誓いを立てるという仕草は、世界各地で違うものだけど、三国志の世界でも幾つかある。
孫権は天を指さして嘘は言わないと誓っているけど、それ以外にも誓いの立て方があった。
正史三国志、田疇伝には、以下のようにある。
田疇は公孫瓚に釈放され、一族とその他従属者数百人を率いて北に帰った。
そして、地面を掃き清めて誓いを立てた。
「主君のために復讐しなければ私は世の中に立っていくわけにはいかぬ」
この主君というのは、公孫瓚に殺された劉虞の事なんだけど、誓いのやり方が地面を掃いて清めるというのが面白い。
これは多分、地面の神に誓っているんだろうな。
そうそう、孫権だけど、あの時は酔っていたからを言い訳にして、天に誓った事を守ってない。
前回記事:今日のkawauso19「やはり鄴は監獄だった?」
■古代中国の暮らしぶりがよくわかる■