キングダム639話ネタバレ騰出陣!「吉報」レビュー考察

2020年4月16日


 

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洛陽城

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム。638話は(せい)から兵糧が大量に(ぎょう)に運び込まれて終わりでした。この兵糧、見立てでは半年分はあるとの事で、しばらくは食糧難からは解放されそうな様子です。でも、もちろん毎回、毎回、斉から食糧を買うのは不可能、今後は黄河の東も趙が警戒するでしょう。

 

と言う事で、どうしても兵站(へいたん)を繋がないといけなくなった秦ですが、一体、どこから進む事やら・・そういうわけで、今回も行ってみよう、キングダムがキタ―ーーーーーーーー!!!

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム639話ネタバレ「斉王建のバックショット!」

蛇神ナーガ(神話)

 

キングダム639話の扉ページは斉王建(せいおうけん)のバックショットで、「ハッハッハ喰らうがいい秦兵共」です。ただ商取引として兵糧を運んだだけの斉王建ですが、鄴の秦軍には救いの蛇神様、扉絵を飾る価値はあると言えましょうか。

 

次のページでは、「斉の飯は美味いぞ」とやけに自信満々で目から下が見切れている斉王建。その横で「もちのロンです」と言っているのは、秦に通じて斉王建を骨抜きにした佞臣(ねいしん)后勝(こうしょう)かも知れません。

 

キングダム639話ネタバレ「飛信隊のモグモグタイム」

料理人

 

さて、蛇王から鄴に運び込まれた兵糧のお陰で、秦軍は息を吹き返しました。目の前には、肉まんだの串焼き肉だの、酒だの色々な御馳走が並んでいます。どうも、斉王建が送ったのは兵糧ばかりではない様子で、様々な食材が運び込まれているようです。竜有も料理人としての腕がなると、やるき満々です。

疫病が蔓延した村と民人

 

それを涙を流しながらモリモリ食う飛信隊、おそら生涯で一番美味い飯でしょう。

 

一方、河了貂は配食を手伝い、自分の事は後回しにしているようで、自分もちゃんと食えと言われても落ち着いてからとバタバタ動きまわっています。飛信隊は飯を食いながら号泣しています。ここまで多くの仲間を犠牲にして鄴を獲った快挙を噛み締めているようです。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム639話ネタバレ「王道のヒロイン抱っこ」

アフリカの冥婚

 

忙しく動いている河了貂へ満腹の信が近づき、口に肉まんを詰め込みます。他愛もない仲間同士のやり取りで気が緩んだのか、河了貂はふらっとよろめきますが、そこは信がシッカリ支えました。

 

はい、キングダム王道の、よろめいたヒロインをしっかり抱っこして支える主人公の図です。今回は上手くいったから良かったものの、これで食糧が来なければ全て水の泡になると河了貂は毎日、怖くて仕方なかったようです。それでも自分は軍師だからとストレスを無理やり抑え込んでいたのでしょう。健気なテンちゃん。

 

河了貂の話では斉から運ばれた食糧は半年分は存在するとの事でしばらくは大丈夫そうです。でもま、しばらくは、という点がミソなんですけどね。

王翦

 

何にしても全ては、何も言わない王翦の手配と、必死に戦い、仲間の犠牲を乗り越え、勝利を掴んだ秦の兵士全員の手柄です。

【次のページに続きます】

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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