星彩とはどんな人?張飛の娘がモチーフになった美少女?

2019年9月5日


 

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三国志ライター黒田レン

 

三国志のアクションゲーム・三国無双シリーズ。みなさんはこのアクションゲームプレイしたことありますか。

レンは最初のシリーズだけプレイしたことがあります。お気に入りの武将はやっぱり数少ない女性キャラ星彩です。

今回はレンのお気に入りキャラ星彩を紹介したいと思います。

 

 

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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残念!!架空の人物だった星彩

星彩

 

三国無双シリーズに登場する星彩(せいさい)。星彩は盾と剣を持ち、蜀の二代目皇帝劉禅(りゅうぜん)を守護するキャラクターとして登場し、武勇に優れ、容姿端麗で超絶かわいい三国無双の数少ない女性キャラです。この星彩ですが、正史三国志に登場する人物なのでしょうか。

 

周瑜、孔明、劉備、曹操 それぞれの列伝・正史三国志

 

正史三国志や三国志演義を調べてみると星彩の名前は一切記載されていません。そのため星彩はコーエーオリジナルのキャラクターだったことがわかります。しかし星彩はある人物をモチーフにして作り出されたキャラクターだったことが、三国無双のホームページを見るとわかります。

 

いったい誰をモチーフにして星彩が誕生したのでしょうか。

 

 



張飛の娘が元ネタ!?

張飛の男気人生

 

星彩は劉備(りゅうび)の義弟・張飛(ちょうひ)の娘がモチーフになっていると三国無双のホームページに記載されています。劉備の義弟・張飛。

 

五虎大将軍の張飛

 

張飛は良家の娘に一目ぼれし、その娘をそのまま引っ捕えて自分の奥さんにしてしまいます。プロポーズもしないでそのまま奥さんにしてしまう張飛らしいエピソードではないでしょうか。

 

張飛のヨメ

 

さて話がそれましたが、張飛の奥さんは張飛と結婚し、二男二女を授かることになります。そしてこの張飛の二人の娘こそ、星彩のモチーフになった女性です。

 

星彩の元ネタになった張飛の長女・敬哀皇后

敬哀皇后

 

張飛の長女は劉備が生きている頃、劉備の息子・劉禅(りゅうぜん)と結婚。その後張飛の娘は劉備が亡くなって、劉禅が皇帝の位を継ぐと皇后に立てられます。

 

劉禅と結婚する敬哀皇后

 

そして蜀の皇帝・劉禅の奥さんとなり皇后となった人物こそ、三国無双に登場する星彩のモチーフとなったキャラクターではないかと言われています。この劉禅の奥さんとなった張飛の娘は敬哀皇后(けいあいこうごう)と呼ばれます。張飛の娘・敬哀皇后は劉禅が皇帝になって、15年後になくなってしまいます。

 

張飛の次女・張皇后

劉禅

 

劉禅は奥さんが亡くなった後、皇后を迎えます。その人物は敬哀皇后と一緒に後宮へ入った張飛の次女です。

 

張皇后

 

張飛の娘は二人共皇后になっていることから、超絶美少女だったのかもしれません。さて張飛の次女は劉禅の正室に迎えられた事から、敬哀皇后の死後、皇后の位へ就任し、張皇后(ちょうこうごう
)
と呼ばれることになります。

 

洛陽城

 

張皇后は蜀が滅亡した後、劉禅と一緒に洛陽(らくよう)へ移住。張皇后は洛陽に移住後、劉禅と一緒に仲良く暮らしていたそうです。この張皇后も星彩のモチーフとなっている可能性が高い女性です。

 

星彩は三国無双のキャラクター紹介欄に張飛の娘と書いてあるだけで、敬哀皇后と張皇后どちらをモチーフにして生まれたのかわかりません。しかし星彩は張飛の娘である敬哀皇后か張皇后、もしくは両方の女性を参考にして生まれた女性武将だったことは間違えないと思います。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レン

 

張飛の奥さんは良家の娘さんと紹介しましたが、正史三国志によると夏侯家の娘さんだったそうです。星彩は張飛の娘だったと三国無双のキャラクター紹介に書かれている為、夏侯氏の血も引いていることがわかります。

 

星彩は三国無双で縦横無尽に武器を振るって戦っていますが、張飛と武勇に優れた夏侯氏の血筋を受け継いでいれば、武勇に優れているのも当然なのかもしれません。でも劉禅と正室である星彩が夫婦喧嘩をした場合、劉禅が一方的にボコボコにされちゃうイメージが沸くので、ちょっと可哀想な気がするのですが、みなさんはどう思います。

 

■参考文献 正史三国志魏書・蜀書など

 

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民間伝承の三国志

 

 

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

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