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この記事の目次
キングダム686話ネタバレ「扈輒のささやき」
扈輒は拷問官に雷土には少し手加減するように命じてあり
「後ろの2人はダメだが、お前は片腕はなく足に違和感は残っても回復し女も抱ける」と伝えます。
そして、最後の質問として「桓騎は何を考えている?」と尋ねたのです。
扈輒は、雷土が桓騎の作戦を言おうが言うまいが、趙軍の大勝利は間違いないと信じています。しかし、総大将たるものは自軍の損害は可能な限り小さく抑えたいと言い
「桓騎がここにいても同じく仲間を売るだろう」と伝えます。
キングダム686話ネタバレ「桓騎は掃きだめの鶴だ!」
ところが、扈輒の言葉に雷土は自分でも驚くほど猛反発!
自分達は人間のクズで仲間を売るなどなんとも思っていないと言いながらも桓騎だけは庇いました。
「もし、お頭がここにいても、お前らには絶対に何も教えない。あの人はゴミダメの中で俺達を拾ってくれた最高の男だ!」と雷土は叫びます。
その時雷土は、これまでずっと分からなかった桓騎の本質に触れた気がしました。扈輒は拷問を続行する事を決定し、時間が惜しいとして龍布に龍白公の地位を継がせ趙軍左翼の指揮を任せます。
趙の拷問官は、拷問を続けて必ず吐かせてやると息まきますが、雷土は俺は味方の砂鬼一家の凄まじい拷問を見ているから、こんなチンケな拷問では何も感じねえと啖呵を切ります。扈輒も表情は変えませんが雷土は一言もしゃべらずに死んでいくのだと悟ったような顔をしました。
キングダム686話ネタバレ「雷土拷問死…」
奇妙に落ち着いた心で雷土は、
(やはりちゃんと桓騎と話をしておけばよかった)と心の中で呟きます。
心の渇きを共有するだけに、そういうマジな話をする事をお互いに避けていたのが、今さらのように悔やまれたのです。同じ頃、どこかを進軍している摩論と黒桜だけは、何かを感じ取ったように空を見上げますが、すぐに何でもないと進軍を続けました。
ついに雷土死す!扈輒を撃破し、雷土の変わり果てた姿を見た時、桓騎は鬼に変わるのか?キングダム687話を乞うご期待!
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