てきたのです。

 

そうなると、まだ遠い右翼の戦場で奮闘している河了貂や信にミスリードを伴う道化役を担わせるわけにはいきません。

あまりに遠すぎて有効な道化にならないからです。

となると、最近、名前が出たばかりの田里弥と倉央が道化になり、ポンコツ化して王翦に花を持たすしかありません。

 

すでにその予兆は出てきていると言えるでしょうまず、李牧の大鶴陣の秘密を二人とも解く事が出来ませんでした。

どちらかと言うと、田里弥の方が軽はずみで冷静さを欠く描写ですが、「私、しくじらないんです」の倉央も自重しているものの似たようなものです。

 

そして、右往左往する二人をしりめに王翦は大鶴の陣の弱点を見破ります。

こうして王翦はなんと陣形を組まずに、そのままで李牧の軍勢に突撃をしたわけです。

 

キングダムネタバレ考察

 

 

キングダム606話ネタバレ予想vol2「大鶴陣の正体はカウンター陣形」

 

まだ、漫画では明らかにされていませんが、大鶴陣の正体とはカウンター陣形です。

敵が繰り出してきた陣形に対し、即座にそれを無効にする陣形を繰り出して敵の力を相殺(そうさい)するのが特徴でしょう。

 

共伯(きょうはく)雷伯(らいはく)の率いる軍勢は、全ての陣形を即座に取る事が出来るように訓練された兵であり、だからこそ田里弥や倉央の攻撃は

最初こそ有効だったものの次第に力を失ったのです。

カウンターは陣形ありきですから、陣形を組まねば、それにカウンターを浴びせる事が出来ないのです。

   

 

キングダム606話ネタバレ予想vol2「李牧の不敵な微笑み」

剣を持ち戦う李牧

 

李牧の大鶴陣を破った王翦ですが、ここまでは李牧も織り込み済みでしょう。

直接に対峙した事はないものの、李牧は合従軍編での王翦の神出鬼没(しんしゅつきぼつ)を知っています。

そして同時に、こう考えているのではないかと推測します。

 

「王翦、あなたは常に相手の上を行く機略を打ち出してくる全く敬服しますよ。

だが、そのあなたの神出鬼没の機略こそがあなたを滅ぼすのです」

 

王翦の弱点、それは秘密主義と単独行動です。

彼は不意にいなくなるので、その意図を見抜けない部下にとっては、非常に扱いずらい人物なのです。

そして、それは倉央と田里弥も同じではないかと思うのです。

頼りにしている腹心二名が足を引っ張るとしたらキングダムとしてはこれ以上なく面白い展開になります。

 

キングダム606話ネタバレ予想vol2「王翦の足を引っ張るポンコツ二名」

 

つまり、李牧の大鶴陣の第二段階か第三段階には、王翦と倉央・田里弥の軍を分断する仕掛けが入っていると思います。

それにより倉央と田里弥は、善かれと思った行動で王翦の軍勢を封鎖し逆に苦しめる羽目になるんじゃあないかと推測します。

実は、これも道化に入っています。

 

理由は王翦というキャラは万能であり自分で失敗するとは考えにくいです。

そうなれば味方の誰かが足を引っ張るしか考えられません。

特に、そうですね・・「私しくじらないんです」の倉央が失敗すれば漫画的には面白くなります。

 

こうして、李牧の策の秘密を見破った王翦は田里弥か倉央のチョンボで一転して窮地、しかし、ここで王賁が間に合い、

李牧の軍勢を背後から突く形で親子ワンツーフィニッシュで逆転勝利。

()められた二人は奮起(ふんき)して李牧軍を攻撃しまくり、終りよければすべて良しで大団円(だいだんえん)が待っているのではないでしょうか?

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

 

万能である王翦が苦しめられるには、味方がポンコツなり道化にならないと話の辻褄(つじつま)が合わなくなると思いこんな事を予想してみました。

史実の王翦は一度も負ける事なく、無敗で通した上秦王政の猜疑心を解きベットの上で死んだと思われるので

欠陥の無い人間として描かないとなりません。

 

しかし負けないキャラなんて漫画的に面白いわけもなく、何らかの壁が必要です。

そこで、王翦と絡むキャラはどうしてもポンコツ化するわけですが、李牧を今以上にポンコツにするわけにはいかないので、

必然として、倉央と田里弥が足を引っ張るとkawausoは推測します。

読者ちゃんはどう思いますか?

 

参考文献:史記白起王翦列伝(しきはくきおうせんれつでん)

 

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