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【戦国の人気者】忍者の戦場での重要任務とは?

2020年8月30日


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戦場での重要任務(1P目)

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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本格的な諜報道具

暗殺(寝ているシーン)モブ

 

忍者と言えば、しのびという位ですから、敵地にしのびこんで情報収集や攪乱(かくらん)工作をするのも仕事でしたが、この諜報道具もなかなか本格的でした。

 

岡山藩の伊賀忍者が残した門外不出の「忍秘伝(にんひでん)」によると、盗聴器の元祖であるサヲト聞金(ききがね)というものがあり、真鍮製(しんちゅうせい)で耳に当てると、100m先の話声も聞こえるそうで、しのび第一の重宝とされているとか、、

 

もう一つは、変装ですが、屋敷や城に忍び込むときには、小男が猿に扮装して忍び込み、実際に猿の皮を被って完全に猿に化ける事もあったようです。

 

 

現在より緑が多く、日本猿も多く生息していたから猿に化けるのが一番自然だったのか、なんにしても本格使用ですね。

 

戦国時代ライターkawausoの独り言

内容に納得がいかないkawauso様

 

磯田道史氏によると、忍者は知名度こそ高いものの、その存在は秘匿(ひとく)されるものとして記録が残らず、記録が残らないので、当然、史料に乏しく、あまり研究が進んでいるとは言えないジャンルなのだそうです。

 

kawausoも、忍者の戦場での任務、瀬踏みについては、これまで全く知りませんでした。今後も研究が進んでいけば、意外な事が忍者の重要な役割だったという歴史の新発見に繋がっていくのかも知れませんね。

 

参考文献:磯田道史 歴史の愉しみ方 中公新書

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-戦国時代 (日本)