国盗り物語とはどんな内容?実は『麒麟がくる』と繋がっている?

2020年6月20日


 

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国盗り物語 amazon

 

国盗り物語(くにとりものがたり)』は、NHKの大河ドラマとして最も有名な作品の1つです。昭和48年(1973年)に放送されました。

え!?産まれてないですって?

 

明智光秀(麒麟がくる)

 

でも、大丈夫です。まさに今、令和2年(2020年)に放送されている大河ドラマ『麒麟(きりん)がくる』と主な登場人物が同じなのです!

明智光秀を信頼する織田信長

 

そう、斎藤道三(さいとうどうさん)織田信長(おだのぶなが)明智光秀(あけちみつひで)。この3人を軸に描かれました。今回は、そんな『国盗り物語』を観ていない人にも分かりやすくご紹介していきます。

 

『国盗り物語』はダブル主演だった。

斎藤道三

 

『国盗り物語』は、前半の主人公が斎藤道三、後半が織田信長と主役が交代していく構成になっています。また、明智光秀は、斎藤道三の甥とされ、手塩にかけられ育てられます。

 

敵は本能寺にあり!と叫ぶ明智光秀b

 

織田信長は斎藤道三の後継者というポジション。斎藤道三亡き後、明智光秀は織田信長の家臣となりますが、最終的には本能寺で殺してしまうという流れですね。このように、明智光秀は、全体を通して重要な脇役となっています。現在の大河ドラマ『麒麟がくる』では、その明智光秀が主人公です。主役と脇役を入れ替えて、物語を裏側から見てみるという感じでしょうか。

 

国盗り物語の原作は司馬遼太郎

 

 

『国盗り物語』の原作は司馬遼太郎(しば りょうたろう)です。「竜馬がゆく」「燃えよ剣」「坂の上の雲」などの名作を書いた大作家ですね。そのタイトルどおりの「国盗り物語」を中心にしていますが、エピソードしては、「新史太閤記(しんし たいこうき
)
」「功名が辻(こうみょうがつじ
)
」「梟の城(ふくろうのしろ
)
」「尻啖え孫市(しりくらえまごいち
)
」などの作品からも採用されているとのことです。

資金が豊富な織田信長

 

小説でも同じように、前半が斎藤道三、後半が織田信長を中心に描かれています。が、テレビ版の大河ドラマでは、どちらかというと織田信長がメインです。なぜでしょうか。

 

斎藤道三よりも織田信長の方が人気があったから

意気投合する明智光秀と織田信長

 

当然の考え方でしょうね。日本人が最も好きな戦国大名の織田信長。それに比べて、斎藤道三はあまり有名ではありませんでした。しかも、下克上を行ってのし上がっていくという斎藤道三のダーティーなイメージは万人受けしにくいように思ったのでしょう。

 

天下布武を唱える織田信長

 

また、美濃一国というスケール感も、信長の天下統一の壮大さにはかないませんね。戦国ファンや、ダークヒーロー好きからは人気なんですが。司馬先生も、力を入れて書いたのは斎藤道三編だったようです。まあなんのかんのありまして、後半を厚くして織田信長メインで行こうとなりました。そして、キラキラした若手俳優たちを多く配役したのです。

 

国盗り物語の配役一覧(キャスト)

 

織田信長は高橋英樹(たかはし ひでき
)
さんで当時29才。

明智光秀を演じた近藤正臣(こんどう まさおみ
)
さんは31才。

豊臣秀吉の火野正平(ひの しょうへい
)
さんは23才。

濃姫(のうひめ)(斎藤道三の娘で織田信長の妻)には松坂慶子(まつざか けいこ
)
さんが21才で抜擢されます。

 

これにより、老いて力を失っていく斎藤道三に対して、新しい時代を切り開いていく若者たちというイメージがさらに強くなったのです。

【次のページに続きます】

 

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sibagaki

ライター自己紹介: 歴史はやっぱり戦争・動乱期に惹かれてしまいます。平和主義者なのに。。。 好きな歴史人物: カエサル(シーザー) 何か一言: 戦国最強は武田信玄。

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