こちらは2ページ目になります。1ページ目から読む場合は、以下の緑ボタンからお願いします。
監修者
kawauso 編集長（石原 昌光）
「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。
コンテンツ制作責任者
おとぼけ（田畑 雄貴）
PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。
この記事の目次
キングダム648話ネタバレ予想「世代交代はキングダムのキモ」
原泰久先生は、キャラの葬り方と新キャラの登場のさせかたに独特の美学があります。それは、古いカリスマが堕ちる時には、新しいカリスマの力によるという事です。
李牧にしても当初は意図的に軽いニーチャンキャラでしたが馬陽の戦いで龐煖をけしかけて王騎を討ち取った辺りから、キャラクターに重々しさが加わり合従軍編では、その盟主に近い振る舞いをするまでに成長しました。
それも、王騎を討ったからこそ、このような凄味を身につけたという説得力を出す為です。
史記においては桓騎を討ったのは李牧ですが、捕えたのは司馬尚という変則的なストーリーも設定可能であり、あの桓騎を苦も無く倒したという名声を六国に轟かせるという仕掛けも可能でしょう。
キングダム648話ネタバレ予想「顔を出さないのはボスの証」
そもそも、514話での初登場でも司馬尚はなめた事に顔を出していません。確認できたのは、毛先にカールが掛かった長髪と背中の鍛え上げられた筋肉だけです。
jojoファンは、暗闇で半裸になって背中を見せている司馬尚のショットを見た時に、これはジョジョ第3部のスターダストクルセイダーズの冒頭で、ジョセフがハーミットパープルのスタンドで念写したdioの後ろ姿だと直感した筈です。
何が言いたいのかと言うと、顔を出さない敵キャラはボス並みの扱いだと言いたいのです。もっともこれだけ重々しく登場して、軽い性格だったらそれはそれでギャップで面白いですが、ここまでの司馬尚の動きを見ている限り、相当なクソマジメなキャラではありそうです。
キングダム648話ネタバレ予想「静の李牧に対し動の司馬尚か？」
鄴攻めでは、ワープまでして見せて動きまくりまくりすてぃの李牧でしたが、本来は一カ所でジッとして策を張り巡らせるのが得意なタイプです。一方の司馬尚も、青歌から出てこないので守りのタイプに見えますが、李牧も司馬尚も守りでは話が進まないので、恐らくガンガンに攻めてくるような気がします。二人のコラボに翻弄される桓騎や王翦が見ものですね。
キングダム648話ネタバレ予想「史実ではほぼ記載がない司馬尚」
司馬尚は史記に出てくる実在の人物ですが、経歴は不明で紀元前229年に突如、李牧の右腕として登場して王翦と羌瘣の動きを食い止め、郭開に賄賂を贈った秦の計略で李牧は誅殺され、司馬尚は解任、更迭されています。
ただ、先祖は代々、趙の将軍で祖父の司馬蒯聵は剣の達人として記録されているそうなので、司馬尚も剣の腕には優れているかも知れません。
キングダム（春秋戦国時代）ライターkawausoの独り言
司馬尚は、相当な気合を入れて出している敵キャラなので桓騎を捕えるような大手柄を立てるとkawausoは予想します。もちろん、捕えられた桓騎は処刑でしょうけどね。
参考文献：史記
キングダムファン向け：キングダムに関する全記事一覧
関連記事：キングダム647話ネタバレ司馬尚登場！「河南の動き」レビュー考察
関連記事：キングダム647話ネタバレ予想「公子嘉が郭開の人質になる」
