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キングダム647話ネタバレ司馬尚登場!「河南の動き」レビュー考察


 

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亡くなる李牧

 

次々に希望が潰えて弱音を吐いてしまった李牧(りぼく)の背中で泣いてしまうカイネ。しかし、歴史的に今後の活躍が決まっている李牧にはすでに逆転の策が用意されていました。

 

それは、郭開(かくかい)の追手を振り切る為に、最も邯鄲から距離を取る青歌(せいか)に向かう事です。青歌の城主は司馬尚(しばしょう)ですから、ここでいよいよ司馬尚の登場となるのでしょうか?

 

kawausoさんのキングダムがキター!

 

では、今回も行ってみよう、キングダムがキターーーーー!!!

 

※こちらの記事はキングダム647話のネタバレが含まれているのでご注意下さい

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム647話ネタバレ「この限界状態でラブコメ路線」

 

これまで慕ってきた李牧からの気落ちした発言に、思わず泣いてしまい背中にすがりついたカイネですが、憧れの李牧に自ら抱きついた事で激しく動揺してしまいます。

 

河了貂(かりょうてん)よりは少しお姉さんな感じだったカイネですが、恋愛面ではスーパー奥手であり、李牧への感情を整理しきれていなかった模様で突然李牧に抱きついた事で、自分が李牧を一人の男性として好きなのではないかという気持ちに気がついたようです。

 

これはカワイイですね、今回でカイネのファンは増えたのではないでしょうか?

まあ、kawausoは河了貂一択なんでビクともしませんが(45のオッサンが言う事か!)

 

 

キングダム647話ネタバレ「李牧つおい子、負けない子」

剣を持ち戦う李牧

 

宿営地から、ブツブツ言いながら出てきたカイネを心配した、傅抵(ふてい)馬南慈(ばなんじ)舜水樹(しゅんすいじゅ)のチーム李牧ですが、そこに晴れやかな表情の李牧がテントから出てきます。すでに次の策を考えついたという李牧ですが、その前に仕切り屋の舜水樹が今後のチーム李牧について3つの提案を出しました。

 

①罪を認めて邯鄲に出頭しそのまま処刑される

②このまま逃亡を継続する

③公子嘉か李牧を中心に新しい趙国を建国する

 

キングダム647話ネタバレ「李牧は司馬尚との会見を選択」

史進(水滸伝)

 

舜水樹の提案に対し李牧は険しい表情になり、③は趙を簒奪(さんだつ)するものであり支持が得られないこと、ましてや自分が趙の王になるなどあり得ず、問題発言だと舜水樹を(たしな)めます。

 

そして、①はわざわざ戻って殺されても意味がないと否定しました。

 

残るのは②ですが、郭開からは逃げられても秦の攻勢が続いて邯鄲が落ちてしまうような話になると、逃げている意味もなくなります。そこで李牧が考えた逃亡先が司馬尚がいる青歌でした。

 

この選択肢は予想外とカイネと傅抵は驚きます。読者も想定外だったでしょう。しかし、李牧は司馬尚は邯鄲とは関係が薄いからこそ最も安全である事を強調し、更に今、司馬尚の元に行くのは意味があると告げます。

 

郭嘉

 

李牧は郭開が秦を破る為に自分を必要としている事を熟知していました。今は反目しても、一年と経過しない間に郭開から歩み寄ってくると考えています。その為にも青歌で力を蓄えて交渉を有利に進める材料を揃える必要があるのです。

 

司馬尚は鄴攻めのドサクサで入り込んだ燕のオルド将軍を瞬時に撃破した名将ですから馬南慈も俄然やる気を出しました。という事で李牧の決定に全員が従い青歌に移動する事が決定します。

 

関連記事:キングダムに登場する司馬尚はどんな性格なの?【キングダムネタバレ予想】

 

キングダム647話ネタバレ「扈輒と王翦軍は膠着状態」

三国志のモブ 反乱

 

一方で、王翦(おうせん)軍と扈輒(こちょう)軍の戦いは膠着状態になっていました。

 

郭開が戦いに王都軍を出撃させた事で趙軍の層が厚くなり、王翦でも迂闊に攻められなくなったのです。これらの戦略は投獄されていた李牧から受けたアドバイスを受け売りしたもので、郭開は得意満面ですが、李牧は郭開の性格を見抜いて、自分がいない間は、郭開を使って最低限、秦の侵攻を阻止しようとしたのでしょう。

 

そのままいたずらに時は流れ、紀元前235年、秦国では雪が降る季節になります。つまり、王翦は悼襄王死去のチャンスを活かせないまま鄴まで撤退という事になります。ここは仕方がないでしょう扈輒を斬るのは桓騎(かんき)と決まっているからです。

【次のページに続きます】

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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