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岩村城とはどんな城跡?もうひとりの「おんな城主」の里いわむら


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岩村城とはどんな城跡(1P目)

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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岩村城を再現したCG画像を体験しよう!!

 

1718年、石垣修復の許可申請のために作成された「享保の岩村城絵図」を元に、忠実に再現したコンピュータグラフィックの画像を観ることができます。城内 15 ヶ所に掲示された QRコードをスマートフォンやタブレットで読み込むと、それぞれ の箇所の解説とともに映像が流れてくるという仕掛けです。

 

最近、いたるところでこういったサービスに遭遇しますね。実際に復元するより圧倒的に低予算でできる筈です。VR(バーチャル・リアリティ)の技術も日進月歩ですから、リアルな体感ができる場所が増えてくれると、より史跡探索が愉しくなりますので、嬉しい限りです。

 

城下町を散策してみよう!!

 

JR中央本線恵那駅から明知鉄道に乗り換えて岩村駅で下車すると、岩村城跡につながる本通り周辺には、全長1.3kmにわたり古い町並み(商家やなまこ壁、旧家)が残っています。

 

武者窓(外壁に設けた、太い縦または横の格子の入った窓)が残る旧家(問屋)があったり、染工場の旧家では染物の工程を学ぶことができます。他にも、建物内に絵画を中心に展示し「いわむら美術の館」としてオープンしている旧家や、鉄砲鍛冶の旧家など、計六件の旧家が無料で公開されており、見ごたえ満点です。

 

戦国時代ライターかずさんの独り言

戦国史ライターかずさん

 

いかがでしたでしょうか。歴史散策ポイント「岩村城」はお財布にも優しく、様々な角度から楽しめる場所でした。桶狭間の戦い、といった有名な合戦においても、その過程で小さな城を舞台にした奪い合いが行われていましが、「岩村城」のような小さな城跡には、そういった戦国時代まっただ中の息遣いを感じることができます。

 

江戸時代での一国一城令、そして明治時代での廃城令と、城は次々に姿を消してしまったわけですが、「岩村城」は太平の世になった後も、領地の統治としての城として生き残った、数少ない城のひとつです。

 

山城は山奥であるがゆえに建造物は残っていなくても城跡として残っていることも多々あります。大きな天守閣の見学も良いですが、城跡に思いを馳せることも、お城の楽しみ方ではないかと思います。こちらも健脚の方が楽しめそうですね。本丸御殿が復元された名古屋城、そして犬山城と合わせた訪問計画がおすすめです。

 

参考URL:

女城主の里いわむら【公式】戦国の世を凛として生きた、おんな女城主おつや

 

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はじめての戦国時代

 

 

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かずさん

かずさん

ライター自己紹介: 歴史との出会いは小学生の頃、図書館にあった日本の歴史に関する「漫画」でした。その後、ベタですがNHKの大河ドラマが好きすぎて「戦国時代」と「幕末」にはまっていきました。最近では城郭考古学者である千田先生の影響で「城」に一番の興味を持っています。先陣をきって攻めている足軽の気持ちになっての城散策が最高に楽しいです。 好きな歴史人物: 土方歳三、前田慶次、山本勘助、北条早雲、関羽雲長 etc 何か一言: 教科書で習ったイメージと事実とのあまりにも大きなギャップに驚きを隠せない今日この頃です。

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