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この記事の目次
キングダム639話ネタバレ「咸陽もわっしょい」
王翦の計略が当たり、斉から食糧が鄴に運び込まれたという知らせは咸陽にも到着しました。群臣たちは大喜びです、秦王政も、目を見開いたまま玉座に座りました。
政は鄴に駐屯する信の事を考えています、難攻不落の黒羊攻めを回避して、列尾から直接に鄴を攻め落とす。一歩間違えば、中華統一どころか多くの軍勢を失い秦の存亡の危機だった戦い、何度も諦めてしまいそうになるのを耐え抜き、王翦の食糧抜き地獄を檄と光合成で耐え、多くの仲間を失いやっと掴んだ勝利。
政も飛信隊含め、王翦の率いる全ての将兵に感謝したい気分でしょう。これでまた、中華統一の奇跡に一歩前進です!
キングダム639話ネタバレ「塀の中の懲りない李牧」
一方こちらは、邯鄲に護送された李牧、案の定牢獄に放り込まれていました。
趙軍を預かりながら鄴を落とされた責任を悼襄王に問われ、怒った王の命令によるものでした。でも、即座に斬首にならない所を見ると、オフ王、今後の趙の情勢を気にしているのでしょうか?
そこへ、悼襄王の寵臣、郭開がやってきます。
「李牧殿、すべてお主のせいだ、王はお怒りである」
型どおりの責任取れコメントで責めてくる郭開、李牧の目の光は消えてなく、怨敵とはいえ、この郭開に自分の作戦プランを話します。
それは現状、秦は鄴と橑陽を陥落させたものの列尾が手に入っていないという兵站の問題です。これなら、まだ王翦は籠の鳥であり列尾を抑える事が出来れば、半年の持久戦で王翦軍は食糧危機に陥る、だから、秦は必ず列尾に軍勢を差し向けてくるので、まず燕と和平を結び北軍を列尾に移動させ、同時に魏に使いを出し秦の妨害をさせるよう、せめて、馬南慈と雷伯にお伝え願いたいと必死のお願いです。
しかし、そんなもの佞臣の郭開に通じるわけもなく、「わかった、わかった」で握りつぶされてしまいました。ああ、李牧や哀れ、結局王と取り巻きがバカなら国は守れないという王翦の言葉がブーメランに・・・・
キングダム639話ネタバレ「列尾を攻めるファル!」
郭開が李牧の訴えを握りつぶした頃、恐れていた通りに列尾に秦軍が押し寄せてきました。その軍を率いるのは、大将軍騰、元々、魏に侵攻していた騰が昌平君の命令で、防備が薄い列尾にファルファルと攻めよせてきたのです。
煽り:この間の状況を見ると、列尾にいるのは舜水樹と扈輒ですが、この二人に騰の勢いを止められるのでしょうか?そうでなくても、列尾の城は崩れやすくなっているというのに、色々と気になる事を残しつつ、キングダム640話に続きます。
【次のページに続きます】