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今日のkawauso30「馬車で磔になる徐庶」

2020年9月10日


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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kawauso

 

罪人の晒し方には色々あるけど三国志の時代の中国の晒し刑は少し変わっている。

以下は、正史三国志諸葛亮伝に付属する徐庶伝

 

徐庶のかつて名は福で、もとは単家の子であり、若くして任侠と撃剣を好んだ。

後漢の中平の末に人のために仇討ちをして白土で顔を汚しザンバラ髪にして逃げたが、

刑吏に捕らわれ、名前を言えと尋問されても、固く口を割らなかった。

刑吏はかくして車上に柱を立てて磔(はりつけ)にし、鼓を打ちて市に晒(さら)したが、

徐庶を知ると言う者はなく、その仲間が救助にやってきて脱出できた。

兵糧を運ぶ兵士

 

顔を白くして髪を解くのは狂人の振りをして刑吏の目を欺くという意味だが、

車上に柱を立てて磔にし鼓を打って市場に晒すとは面白い。馬車に引かれた磔台の徐庶が市中を巡回したのだろうか?

こんな風に晒し者になっているのは、kawausoが知る限り徐庶1人だ。

前回記事:今日のkawauso29「やはり関羽は単独行動では?」

 

徐庶特集

 

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-kawauso編集長ぼやき