キングダム611話では、とうとう趙の左翼が崩壊し、秦の右翼が中央で激闘を繰り広げている王翦の援軍に到着できる状態まで進みました。
しかし、そこは李牧、自軍の前に副官の金毛を当て先鋒の飛信隊を阻止する気満々です。
それはそうと、この金毛一体、強いのでしょうか?今回は、金毛が大活躍するかどうかを考えてみます。
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この記事の目次
キングダム最新612話ネタバレ予想「金毛の性格とは?」
金毛は黒羊丘の戦いで初登場していて、すでに故人となった慶舎の副官です。
戦いでは、桓騎軍の摩論と戦っていました。
当人は卒なく戦っていましたが、総大将の慶舎が信に討たれたので、こりゃダメだと自軍を殿にして撤退しようとしますが、
紀彗に「まだ、慶舎の死は敵に知られていない」と説得され慶舎の死を伏せたままで戦闘を続行します。
しかし、桓騎の策略で離眼城が危なくなり、紀彗が率いる離眼勢がやむなく退却しようとします。
その紀彗の態度には、当然、金毛も岳嬰(故人)も猛反発します。
岳嬰は、頭に血が上りやすい男であり、どうしても帰還するなら貴様を斬ってでも押しとどめると言い放ちます。
金毛は、いきりたつ岳嬰を押しとどめて、最終的な決定は紀彗に任すと言いながらも
「我々は離眼を守るためではなく、趙国を守るために黒羊丘に来たのだ、
もし、紀彗が離眼一城の為に戦線を離脱するなら、その為に趙国の西部が失われるかも知れん」と釘を刺します。
それでも、郷土を愛する紀彗の気持ちは変わらず、離眼勢が抜けた事で、黒羊丘の戦いでの趙の敗北は決定しました。
その後、どこがどうなったのか分かりませんが、鄴攻めでは、李牧の副官として戦争に参加しています。
鄴攻めでは、これという活躍をしていませんが、黒羊丘の戦いを見ると思考が柔軟で、他人の意見でも理があると見れば受け入れて
責任逃れをせずに、精一杯奮戦する人物のようです。
ただしその全ては、趙国の為であり、必要であれば身内も斬る非情さを持ち合わせているので、将軍の適性もあります。
キングダム最新612話ネタバレ予想「金毛をスカウトしたのは李牧?」
李牧は、色々人材を推挙しているようで、慶舎も李牧によりスカウトされ、模擬戦では李牧を破るほどの腕前を見せた人物です。
金毛は慶舎の副官として出てきましたから、もしかすると金毛も李牧による推挙なのかも知れません。
そうだとすると、今の所、その片鱗も見えませんが、金毛には、まだ見せていない未知の能力があるのでしょうか?
そうではないものの、因縁が重なる信、そして那貴に対して恐るべき戦闘力を発揮するのでしょうか?
キングダム最新612話ネタバレ予想「今回は黒羊丘のリターンマッチ」
今回、金毛は飛信隊との総力戦を覚悟しています。
それも仕方ないでしょう、何しろ、先鋒として飛び込んできた那貴は、金毛の上官である慶舎を信が討つ原因になった男です。
那貴隊は、斥侯と偵察に長けている部隊であり退却した趙峩龍を見つけ出すなど今回の鄴攻めでも大活躍していますが、
その片鱗はすでに黒羊丘戦で見せつけられていたわけです。
しかし、金毛からすれば那貴と信は慶舎を殺した仇でした。
そして、次は李牧を殺そうとしているわけなので、ここは、信と那貴、絶対殺すマンにならないといけません。
上官の慶舎を殺されて、おめおめと生きている恥は、李牧を殺そうとして向かってくる飛信隊の二人を殺す事で、
はじめて雪ぐ事ができるわけで、今回、金毛は、生還しない形で飛信隊に襲い掛かるのではないかと思います。
キングダム最新612話ネタバレ予想「情念がパワーを高めるキングダム仕様」
漫画では、特にストーリーモノでは、何の伏線もなしに新しい能力が出現するのはタブーです。
ジョジョだって、冴えない登場人物がスタンド能力に目覚めるのは、矢に射抜かれて瀕死の状態にならないといけませんでした。
つまり、土壇場になって、いきなり金毛が「私は本能型武将だったのだよぉ!」とカウンター陣形攻撃で、
飛信隊を打ち破るみたいな展開は「はぁ?」になるという事です。
となると、金毛には特になんという能力もないでしょう。
しかし、キングダムでは胡漸ジィのように強い情念を持っていれば龐煖の足に剣を突き刺す事も出来てしまいます。
従って、生還を期さない捨て身の金毛アタックを見せられれば思った以上に、金毛軍を撃破するのに時間がかかるでしょう。
そして、李牧軍の背後には、馬南慈もいるわけで、その遊撃と金毛の粘りが合わさると、
これは容易に金毛を突破できないというピンチになりそうです。
地味で泥臭いが、耐久力があるというのが金毛の持ち味であり、また、キングダム読者は趙峩龍の再来のような、
ひたすら秦軍が兵力を消耗する戦いを見せつけられるとkawausoは予想します。
キングダム最新612話ネタバレ予想「ギャギャギャが解決する」
金毛の粘り強さと馬南慈のコラボ防御を打ち破るのは、やはり、アカキン・スカイウォーカーこと亜花錦ではないかと推測します。
亜花錦が馬南慈に強烈な打撃を与える事で、金毛と馬南慈のコラボが崩れ飛信隊が金毛に力一杯押し込む事で、さしもの金毛軍も崩壊。
「慶舎将軍の仇だーー!」と自ら剣を片手に信に挑むも、あっさり返り討ちという最期ではないかと思います。
そして、ようやく、李牧まで届くと思った所で、龐煖が登場しぐっちゃぐっちゃの信が最大のピンチに陥ります。
漫画はこれで山越えた、あとは消化試合というのが一番ダレルので龐煖の登場が飛信隊の最期で最大の危機になるという形でしょう。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
金毛を殺してしまうと、ただでさえ薄い李牧の陣営が薄くなりそうですが、正直、心配はいらないと思います。
その理由は、李牧は敗戦の責任を取らされ、失脚して雁門に戻されてしまうからです。
つまり、次に登板するまでに李牧は独自に幕僚を強化していて、実力未知数の司馬尚を筆頭に、舜水樹や公孫龍、
オリキャラを加えて陣営を充実させる事が可能だからです。
なのでイマイチ、キャラが弱い金毛については、強いてまで生き残らせる必要はないかなとドライなkawausoは思います。
「なにをぬかすんじゃゴルァ!金毛なしに李牧は秦に勝てんのじゃァ」と
kawausoの予想に異論がある人もない人もコメント下さい。
参考文献:史記廉頗藺相如伝
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