キングダム642話の論功行賞で、将軍に昇格した李信と蒙恬と王賁、しかし不思議な事に鄴を落とした大手柄の王翦さえ、大将軍にはなっていない様子、王翦がなれないなら、もちろん楊端和も桓騎も大将軍にはなれないわけで、なんだかスッキリしません。
そんな中途半端に終わった642話でしたが、6月11日発売のキングダム643話では、いよいよ新生飛信軍の全容が明らかになりました。
では、今回も行ってみよう、キングダムがキターーーーーー!!
※こちらの記事はキングダム643話のネタバレが含まれているのでご注意下さい
この記事の目次
キングダム643話ネタバレ「飛信軍誕生!」
キングダム643話の冒頭は、李信の屋敷での3日3晩の宴会のシーンから始まります。
そして、後ろ姿の李信のアップから、新生飛信軍の旗が青空に翻る様子に切り替わりました。さすがに、飛信軍のキャラクター1人、1人を説明しているとコマが幾らあっても足りないので、今回は図で飛信軍の編成が説明されます。
最初一番上の中央には将軍李信、李信の右には軍師河了貂で護衛と伝令兵が100名。李信の左側には、副長として五千人将に昇格した羌瘣がいて、騎兵が1500名に歩兵3500名がついています。
さらに、羌瘣の下には左右の副長として、楚水千人将(騎兵1000名)と渕千人将(騎兵200名:歩兵800名)が配置されました。
キングダム643話ネタバレ「総数1万5千名の大所帯」
そして、乱戦に特化した飛麃は今回の編成で2班に分離し、千人将の岳雷が黒飛麃、同じく千人将の我呂が赤飛麃で、それぞれ騎兵500名、歩兵500名を率います。那貴は、従来通り那貴隊を統率して騎兵500名、歩兵500名を率いています。
その下には歩兵長として千人将の崇原で歩兵1000名、傘下には副歩兵長として沛浪が歩兵500名。崇原と同列で、千人将の田有が騎兵500名、歩兵500名、五百人将の田永が騎兵500名を率いています。
さらに、その下には五百人将の竜川が歩兵500名、二百人将の澤圭が歩兵200名。澤圭の下には弓部隊として仁淡兄弟が弓兵800名。百人将として、竜有、尾平、中鉄が歩兵を100名率い、偵察部隊として異民族の石が100名を組織しています。
キングダム643話ネタバレ「飛信軍は鄴に配置される!」
総兵力では15000人で、もう飛信隊というよりは飛信軍という規模になりました。
そして昌平君の号令の下、一カ月間の訓練を施した飛信軍は、秦の東端鄴へと戻っていきます。つまり、李信の戦場は引き続き趙攻略という事になりました。という事は、当然、鄴から進撃して邯鄲に向かって進撃するという意味だと思います。では、桓騎が後に李牧に敗北すると当然、飛信軍も影響を受けるという事になるのでしょうか?
今回も、飛信軍はかなりの数を減らす事になるかも知れませんね。
将軍になった蒙恬と新キャラ
その進軍の途中、李信は蒙恬の楽華軍と遭遇します。説明はありませんが、蒙恬は愛閃という副官を連れていました。口元が隠れていますが、蒙恬に劣らぬ美形で女性か男性かも分かりません。
蒙恬は、趙は土地を明け渡したものの、兵力は温存されて邯鄲を守っているので突破するのは容易ではないと言っています。話の中で、李牧の話が出てきて、蒙恬はこのまま李牧が処刑されれば秦は数万の人間が救われると言いました。
しかし、李信は戦って李牧を討ちたいと口にし、蒙恬にそんな事を軽々しく口にするなと窘められます。ただ、蒙恬も李牧は認めていて、今、中華であれほど国の為に戦っている人間はいないと言い切ります。
でも、だからと言って、自分達には何が出来るわけでもないというのが蒙恬の答えでした。李信が李牧の処刑は近いのか?と聞くと蒙恬は、昌平君の話では、間もなくだろうと回答しました。
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