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今日のkawauso29「やはり関羽は単独行動では?」

2020年9月9日


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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諸葛亮が北伐に向かう直前に、劉備の事を誹謗中傷したとして処罰され庶民に落とされた廖立(りょうりつ)という人がいる。あの龐統と双璧ですと諸葛亮が孫権に言うくらいの天才だが、劉備が死んだ後に諸葛亮に左遷されてふてくされた。

 

ゆるキャラ龐統

 

それでよせばいいのに、チクられるのを知らずに北伐に出る前の丞相掾(じょうしょうえん)李邵(りしょう)蔣琬(しょうえん)が来た時に愚痴った。

以後は正史三国志廖立伝

 

軍が遠征(北伐)しようとしているが、(けい)ら諸人はその事をよく(つまび)らかにしておくのだ。

昔、先帝は漢中を攻め取らず、奔走して呉人と南三郡を争いついには三郡を呉にくれてやり

いたずらに将兵を疲労させ何にも出来ずに終わった。

 

漢中を失った後に夏侯淵・張郃を巴に深入させ、一州を失う所だった。

後になってようやく漢中を獲ったが関羽を死なせて1人も帰還できず

上庸は敵に奪われ、いたずらに一方面を失った。

 

これは関羽が勇名を(たの)んで軍の法規なく、ただ意のままに突撃したせいで

ゆえに前後にしばしば軍兵を失ったのだ。

 

碁をうつ関羽

 

関羽の部分がとても気になるが、やはり樊城攻めは関羽の単独行動で劉備は制止出来なかったように見える。廖立は劉備にちゃんと関羽を管理して従わせていれば、こうはならなかったと愚痴っているのではないか?

 

前回記事:今日のkawauso28「ああいえば孔融を黙らせた男」

 

馬謖

 

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-kawauso編集長ぼやき