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【キングダム】悼襄王を殺した鴆毒って何?本当に尻から血が噴き出す?


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鴆毒って何(1P目)

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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どうしたら毒殺を阻止できる?

病に倒れる始皇帝

 

このように狙われたら、回避するのが難しいのが鴆毒です。毒見を置くというのも良い方法ですが、毒見役も買収されないとは限りません。酒を飲んだ後に、鴆毒を酒に仕込む可能性もあり得なくはないのです。

 

そこで、どこからか(さい)の角で造られた(はし)を使えば鴆毒に反応して色が変わるので、毒殺を免れる事が出来るという迷信が広まり、犀箸が王侯貴族で使用される切っ掛けになったようです。

 

本当にいた鴆

 

伝説上の鳥と言われていた鴆ですが、近年パプアニューギニアでピトフーイという雑食性の毒鳥が発見されました。

 

それによると、20種類いるピトフーイの中の、カワリモリモズとズクロモリモズの筋肉や羽毛に強力な神経毒ステロイド系アルカロイドのホモバトラコトキシンが含まれていて、中国の鴆は、このピトフーイの亜種で絶滅して消えたのではないかというわけです。

 

ちなみにピトフーイから毒が発見される前は、ヤドクガエル科のフキヤガエル属の皮膚からのみ見つかっていたそうです。古代中国の文献では、鴆は長江以南の江南にしかいないとされているので、やはり南方の鳥でありピトフーイの近縁だったかも知れませんね。

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

今回は悼襄王を殺した毒は何なのか?を考えてみました。しかし、リアルな話、尻から血が噴き出す毒なんてあるんでしょうか?ほとんど北斗の拳の秘孔みたいなレベルの話のような気がします。

 

全裸で尻から血が噴き出す描写では、kawausoは笑ってしまいましたが、キングダムでは屈指の暗君であるオフ王の最期には相応しい内容でしたね。

 

参考サイト:Wikipedia等

 

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kawauso編集長

kawauso編集長

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